夢の飛距離『300ヤード』
USPGAツアーの選手たちはバンバン300ヤードを飛ばしますが、なかなか300ヤードのドライバーショットは打てるものではありません。
ですが、1度でも良いから300ヤードのドライバーショットは打ってみたいですよね。
一体、300ヤードのドライバーショットを打つためにはどのくらいのヘッドスピードが必要なのか？？
今回は、ドライバーで300ヤード飛ばすのに必要なヘッドスピードを紹介します。
幼少からプロゴルファーを目指し、2007年より本格的にレッスン活動を開始。
片山 晋呉プロを4度の賞金王へと導いたツアープロコーチ谷 将貴の主宰している
ＴＡＮＩ ＭＡＳＡＫＩ ＧＯＬＦ ＡＣＡＤＥＭＹ 21 の公認インストラクター
多くのアマチュアの方を上達やお悩みに応えています。
ドライバーで300ヤード飛ばす為に必要なヘッドスピード
率直に言うと、ドライバーショットで300ヤード飛ばす為に必要なヘッドスピードは約50m/s以上。
但し、効率ボールへ当てることが出来た上でのヘッドスピードです。
ボールを効率よく飛ばすというのは、3つの重要項目があります。
打ち出し角度・・・10度～13度がベスト。
スピン量・・・1700回転から2500回転（打ち出しが高い時は、スピン量は少なく。打ち出しが低い時はスピン量は多くという組み合わせ）
ミート率・・・しっかりと芯に当たっている。数値では1.5
この3つが揃っていれば、ボールへの当たり方の効率は非常に良いです。
効率が良ければ、あとはヘッドスピード次第になります。
上記の当たり方がばっちり合えば、ヘッドスピードが約50m/s以上あればドライバーショットで300ヤード飛ばすことができます。
しかし、ボールへの当たり方の効率が悪ければ、50m/s以上が必要です。
ヘッドスピード50m/sで300ヤード飛ぶ計算式
ボールを遠くに飛ばす為に、ボール初速が早くなければなりません。
ボール初速とは、ボールが飛びだしていった際の速度。
ヘッドスピードが早くて、芯に当たっているとボールを打った瞬間の初速が早くなります。
ドライバーの飛距離の計算式は、ボール初速の約4倍をするとおおよその飛距離になります。
※ランはコースや天候によって変わります。
その為、ドライバーで300ヤード飛ばす為のボール初速は約75.0m/sです。
そして、ボール初速からミート率1.50（ドライバーでしっかり芯でとらえた数値）を割るとヘッドスピード数値になります。
ボール初速75.0m/s ÷ ミート率1.50 ＝ ヘッドスピード 50.0m/s
という数値が算出されます。
これが、ドライバーの飛距離を出すために必要なヘッドスピードを出すための数式。
芯を外して、ミート率が1.4になってしまった。
その場合は、ヘッドスピードが54m/sは必要ということになります。
しっかり当たればヘッドスピード約50ｍ/sで300ヤードは可能です。
しかし、芯を外す場合もありますので平均的にドライバーで300ヤード飛ばすのであればヘッドスピード54m/sは欲しいところです。
実際に300ヤード出た際のヘッドスピード
下記は、弾道測定器のトラックマンで300ヤードのドライバーショットが出た際の数値です。
トラックマンは、弾道測定器のNo、1ですから信憑性は高いです。
表にまとめると下記になります。
| ヘッドスピード | 49.4m/s |
| ボール初速 | 72.8m/s |
| ミート率 | 1.47 |
| ボールの打ち出し角度 | 12.3度 |
| スピン量 | 1750回転 |
| キャリー | 269.8ヤード |
| トータル飛距離 | 304.2ヤード |
ミート率が高く、打ち出し角やスピン量が最適に整えばヘッドスピードが約50m/sで300ヤードは飛ばせます。
その他の飛距離とヘッドスピードの関係
そのほかの、飛距離とヘッドスピードの関係を載せました。
参考にしてみて下さい。
＞＞＞ドライバーで250ヤード飛ばす為のヘッドスピード 実例つき
＞＞＞ドライバーで270ヤード飛ばす為のヘッドスピード 実例つき
まとめ
今回は、ドライバーショットで300ヤード飛ばす為に必要なヘッドスピードはどのくらい？？を紹介しました。
300ヤードのドライバーショットが打てたら夢のようですよね！
でも、目指すの自由です。
まずは、どのくらいヘッドスピードが必要か？知っておきましょう。
300ヤード飛ばす為には、ヘッドスピードは約50m/sは必要。
ミート率が悪くなることも考えたら、54m/sは欲しいところです。
記事を最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
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