ドライバーで280ヤード飛ばしたい。
そんな時に、一つの目安にして欲しいのがボール初速70m/s。
ボール初速を約4倍にした数値がトータル飛距離と言われています。
※フェアウェイや雨など外的な環境によっても左右されます。
ボール初速が70m/s出れば、280ヤードは狙え芯を外しても平均的に265ヤードは飛ぶでしょう。
では、ボール初速70m/s出すにはヘッドスピードはどのくらい必要か?
今回は、ボール初速を70m/s出すためのヘッドスピードはどのくらいか?紹介していきます。
幼少からプロゴルファーを目指し、2007年より本格的にレッスン活動を開始。
片山 晋呉プロを4度の賞金王へと導いたツアープロコーチ谷 将貴の主宰している
TANI MASAKI GOLF ACADEMY 21 の公認インストラクター
多くのアマチュアの方を上達やお悩みに応えています。
ボール初速70m/sを出すために必要なヘッドスピード。
ヘッドスピードの数値を出すためには、弾道測定器などを使うと分かりやすいです。
ヘッドスピードの数値の出し方の公式は、
ボール初速 ÷ ミート = ヘッドスピード
でヘッドスピードの数値が出てきます。
ドライバーのミート率の数値の最大は約1.50
1.50が出ていれば芯にしっかり当たったと言って良いです。
ボール初速が65m/sでしっかり芯に当たりミート率が1.50だった。
その場合、ヘッドスピードは46.7m/sになります。
芯でヒット出来れば、ボール初速70m/sを出すために必要なヘッドスピードは約47.0m/s
ここに、ボールの打ち出し角度や最適なバックスピン量でヒット出来れば280ヤードの飛距離は得られます。
ちなみに、ボール初速が70m/sでも芯を外してしまいミート率が1.30だった。
この場合は、ボール初速70m/s ÷ ミート率1.30 = ヘッドスピード53.8m/s
かなり芯を外してヒットした場合は、ボール初速70m/sを出すにはヘッドスピードが約54m/sも必要になってしまいます。
実際に、ボール初速70m/sが出た際のトラックマンデータ
実際に、弾道測定器で打ってみます。
弾道測定器のトラックマンは、世界一の測定器なので信憑性は高いです。
それでは、トラックマンを使って打ったデータです。
弾道は軽いドローボールです。
ボールへの当たり方のデータです。
ミート率が1.48ですからほぼ芯を捉えています。
ボール初速は、70.5m/sをマーク。
その時のヘッドスピードは、47.6m/sでした。
やはり、ボール初速70m/sを出すのにヘッドスピードは47m/sは必要です。
まとめ
今回は、ボール初速70m/s出すために必要なヘッドスピードを紹介しました。
数値を出すためには、弾道測定器が必要です。
ヘッドスピードを算出するには、
ボール初速 ÷ ミート率 = ヘッドスピードになります。
ミート率の最大数値は、約1.50
ボール初速70m/s ÷ ミート率1.5 = ヘッドスピード46.7m/sになります。
ボール初速70m/s出すために必要なヘッドスピードは約47.0m/sとなる訳です。
280ヤードを平均的に飛ばすには、ヘッドスピード47m/sを意識しておきましょう。
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