たまに、リバースピボットというゴルフのスイング用語が出てきます。
何それ?と思う方は多いのではないでしょうか?
★リバースピボットのミスの傾向
★リバースピボットの原因
★リバースピボットの直し方
★リバースピボットのまとめ
幼少からプロゴルファーを目指し、2007年より本格的にレッスン活動を開始。
片山 晋呉プロを4度の賞金王へと導いたツアープロコーチ谷 将貴の主宰している
TANI MASAKI GOLF ACADEMY 21 のゴルフコーチ。
レッスン歴13年の経験をもとに記事を書いています。
リバースピボットとはどういう意味?
スイング中のトップオブスイングに来た際に、上体の軸が逆に傾いているスイングのことをリバースピボットと言います。
アドレスから見てみましょう。
通常、アドレスは右利きの方であれば、少し右足側に傾いています。
当然、そのままテークバックして捻転をしていくと右足側に上体が傾くのが正解です。
しかし、左足側に上体が傾いたトップオブスイングのことを、リバースピボットと呼んでいます。
リバースピボットのミスの傾向
リバースピボットによるミスの傾向をお伝えしていきます。
①アウトサイドイン軌道になりやすくなる。
・体を捻転する量が少ない為、上体がすぐに開くやすくなる。
・右サイドが高い位置になる為、クラブがアウトサイドから降りやすくなる。
結果、アウトサイドインのスイング軌道になりやすい。
↓ ↓ ↓ ↓
②ボールが上がりづらくなる。
当然、上体の軸が打ちつけるように下に向いていますので、そのままの軸でボールに打ちに行くとボールが上がりづらくなります。
リバースピボットの原因
リバースピボットになってしまう動きを解説していきます。
リバースピボットになってしまう方は、腰が回転せず横にスライドをしています。
【アドレス】
分かりやすく、右こぶしにポイントを置きます。
↓ ↓ ↓ ↓
右腰が回転せずに、横にスライドすることが原因で上体の軸が左足側に傾いてしまいます。
この腰の動きがリバースピボットになってしまう原因です。
リバースピボットの直し方
次に、リバースピボットの直し方をご説明します。
【アドレス】
↓ ↓ ↓ ↓
右腰を左足の方向に回転させていきます。
そうすると、リバースピボットが直り正しい体の回転になります。
リバースピボットを直す練習方法
まずは、体の動きを覚えていきましょう。
① クラブを持たず太ももの外側に腕をダラーンと垂らしましょう。
② その態勢から左手の平で右ひざの外側をタッチしましょう。
この体の回転の動きを覚えていきましょう。
ちなみに、リバースピボットになってしまう方は右ひざの横に手のひらが届きません。
リバースピボットのまとめ
今回は、リバースピボットについて解説しました。
まず、用語を知らなかった方はゴルフスイング用語を知ることができたと思います。
そして、リバースピボットのスイング動作になってしまうと、
・アウトサイドイン軌道のクセがつき左へのひっかけやスライスの原因になる。
・ボールが上がりづらくなる。
などのミスが出やすくなります。
ぜひ、自分のスイングを撮ってみてリバースピボットだな。
上記のミスがでるなということであれば参考にして直してみて下さい!