2021年の5月20日から開催される全米プロゴルフ選手権で距離計測器が使えるようになりました。
距離計測器でも使用できるのは、距離のみを測れるもの。
風や高低差は知れません。
なんで、いきなり距離計測器が使えるようになったのか??
これは、2019年にゴルフのルールが大幅に改正たことに関連しています。
ゴルフのプレー時間の短縮を目論んだものだと思われています。
時間がかかりすぎるというのがゴルフ離れの一つと思われていて、ゴルフ普及の一環です。
使用許可を決めた全米プロゴルフ協会のジム・リチャーソン代表は「プレーの流れを改善するのに役立つ可能性があるものには常に関心がある」と時間短縮への言及をしています。
個人的には、自然との闘いの中に人間のテクノロジーが入るような映像が入るとちょっと残念な感じです。
ゴルフってプレーヤーとゴルフ場の戦いと思われていますが、そこにサポートしているプロキャディも重要なポイント。
プロキャディさんは、プレーヤーをベストルートに指南する案内役。
そして、その案内にプレーヤーが打っていく。
それが面白さの一つでもあるのに、キャディさんの仕事が一つ取られてしまって残念です。
しかし、通常のラウンドでも距離計測器が非常に便利で時間短縮になります。
今後のゴルフ普及にはしょうがない流れなのかもしれませんね。
一度、試してみて良かったらトーナメントで使われるのも通常になるかもしれません。
ちなみに全米プロゴルフ選手権の他にも、
・米シニアメジャーのキッチンエイド シニア全米プロゴルフ選手権
・海外女子メジャーのKPMG女子PGA選手権
でも、距離計測器の使用が出来るようです。
今年も違ったメジャーゴルフの景色がみれるので楽しみです。