足裏を鍛えていますか?ゴルフに重要なので気にしておきましょう。

池野谷です。

足裏を鍛えていますか?

なんのこと?と思われるでしょうね。

これは足の裏の感覚ってことです。

 

私が研修生の頃、グリーンを刈るという作業がありました。

 

お客様がプレーをするの前の早朝にグリーンを刈るんです。

だいたい、横幅60センチくらいの芝刈り機で行ったり来たりと往復しながらグリーンの芝を刈ります。

 

研修生ってそんな業務もするのとお思いですが、当時のゴルフ場ではそういう作業もしていました。

 

その頃、ゴルフ場に所属していたシニアのプロに衝撃の一言を言われました。

『裸足でグリーンを刈りなさい。』

えっ マジ??という感じでした。

 

昔のゴルフ漫画にありそうな話ですよね。

さすがに裸足になりませんでしたが、気にしていると言っている意味の真意は伝わってきました。

 

単純な芝を刈るという作業の中でも、

・グリーンの傾斜。

・グリーンの固さ。

・時期によって芝の刈れる量が違う。

・芝に肥料を与えたあとの芝の太さ

単純な芝を刈る作業の中でも、気にしていると色々と気づかされる点がありました。

 

それを覚える為に裸足で刈りなさいという言葉が出てきたんです。

 

でも、ゴルフで足裏の感覚って非常に重要なポイントになります。

 

【グリーン面が柔らかく感じる】
・グリーン面にボールが落下した後にボールが転がらないだろう考えられる。
グリーンが柔らかい。

・柔らかいということは、水分量が多いのでグリーンのスピードが遅い。

 

【グリーン面が硬く感じる。】
・グリーン面にボールが落下した後にボールが転がってしまうと考えられる。
・硬いということは、芝が乾いているのグリーンのスピードが早い。

 

その他に、グリーン面では細かな傾斜も足裏のバランスで傾斜を判断することもできます。

 

バンカーなどでは、

【バンカーの砂が多くて柔らかいと感じる】
・あんまり打ち込んで打ってしまうとダルマ落としのようなミスが出てしまう。
柔らかい場合は、払うような打ち方が好ましいです。

 

【バンカーの砂が少なくて硬いと感じる】
・砂が少ないとバンスが弾かれてホームランになってしまう場合がある。
硬い場合は、エクスプロージョンショットと言って打ち込み系の打ち方の方が好ましいです。

 

などと打ち方を変えてミスを防げることに繋がります。

 

プロゴルファーは自然と足裏の感覚などを使って状況判断しています。

 

自宅でも出来る簡単な足裏の鍛え方

自宅でも出来る簡単な足裏の鍛え方。

1つ目は、できるだけ素足でいることです。

素足でいることで足裏の感覚が敏感になってきます。

そして、ただ素足ではダメです。

足裏に意識を置いておくことで脳が刺激されていくと思います。

 

そして、クラブを持たなくても良いので目をつぶって素振りなどをすることが効果的です。

人間は目からの情報を使ってバランスを取っています。

目をつぶると視界の情報がなくなるので足裏を過敏にしてバランスを取っていかなといけません。

試しに目をつぶって素振りすると、バランスが非常に悪くなることが分かると思います。

 

まとめ

アマチュアの方はさすがに足裏の感覚を気にする方は少ないでしょう。

しかし、ゴルフ場に出ている回数が多いプロゴルファーは自然と身につけています。

そして、地面が硬い柔らかいの状況判断を打ち方に繋げています。

上級者を目指している方はこんな細かなことも気にしておくと良いでしょう。