練習場では、携帯で自分のスイングをチェックする方が増えてきました。
私も、練習する際は必ずチェックをします。
但し、
・スイングの見方が分かっていること。
・携帯を正しい向きでチェックしていること。
この2つは必須です。
かっこよさ、綺麗さも重要ですが上達には結びつきません。
レッスンに通っている方であれば、チェックポイントはわかりますが闇雲にスイングの形を気にしても迷宮入りします。
そして、携帯でスイングを撮る際のカメラの向きも非常に重要です。
スイングのクラブの動きは面ですから、違う向きで撮ってしまうとスイングの軌道がズレて見えてしまいます。
正しい方向で携帯で撮っておかないと、チェックする意味が残念ながらありません。
私のレッスンでも、球の方向性を直すチェックの一つでスイング軌道を治すことを行います。
次のレッスンまでに、練習メニューをお伝えしてチェック方法もお伝えします。
そして、レッスンにお越しいただいた際に、あれっ練習場ではばっちりだったのに・・・
ということがあります。
そうならない為にも今回は、携帯でスイングを撮る際の正しい方法をご紹介します。
幼少からプロゴルファーを目指し、2007年より本格的にレッスン活動を開始。
片山 晋呉プロを4度の賞金王へと導いたツアープロコーチ谷 将貴の主宰している
TANI MASAKI GOLF ACADEMY 21 の公認インストラクター
多くのアマチュアの方を上達やお悩みに応えています。
携帯・カメラを置く高さ
まずは、携帯をセットする際の高さです。
カメラの高さは、正面・後方ともにグリップの位置の高さに合わせましょう。
携帯でスイングを撮る際の正しい撮り方(後方から)
スイングを後方からチェックする。
後方からスイングをチェックする目的としては、
・スイングの軌道をチェックする。
・体の上下、左右のブレ
などを見ていくこと多いです。
正しい置き方は、
目標とグリップを結んだ真後ろに置きましょう。
カメラを自分の正面側にズラして置いてしまうと、下記のようになってしまいます。
撮る方向が違うと、同じスイングでもこのようにスイング軌道がズレて見えてしまいます。
左:正しい撮り方 右:カメラを自分の正面側にズラして置いた場合
正しいところに、カメラをセットして撮るとオンプレーンのスイング。
カメラを上記のように、自分の正面側に置いてしまうとインサイドアウトに見えてしまいます。
逆に、自分の背中側に置くとアウトサイドインに見えてしまいます。
全然、違いますよね。
撮る方向が違うと、間違った練習をしてしまっています。
練習が無意味・・・ということに。
携帯でスイングを撮る際の正し撮り方(正面)
続いて、自身の正面側です。
自分の体のセンターに合わせ直角になるように置きましょう。
そして、グリップの高さにセットします。
携帯でスイングを撮る際の設定(iphone)
スイングを撮る際の、携帯側の設定です。
設定をしっかり行うことで、綺麗に撮れる。
正確に撮りやすくなります。
携帯の画質を良くする。
画質を良くしていきます。
① 設定からカメラを開きます。
② ビデオ撮影をタップ
③設定を変更します。
初期設定では、1080p HD/30 fpsになっています。
そこを、1080p HD/60fpsに変更します。
この設定にすると、スイングが滑らかに見えるようになります。
角度を正しくする。
次は、自身の角度が正しくなるように携帯のグリッド機能を使います。
① iphoneの設定からカメラを開きます。
② カメラ機能のグリッドをオンにします。
③ 携帯の画面に縦、横のラインが出ます。
これで、スイングを撮影した際に斜めになってしまっていたりなどが分かります。
スイングを携帯で正しく撮る方法【動画で解説】
動画で分かりやすく解説します。
まとめ
いかがでしたか?
せっかく携帯でスイングをチェックをしても、撮り方が間違っていたら無駄です。
というか、ヘタになる練習をしてしまっています。
むしろ練習しない方がましかもしれません。
そうならない為にも、正しくスイングを撮ってみて下さい。