ゴルフスイングには2種類ある??目指すべきゴルフスイング

ゴルフスイングには2種類ある??

意味不明なタイトルですね。

ゴルフスイングはゴルフスイングでしょ!

と聞こえそうですが。

私は、競技ゴルフからレッスンへの道に2007年に転向して10年以上が経ち色々なお客様をレッスンさせていただいています。

レッスンをしていると気づきがでてくるんですね。

今回はゴルフスイングに関してです。

 

ゴルフスイングには2種類ある。

2種類というのは、担当直入にいうと

池野谷 ゴルフコーチ
イケノヤ コーチ

・真っすぐに行って当たっちゃうゴルフスイング。

・当てにいかないと当たらない。真っすぐにいかないゴルフスイング。

この2種類です。

 

なんとなくいきなり当たる。真っすぐにいくという人は、

俗にいう無駄がなく機械的な綺麗なスイングで当たるスイング。

もしくは、

運動神経が良い方に多い、クラブを扱う感覚に優れボールへと当てる感覚が優れている。

そのどちらかだということです。

 

逆に、空振りなどをしてしまい当たらない人は、

・当たるゴルフスイングをしていない。

・ボールへの当て感がない。

という訳です。

池野谷 ゴルフコーチ
イケノヤ コーチ
総じて言えるのは、
スイングが良いか?
当てるのが上手いか?
です。
スイングがいきなり当たるスイングだったりすると当然当たる確率は上がります
スイングがブレブレなら当てに行かないと当たらない訳です。
池野谷 ゴルフコーチ
イケノヤ コーチ
話がズレますが、
”ゴールデンエイジの成長曲線”というのをお聞きしたことはありますか?
ゴールデンエイジの成長曲線とは
幼少期の運動神経が著しく発達する時期をゴルデンエイジといいます。
5歳~6歳の期間で運動神経が急激に発達し12歳までにほぼ100%形成されていきます。
ということは12歳での運動神経が今の自分に跳ね返ってくるわけです。
この時期に様々なスポーツや遊びを行い様々な動作をすることで脳が刺激され、運動神経が発達されていきます。
ですから、スポーツをやらせたい親御さんは早めに色々なスポーツをやらせてあげることを勧めます。
池野谷 ゴルフコーチ
イケノヤ コーチ
ゴルフは、
ボールとの距離や目標との距離を目線で図ります。

そこから、脳に指令が行って

手に行ってゴルフクラブを介して当てるわけです。
当て方が上手い人は感覚が優れてる言えます。
でも、当て感がない人はどうすんの?
って話です。
ですからゴルフスイングは2種類あります。
1、いっぱい打って当てる感覚を身に着け当てる、真っすぐいくようゴルフスイングをする。
池野谷 ゴルフコーチ
イケノヤ コーチ
よく昔から言われる表現で、
上手くなりたいならダンプの荷台一杯分は打てという表現です。
練習場やコースで変なスイングなのに、真っすぐいくんだよな。
という方は、インパクト付近での当て方を身に着けているといえます。
2、当たる。真っすぐにいくゴルフスイングを身に着ける。
池野谷 ゴルフコーチ
イケノヤ コーチ
後ほどご説明していきますが、
ボールに当たる再現性の良いゴルフスイングをすること。
が出来れば、感覚がなくても当然ボールが曲がらなく、当たります。
池野谷 ゴルフコーチ
イケノヤ コーチ

もちろん、いっぱい打つことはスイングを固めるには良いことです。

しかし、当たらないゴルフスイングをしている人は練習をし続ける必要があります。

ちょっと練習をやらないと、アラッ 全然当たらないということが出てくるわけです。

目指すスイングは、当たっちゃう。曲がらないゴルフスイングをすることです。

 

 

池野谷 ゴルフコーチ
イケノヤ コーチ
それでは、
・当たっちゃう。曲がらないゴルフスイング
・当てにいかないと、当たらない。曲がってしまう。ゴルフスイング
を説明していきます。

当たっちゃう。曲がらないゴルフスイングとは

当てに行かなくても、当たる。曲がらないゴルフスイングはどんなスイングか?ご説明していきます。

 

曲がらないゴルフスイング

池野谷 ゴルフコーチ
イケノヤ コーチ
曲がらない人のポイントは、
・スイング軌道が真っすぐなこと
・スイング中にフェースがスクエアな時間が長いこと

 

アドレス スイングの見るとこ

このスイングプレーンの直線に平行かつ近く振れるとスイング軌道が真っすぐに近いということです。

 

【テークバック】

アドレスでできたスイングプレーンに沿ってクラブを上げていきます。

ゴルフスイング(テークバック①)

このポジションでもヘッドのポジションがスイングプレーン上にあります。

ゴルフ テークバック

腰の位置でのフェース面は、上体の前傾と一緒でフェース面がスクエアです。

テークバック フェースの向き(スクエア)

 

【スリークォーターポジション】

腰から上に上がっていくと、手首のコックと右肘が少しずつ曲がっていきます。
その為、スイングプレーンからクラブが離れていきます。
しかし、シャフトの傾きはスイングプレーンと平行です。
ゴルフスイング(スリクォーター)

 

【トップオブスイング】

更に捻転していき右肘が、上がっていきます。
トップオブスイングでもスイングプレーンとシャフトの傾きが平行です。
ゴルフスイング(トップオブスイング)

この際のフェースがスクエアなのは、フェース面が斜め45°を向く位置です。

トップオブスイング フェースの向き(スクエア)

 

【ダウンスイング】

ダウンスイングに差し掛かってくると、再びシャフトがスイングプレーンに重なってきます
ゴルフスイング(ダウンスイング)

この際のフェースがスクエアなのは、地面に対して直角になります

ダウンスイング フェースの向き(スクエア)

 

【インパクト】

インパクトでは、アドレス時のシャフトラインと重なります。

ゴルフスイング インパクト

 

【フォロースル】

フォロースルーでもスイングプレーンと平行にクラブが抜けていきます。
ゴルフスイング(フォロースルー)

この際のフェース面のスクエアは時計の針でいう11時の方向です。
フォロースルー フェースの向き(スクエア)

 

【フィニッシュ】

フィニッシュでもスイングプレーンとシャフトが平行に収まります。

ゴルフスイング(フィニッシュ)

池野谷 ゴルフコーチ
イケノヤ コーチ
このように振れていると、
スイング軌道もまっすぐ。
フェースの向きもまっすぐ長い。その為、曲がる要素が少ない。だから曲がらないスイングになる。

当たるゴルフスイング

池野谷 ゴルフコーチ
イケノヤ コーチ
今度は、当たるスイングです。
池野谷 ゴルフコーチ
イケノヤ コーチ
スイングプレーンに沿ってクラブを振れれば、アドレスのポジションに戻りやすいということで当たりやすくなります。
そして、ボールに当たりやすいということは体のブレが少ないということです。
ボールに当たりやすいスイング。
ここは、逆算でスイングを考えてください。
綺麗に当たる、インパクトの形をまず知ってください
【インパクトの形】
まず、体重が左サイドにしっかり乗り、ハンドファーストになります。
その為、スイングの最下点がボールの先になる為、ダウンブローにボールを捉えられます。
ダフリやトップがなくなります。
元のアドレス
ゴルフスイング 正面(インパクト)
そして上下動・ボールとの距離も変わらないことで芯に当たりやすい状態です。
上下動が出ると、ダフリやトップ
ボールとの距離が変わり、ボールに近づくとシャンクなどのミスショットが出やすくなります。
ゴルフスイング インパクト
池野谷 ゴルフコーチ
イケノヤ コーチ
このインパクトが取れるとしっかりと当たる状態です。
そして、綺麗なインパクトになりやすいダウンスイング。
そのダウンスイングに持っていきやすいトップ。
と逆算で考えていきます。
【アドレス】
ゴルフスイング(アドレス)
ゴルフスイング 正面(アドレス)
【テークバック】
アドレスの状態から頭の位置、前傾がブレずに捻転していきます。
ゴルフスイング(テークバック①)
ゴルフスイング 正面(テークバック )
【トップオブスイング】
トップオブスイングでも、頭の位置が変わらずブレがありません。
インパクトでは、左重心になりますので、ブレなければ左への移動量も少なくて済みます。
もし、右足方向へトップがブレていたら、左への移動量を増やさないといけない為ブレる量が増えます。
ゴルフスイング 正面(トップオブスイング)
そして、上下動、ボールとの距離も保たれています。
ゴルフスイング(トップオブスイング)
【ダウンスイング】
インパクトでは左足重心・ハンドファーストになります。
その為、トップオブスイングから体重移動を行っています。
しかし、頭のポジションのブレはありません。
そして、ハンドファーストに当てるためには、ダウンスイング時にタメが必要になります。
ゴルフスイング 正面(ダウンスイング )
体とボールとの距離は変わりません。
ゴルフスイング(ダウンスイング)
【インパクト】
そして、重要なインパクトです。
スイングの最下点がボールの先へ行くよう左足重心・ハンドファーストでとらえます。
ゴルフスイング 正面(インパクト)
そして、ボールとの距離も変わりません。
ゴルフスイング インパクト
【フォロスルー】
左足重心となりフォローは遠くに放り投げられるようになります。
ここでも頭の位置は変わりません。
ゴルフスイング 正面(フォロースルー)
そして、ボールとの距離も変わらずブレません。
ゴルフスイング(フォロースルー)
【フィニッシュ】
左足重心のままフィニッシュを迎えます。
頭のポジションも左足の上になっていきます。
ゴルフスイング 正面(フィニッシュ)
最後のフィニッシュのポジションは、
アドレス時の前傾とボールとの距離が変わらない態勢で終わります。
ゴルフスイング(フィニッシュ)
池野谷 ゴルフコーチ
イケノヤ コーチ
スイング軌道が真っすぐなら真っすぐ行きやすい。
フェースの面がまっすぐな時間が多ければ真っすぐ行きやすい。
体のブレが少ないなら当たる。
ゴルファーが目指すスイングはここです。
だって、振っても曲がらないで当たってくれるんですもん。

当てにいかないと当たらない。まっすぐいかないゴルフスイング

池野谷 ゴルフコーチ
イケノヤ コーチ
次に、
当てにいかないと当たらない。
まっすぐいかない。
ゴルフスイングです。
例えば、下記のトップオブスイングではフェースが自分の正面を向いてしまってます。
すでにフェースが開いてしまっている状態です。
トップオブスイング フェースの向き(開いている)
フェースが開いてしまっているということは、このまま当たればスライスしてしまいます。
インパクトにかけてスクエアにフェースを返していく必要が出てきます。
池野谷 ゴルフコーチ
イケノヤ コーチ
これは、タイミングを合わせる必要がありますよね。
安定させるために、球数を打たないとですね。
また、下記の写真のトップですが、
テークバックが大きく右へとブレています。
ゴルフスイング 正面(テークバック 体がぶれている)
この段階で、スイングの最下点が右へときてしまっています。
このまま打てば、大ダフリ・トップになってしまうでしょう。
ここから、下記の左に乗ったインパクトにもっていかなければなりません。
ゴルフスイング 正面(インパクト)
池野谷 ゴルフコーチ
イケノヤ コーチ
どう考えてもブレながら打ってますよね。
上手く当てにかないとダメな訳です。
こちらも、安定させるための練習量が必要ですね。

目指すゴルフスイング

池野谷 ゴルフコーチ
イケノヤ コーチ
ここまでくれば、目指すべきゴルフスイングは分かってきましたよね。
当てるスイング。  当たるスイング。
池野谷 ゴルフコーチ
イケノヤ コーチ
当然、後者ですよね。

当たるスイングになる為には、徹底的に素振りを行うべきです。

鏡があるところや窓ガラスでスイングが写る場所で徹底的にマネをするべきです。
上記の当たるスイングのポジションをマネをしてください。
1スイング、10秒くらいかけて自分の脳に動きを覚えこますのです。

まとめ

正直、インパクトが綺麗に当たれば真っすぐ飛びます。
しかし、
当てる感覚がある人。
練習量が豊富な人ならあたる確率は上がります。
但し、
ボールへと当てる感覚がない人。
フェース面の感覚がない人。
このような方は正直、上達に時間がかかってしまいます。
その為、当たるスイングを身に着ける必要があります。
ぜひ、スイング作りに励んでみてください。

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