【米ツアー優勝】古江 彩佳のスイングはアマチュアの教科書です。

米ツアーに今年、初参戦した古江 彩佳プロが優勝!

先日のトラスト・ゴルフ・スコットランド女子オープンでUSLPGAツアーの初優勝を飾りました!

おめでとうございます。

飛距離は出ませんが、持ち前のショット力でバーディを量産していましたね。

凄いの一言に尽きます。

古江プロは、

アマチュアでツアー優勝。

プロ2年目にプロとして初優勝、2勝目。

そして、コロナ明けの4年目にアメリカツアーの予選会に無事通過し翌年となる2022年に初優勝。

ここまで順調な歩みです。

古江プロは、正確なショットが持ち味。

私は、古江プロのスイングは基本に忠実でアマチュアの方の教科書となるフォームだと思っています。

その為、ミスが出る動作が少ないです。

 

今回は、アマチュアの方に参考にして欲しいスイング。古江 彩佳プロのスイングの良い点を2つ紹介します。

 

□この記事を書いたゴルフコーチ
ゴルフコーチの池野谷 光宏です。

幼少からプロゴルファーを目指し、2007年より本格的にレッスン活動を開始。
片山 晋呉プロを4度の賞金王へと導いたツアープロコーチ谷 将貴の主宰している
TANI MASAKI GOLF ACADEMY 21 の公認インストラクター
多くのアマチュアの方を上達やお悩みに応えています。
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古江 彩佳プロのスイング解析。真似してほしい2つのポイント。

ゴルフで大事なのは、

・方向性

・ミート率

この2つが非常に大切です。

 

方向性を出すには、

①クラブの動きがオンプレーンで振れていること。

②フェース面がスイング中にスクエアな時間が多い。

この2つが大事。

 

そして、ミート率を上げるには体のブレが少ないことが大切。

古江プロはこの要素が含まれた教科書のようなスイングをしているのでぜひ参考にして欲しいです。

 

古江 彩佳プロはオンプレーンスイングの模範

ゴルフには、スイングプレーンという用語があります。
>>>スイングプレーンとは?用語解説します。

スイングプレーン

構えた際のクラブとその延長にラインをピーっと真っすぐに線を引きます。

これが、スイングの面になります。

腰から上にクラブが上がっていくと、コックなどが入るので線の上にズレますが、スイングプレーンに沿ってクラブを動かせればボールが非常に真っすぐに飛びやすくなります。

古江プロのスイングを見てみましょう。

①アドレス
古江 彩佳 アドレス

②テークバック
スイングプレーンに沿ってクラブヘッドが上がっていきます。
古江 彩佳 テークバック

③ハーフウェイバック
腰の横までクラブが上がります。
スイングプレーン上に、ヘッドと手元が重なっています。
真っすぐにクラブが上がっている証拠です。
古江 彩佳 ハーフウェイバック

④スリークォーター
徐々に肘と手首が曲がっていきます。
その分、プレーンより上にクラブが上がっていきます。
ですが、スイングプレーンとシャフトの傾きが平行。
古江 彩佳 スリークォーターポジション

⑤トップ
シャフトの傾きがスイングプレーンと平行。
レイドオフの綺麗なトップになっています。
古江 彩佳 トップオブスイング

⑥ダウンスイング
トップのポジションからスイングプレーン上に近くおりていきます。
シャフトの傾きはスイングプレーンと平行。
古江 彩佳 ダウンスイング

⑦インパクト
インパクトでは、ほぼスイングプレーンに重なっていきます。
ややドローボールなのでインサイドにヘッドがあります。
古江 彩佳 インパクト

⑧フォロースルー
インパクトのフォロースルーでも、スイングプレーンとほぼ平行なシャフトの傾き。
古江 彩佳 フォロースルー

⑨フィニッシュ
最後にフィニッシュです。
古江 彩佳 フィニッシュ

このように、古江プロのスイングを後方から見てみると。

・クラブの動きが蛇行せず、スイングプレーンと平行なクラブの動きをしている。

・腰から下の動きは、スイングプレーンにほぼ沿っている。

スイングプレーンにクラブが沿うかつ平行な綺麗な動きをしているのでボールが曲がらないスイングです。

 

実際のスイング動画を見てみて下さい。

 

古江 彩佳プロのスイングは体のブレが非常に少ない。

そして、次はミート率がよくなるポイントです。

古江プロのスイングは非常に体のブレが少ないという点です。

正面のスイングでは、体の左右のブレが少ないのが分かります。

体の左右のブレが分かりやすいように、頭の位置や体の左右に赤ラインを引いてみます。
古江 彩佳 正面アドレス

テークバックからトップまでの動きでも、頭の位置が変わらない。

そして、その場でくるッと回転をしていてブレがないです。
古江 彩佳 テークバック 正面
古江 彩佳 トップ 正面

ダウンスイングからインパクトにかけては、体重移動をしていくので下半身は左にシフトしていきます。
ですが、頭の位置はズレていません。
古江 彩佳 正面 ダウンスイング

インパクトでは、ややアッパーにボールを捉えていくので頭の位置はやや右足側にズレます。
古江 彩佳 インパクト

フォロースルーでは、頭の位置は元の位置に戻ります。
古江 彩佳 正面 フォロースルー

フィニッシュは頭の位置が左足の上にズレていきます。
古江 彩佳 フィニッシュ 正面

左右の体のブレが少ないことが分かります。

 

次は、スイングを後方から見た。

・ボールと自分の距離。

・アドレスで出来た前傾角度

を見てみましょう。

後方のスイングでは、頭の位置と腰の前傾角度に目印としてラインを引きます。

古江 彩佳 アドレス
古江 彩佳 テークバック
古江 彩佳 ハーフウェイバック
古江 彩佳 スリークォーターポジション
古江 彩佳 トップオブスイング
古江 彩佳 ダウンスイング
古江 彩佳 インパクト
古江 彩佳 フォロースルー
古江 彩佳 フィニッシュ

ボールと自分の距離が変わらない。(お尻のラインにずっとついたまま)

前傾角度がほとんど変わらない。

後方からスイングを見てみても体のブレがないことが分かります。

 

まとめ

今回は、古江 彩佳プロのスイングを見てみました。

私は、古江プロのスイングは非常に綺麗でアマチュアの皆様の教科書となるスイングだと思います。

綺麗なスイングする方は、ボールの曲がりが少ないです。

素振りで良いので真似をしてスイングの形をコピーするだけで上達します。

ぜひ、古江プロのスイングを真似してみて下さい。

 

記事を最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

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