グリーンに向けて打った打球はグリーンにまっしぐら。
グリーンを捕らえた打球が、カキーン。
高くボールが上がる。
そして、グリーンの奥に消えていく。
結構、やる気なくなりますよね・・・
グリーンが凍っていた訳です。
冬の最大の敵、グリーンが凍っている際にどんなところに気をつけてプレーをしたら良いのか？
今回は、凍っているグリーンへの攻略のポイントを紹介します。
幼少からプロゴルファーを目指し、2007年より本格的にレッスン活動を開始。
片山 晋呉プロを4度の賞金王へと導いたツアープロコーチ谷 将貴の主宰している
ＴＡＮＩ ＭＡＳＡＫＩ ＧＯＬＦ ＡＣＡＤＥＭＹ 21 の公認インストラクター
多くのアマチュアの方を上達やお悩みに応えています。
凍っているグリーンの攻略方法
真冬の凍ってるグリーンはいつも通りのゴルフの考えは通用しません。
例えて言ったら、凍っているグリーンはグリーン面の素材がコンクリートになっていると思って良いです。
コンクリートの上にボールが落ちらた、カキーンと跳ねるでしょう。
そういう考えです。
必ず、ピタッとスピンがかかって止めるなんてことはありません。
その為、グリーン手前から徹底的に転がして打っていくという発想を持って攻めましょう。
もしグリーン手前から転がして乗せられないという状況であれば、アプローチで寄せワンという発想に切り替えましょう。
その場合、グリーンエッジからピンまでの距離が遠い側にボールを外しましょう。
なぜなら転がして寄せられるからです。
エッジからピンまでの距離が近いと高く上げるアプローチになってしまい跳ねてしまうと計算が出来ません。
凍っているグリーンは情報戦です。
あとは、凍ってるグリーンは情報戦です。
あらゆる情報をゲットしておくべきです。
凍っているグリーンは打ったとこ勝負では正直きついですからね。
日の当たる場所を気にする。
日当たりが良い場所はは、グリーン面が冷えないので凍りづらいです。
その為、グリーン面の日当たりを気にしておきましょう。
グリーン近くの木などと朝日が昇る方向で日が当たっているかを考えます。
ずっと影っている場合は必ず凍っている場合が高い。
影がかからず日当たりが良い場所は凍っていない。
などの考えを持ちます。
ゴルフ場のスタッフに聞いてみる。
自分のホームコースであれば勝手がわかります。
ですが、初めてのコースなどではコースの状況は分かりません。
キャディさんやマスター室のスタッフに、
・どのホールが凍っているのか？
・何番くらいまでグリーンのシートがかかっているのか？
などを聞いておくと良いです。
『今日の気温であれば、2番ホールのグリーンは凍っているかもしれません。』などと教えてくれます。
まとめ
冬の凍っているグリーンは正直、対処のしようがないです。
冬の凍っているグリーンの攻略方は、
・グリーンの手前から転がして攻める。
・グリーン手前から転がせない場合は、エッジからピンの距離が遠い側に外して転がしのアプローチで寄せワンを狙う。
あとは、情報をとにかく集めること。
・グリーン面に日が早くから当たるかを考える。
・スタッフの方に、グリーンが凍っているか確認する。
これが冬の凍っているグリーンの攻略方法です。
正直、グリーン面にボールを綺麗に止めるのは至難の業です。
参考にしてプレーしてみて下さい。