ゴルフ界のスター石川 遼。
高校生でツアー優勝を果たし、スター街道をまっしぐらでしたが近年は低迷が続いています。
一時はドライバーがイップスというところまで行きましたが、田中コーチとのスイング改造が実を結び着々と成績が向上中!
多分ですが目先の成績はあまり気にしていなく何年計画かでスイングを作っていて、80%くらいの位置まではスイングの完成度が仕上がってきているのではないか?と思っています。
今回は、復活間近!石川 遼プロのスイングの変化について紹介していきます。
幼少からプロゴルファーを目指し、2007年より本格的にレッスン活動を開始。
片山 晋呉プロを4度の賞金王へと導いたツアープロコーチ谷 将貴の主宰している
TANI MASAKI GOLF ACADEMY 21 の公認インストラクター
多くのアマチュアの方を上達やお悩みに応えています。
復活間近!石川 遼プロの最新ゴルフスイング
下記の写真は、石川 遼プロが19歳当時のドライバースイング。
トップでは、シャフトが飛球線より大きく右を向くシャフトクロス。
そして、振り遅れた状態で手元が浮きクラブがインサイドから降りてきています。
フォロースルーでは、かなりフェースを返す動き。
石川 遼プロのスイングの弱点であるフェースの開閉動作が多いスイングをしていました。
トップでシャフトクロスになると、ダウンスイングでシャフトが寝てフェースが開きやすくなる。
ダウンスイングで振り遅れてくるとフェースが開く。
昔の石川 遼プロのスイングは、
・フェースが開く要素が多すぎて、フェースの開閉動作が多い。
・シャフトクロスの量が多いので、蛇行したスイング軌道。
右へ行く要素が多いので、インパクトからフォロースルーにかけてフェースターンを急激に行っていました。
タイミングが合えば、ナイスドロー。
タイミングが合わなければ、
・右へのプッシュスライス。
・左への大きなフック。
という爆弾を抱えていました。
高校生の頃は、イケイケでメンタル的な不安要素もないのでブンブン振れていました。
ですが、プロのフィールドやアメリカの狭いコースではプレッシャがかかってきます。
そのプレッシャーを感じてミスショットが増えてくると、インパクトでアジャスト動作が入り曲がりを生みます。
次第に、スイング改造をしていき2000年にはシャフトクロス量も減りトップもコンパクトに変化。
2022年の石川 遼プロの最新スイングは、そんな悪いスイング動作が減ってきています。
トップオブスイングでは、3つの動作が変わっています。
・スイングプレーンと平行なレイドオフトップ。
>>>レイドオフトップとは
・左手は掌屈になりややフェースが閉じた状態。
>>>掌屈とは
・コンパクトなトップ
ダウンスイングでは、手元の浮きとクラブがインサイドから入ってくる動作が減っています。
そして、フェースを大きく返していたフォロースルーもスクエアになってきています。
スイング軌道の蛇行が減り、スイングプレーンに直線な軌道。
フェースの開閉動作がかなり減ったスイング。
とかなりスイングが改善されてきました。
まだ、ややインパクトで手元が浮くのでそこが治ればかなり完成度は高いです。
そして、曲がる要素が減ってくればメンタルの問題。
練習で曲がらないという自信を作り、本番で同じように打てるというメンタルまで持ってこれれば無敵です。
アイアンショットとショートゲームは天才的なので復活するでしょう!!
ゴルフ界のスターが戻ってきて、低迷している男子ゴルフを盛り上げてほしいです。
また、自身の最大の目標はメジャー優勝だと思うので頑張って!!
記事を最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
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