男性であれば、7番アイアンで150ヤード飛ばすのは一つの目安ではないでしょうか?
7番アイアンで150ヤード飛べば、ドライバーも250ヤード飛ばせるという指標にもなります。
ドライバーで250ヤード飛ばせれば、どのコースでも有利にゴルフが出来ますよね。
その為、7番アイアンでは150ヤード飛ばしたいものです。
飛ばすのには、ヘッドスピードが速くなければなりません。
今回は、7番アイアンで150ヤード飛ばす為に必要なヘッドスピードを紹介していきます。
幼少からプロゴルファーを目指し、2007年より本格的にレッスン活動を開始。
片山 晋呉プロを4度の賞金王へと導いたツアープロコーチ谷 将貴の主宰している
TANI MASAKI GOLF ACADEMY 21 の公認インストラクター
多くのアマチュアの方を上達やお悩みに応えています。
7番アイアンで150ヤード飛ばす為に必要なヘッドスピード
今回は、7番アイアンで150ヤード飛ばす為に必要なヘッドスピードはどのくらいなのか?実際に私が打ちながらデータを紹介していきます。
実際に、打ったものなので信憑性は高いと思います。
7番アイアンといっても、色々な状況下がありますから以下の条件で行っていきます。
計測には、弾道測定器No、1のトラックマンで測りました。
当然、無風の条件です。
7番アイアンと言っても、ロフトが立っているモデルもあるので2モデルで計測。
1本目は、オノフ フォージド KURO 2017
ロフト角:34度
クラブ長さ:36.75インチ
2本目は、オノフ アイアン AKA 2020
ロフト角:28度
クラブ長さ:37.25インチ
同じ7番アイアンと言っても、ロフトが立っていて長いので微妙ですよね。
そして、ボールはブリヂストンのTOUR B XS。
ディスタンス系のボールではなく、ツアープロが使用するようなスピン系のボールです。
そして、ランを含めたトータル150ヤードですから、グリーンの硬さによって飛距離は変わってしまいます。
その為、
一般的なロフトのオノフ フォージド アイアン KUROはキャリー約145ヤード。
ロフトが立っているオノフ アイアン AKAはキャリー約142ヤード。
というキャリー計算で計測をしました。
一般的なロフトの7番アイアンで150ヤード飛ばす為に必要なヘッドスピード
一般的なロフトというと定義が難しいのですが、通常33度~36度と言われます。
まずは、オノフ フォージド KURO (ロフト34度)から打ってみました。
トータル飛距離は計測上は飛んでしまっていますが、実際にはそんなに転がらないと思うので5ヤードの転がりが出たと仮定してキャリー145ヤードで計測しています。
球筋は、ほとんどストレートのドローボール。
【クラブが当たっていく際のデータ】
ダンブローでヒットが出来ており、しっかりとミートできています。
データを表にまとめます。
7番アイアン 【ロフト34度】 | |
ヘッドスピード | 34.1m/s |
ボール初速 | 46.9m/s |
ミート率 | 1.38 |
打ち出し角 | 19.7度 |
スピン量 | 5720回転 |
球筋 | ほぼストレート |
キャリー | 144.6ヤード |
一般的な34度のロフト角の7番アイアンで150ヤード飛ばすためには、約34m/sのヘッドスピードが必要になります。
ロフトが立っている7番アイアンで150ヤード飛ばす為に必要なヘッドスピード
次は、ロフトと長さがやや長いオノフ アイアン AKA(ロフト28度)で計測しました。
こちらは、ロフトが立っているのでランが多くでることもありキャリーを約142ヤードで設定しランが8ヤードくらい出てトータル150ヤード設定です。
※計測上では、ランが多いので飛び過ぎていますが、8ヤードのランで本記事は設定しています。
球筋は、ストレートからややフックと言った球筋。
【クラブが当たっていく際のデータ】
こちらも、ダウンブローでヒット出来ておりしっかりとミートできている弾道です。
データを表にまとめます。
7番アイアン 【ロフト28度】 | |
ヘッドスピード | 32.1m/s |
ボール初速 | 45.7m/s |
ミート率 | 1.42 |
打ち出し角 | 16.9度 |
スピン量 | 4560回転 |
球筋 | ストレートからややフック |
キャリー | 141.8ヤード |
ロフトが立っている28度の7番アイアンで150ヤード飛ばす為には、約32m/sのヘッドスピードが必要になります。
やはりロフトが立っていて長さが長い分、28度の7番アイアンの方が簡単に150ヤード飛ばせますね。
まとめ
今回は、7番アイアンで150ヤード飛ばす為に必要なヘッドスピードを紹介しました。
7番アイアンで150ヤード飛ばす為に必要なヘッドスピードですが、
34度のロフトの7番アイアンでしたら、約34m/sのヘッドスピードが必要。
28度のロフトの7番アイアンでしたら、約32m/sのヘッドスピードが必要。
条件は様々ですが、私が一般的と言える設定で計測しました。
150ヤード飛ばす為の一つの指標にしていただければと思います。
記事を最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
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