2022年6月3日、PGAツアー『メモリアル・トーナメント』初日に残念ながら松山 英樹が失格となってしまいました。
非常に、残念、、、
松山プロの米ツアーで初優勝を飾ったのが、このメモリアル・トーナメント。
思い出の試合でもあり、全米オープン前のトーナメントで調整を踏まえていたはずなので残念です。
では、松山 英樹はなぜ失格になってしまったのか?その理由を紹介していきます。
ことの発端は、ゴルフメディアの方が松山プロのフェアウェイウッドをSNSで紹介したようです。
その写真がこちら、フェース面に白いペインが入っているが分かりますよね。
引用:Jonathan Wall twitter
この写真を見た方が大会関係者に連絡をして発覚したようです。
問題なのは、フェース面のスコアライン及びフェースにペイントをつけてしまったことです。
写真を見てみると、白のペイントが結構分厚くついているのがわかりますよね。
スコアラインというのは、フェースに入っているラインのことです。
このスコアラインというのは、ボールにスピンがかかるのに重要な役割を持っています。
白のペイントがスコアラインからも大きくはみ出して、フェースに厚くついているのが写真でわかります。
本人の真意は、白のラインが入ったことでヘッドを正しく構えやすくなるという目的。
競技委員が触ったところ、結構凹凸があったのでしょう。
そうなると、ボールの回転に影響が出てきます。
ここが、失格のポイントです。
ゴルフ規則の4a(3)の中で、
ラウンド中にクラブの性能を故意に変えること。プレーヤーは、ラウンド中(規則 5.7a に基づいてプレーが停止されている間も含む)、その 性能特性を意図的に変えたクラブでストロークをしてはならない
上記のような規則があります。
その性能を意図的に変えたクラブでプレーをしたとみなされて失格になったということです。
初優勝の舞台、そして全米オープン前の試合での失格は非常に痛いです。
2週間後にメジャーの全米オープンが控えているのでぜひ、頑張って欲しいです。
幼少からプロゴルファーを目指し、2007年より本格的にレッスン活動を開始。
片山 晋呉プロを4度の賞金王へと導いたツアープロコーチ谷 将貴の主宰している
TANI MASAKI GOLF ACADEMY 21 の公認インストラクター
多くのアマチュアの方を上達やお悩みに応えています。