パットイズマネーと言われるほど、パターはゴルフにとって重要です。
ゴルフ初心者の方は、ドライバーがとにかく曲がるのでOBなどでスコアを崩すことが多いでしょう。
しかし、ドライバーのOBの壁を超えたらショートゲームを徹底的に行うことで更にスコアアップが望めます。
ゴルフに行って36パット以上の方は、まだまだスコアが簡単に減る余地が大いにあります。
その為には、基本のパターの打ち方をまずは覚えていきましょう。
パターに型なし。と言われますが、守るべきポイントはあります。
今回は、基本のパターの打ち方・ストロークをご紹介します。
基本のパターの打ち方を学ぶことで、
・パット数が多くスコアが悪い。
・まだゴルフを始めたばかりの初心者の方。
このような方たちは非常に参考になると思います。
幼少からプロゴルファーを目指し、2007年より本格的にレッスン活動を開始。
片山 晋呉プロを4度の賞金王へと導いたツアープロコーチ谷 将貴の主宰している
TANI MASAKI GOLF ACADEMY 21 の公認インストラクター
多くのアマチュアの方を上達やお悩みに応えています。
パターの打ち方。守るべき3つのポイント。
パターの打ち方を紹介していきます。
構え方が分からない方は、別記事を一度確認してください。
イケノヤ コーチパターの構え方は非常に重要です。メンタルに強く、再現性が高い振り方をするには構え方をしっかりと覚えておく必要があります。 今回は、パターの構え方。初心者から上級者まで守って欲しいポイント[…]
パターの打ち方で重要なのは、打ち出したいターゲットにフェース面を直角に向けてインパクトできるかです。
その為にはパターのヘッドの動きを、フェースの向きが変わらずに、出来るだけ真っすぐに振れること。
基本のパターの打ち方には重要な3つのポイントがありますのでご紹介していきます。
パターの打ち方① 肩の回転の仕方
パターを出来るだけ真っすぐに打ち出す為には、目標ラインと肩を平行に使っていくことが重要です。
構えたら、首の付け根を軸として肩と腕で6角形が出来ると思います。
肩のラインを目標ラインと平行に合わせます。
そして、目標ラインと平行に肩を上下に動かしていきましょう。
【テークバック】
【フォロースルー】
肩の動きを目標ラインと平行に上下に動かすことによって、ストロークが出来るだけまっすぐに振れます。
この際、正面から振り方を見てみましょう。
首の付け根を軸とした、6角形は変わらずに肩の上下でストロークをします。
悪い肩の動きは、首の付け根を軸として回転運動になってしまう。
これでは、パターヘッドの動きも円運動になってしまいフェース面がスクエアに向いている時間が短くなります。
パターの打ち方② 肘の動き
次に、肘の動きです。
短いパットだけなら肩の上下運動だけで振る事が出来ます。
5メートル以上のパットになると、肩の上下運動だけだと起き上がりこぶしのような動きになってしまいます。
その為、長いパットになったら私はパターの動きをまっすぐに振る為に肘を使います。
分かりやすく解説していきます。
両手の幅を30センチくらい離してパターの構えを取ります。
パターを地面と平行に持ちます。
この時に、持っているパターのシャフト目標ラインと平行に動かします。
両肘を横にスライドさせていきます。
両肘を横にスライドさせることで、パターをまっすぐに振ることが出来ます。
5メートル以上のパットになったら、肩の動きに合わせて両肘のスライドさせる動きを足していきます。
回転の動きを入れては、ヘッドの動きがスクエアの時間が減ってしまいます。
パターの打ち方③ 下半身はまったく動かさない。
最後に、下半身の動きです。
パターは、ショットと違って飛ばす必要がありません。
その為、パターの打ち方では腰から下の下半身は全く動かす必要はありません。
下半身がブレると、ストロークもブレてしまうのでどしっとした動かない下半身は重要です。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、基本のパターの打ち方をご紹介しました。
基本のパターの打ち方は、
①肩を目標ラインと平行に上下動で振る事。
②両肘を目標方向と平行にスライドさせること。
③下半身はまったく動かさないこと。
この3つを守りましょう。
パターで重要なのは、目標ラインに直角にフェース面を向けてインパクトできること。
その為には、パターの動きを出来るだけ真っすぐに振れることが重要だから上記のことが必要です。
ぜひ、試してみて下さい。