梅雨時のどんよりとした天気。
曇り空でジメジメした空気。
こんな時、空気が重いからいつもより飛ばない。
そんなこと聞いたことはありませんか??
私も、どんよりしてジメジメ。湿度が高いからボールが飛ばないと思っていました。
湿度が高いと空気中に水分が多く含んでいて、飛ばないイメージですが実際どうなのでしょうか?
幼少からプロゴルファーを目指し、2007年より本格的にレッスン活動を開始。
片山 晋呉プロを4度の賞金王へと導いたツアープロコーチ谷 将貴の主宰している
TANI MASAKI GOLF ACADEMY 21 の公認インストラクター
多くのアマチュアの方を上達やお悩みに応えています。
湿度が高いと飛距離はどうなるのか??
この天候による、飛距離の出る出ない。いったいどうなのか?
これは、空気密度いわゆる空気抵抗が関係してきます。
例えば、標高の高いゴルフ場に行くとよく飛ぶと言われますよね。
これは、気圧が下がっている為です。
空気密度が低くなり空気抵抗が少なくなることで飛距離が飛ぶようになります。
さぁ 科学の勉強です。
湿度が高くなると、空気密度はどうなるか??
正解は、空気密度が小さくなります。
つまり、空気抵抗が少なくなるということ。
湿度が高いと、空気が重くて飛ばない。と思われている方が多いと思いますが、
科学的には、湿度が高い方が空気抵抗が少なくなりボールは飛びやすいんです。
しかし、その度合いはかなり小さい為、あまり考えなくても良いです。
湿度が高いときに、ボールは飛びやすいのか?正解は、あまり変わらない。
ただ、私個人の意見ではフェアウェイやグリーンが柔らかくなっている気がするので
グリーン上ではランが出づらくボールが止まりやすいので距離が落ちるという気がします。
湿度が高いと飛距離が落ちるのか?のまとめ
いかがでしたか?
良く湿度が高いどんよりとした天気の時には、『空気が重くて飛ばない』と言われます。
しかし、イメージとは逆に湿度が高いと空気密度が減り空気抵抗がなくなるので科学的には飛びやすくなります。
とわ言ってもさほどのことではないので、通常と同じ距離で打って頂ければ良いと思います。
ぜひ、空気が重いと言って飛ばないという方には教えてあげてください(笑)