ゴルフ|グリーン上のマナー。知らないと恥を欠く!

ゴルフって非常にマナーに気を使うスポーツです。

初心者の方は、ゴルフプレーも大切ですがマナーについてもしっかりと学んでいきましょう。

ゴルフのマナーを知らないと同伴者に怒られるという場面もあります。

また、社会人であれば接待の場でも恥を欠いてしまうことも出てきます。

今回は、ゴルフのマナー。グリーン上編を紹介していきます。

 

□この記事を書いたゴルフコーチ
ゴルフコーチの池野谷 光宏です。

幼少からプロゴルファーを目指し、2007年より本格的にレッスン活動を開始。
片山 晋呉プロを4度の賞金王へと導いたツアープロコーチ谷 将貴の主宰している
TANI MASAKI GOLF ACADEMY 21 の公認インストラクター
多くのアマチュアの方を上達やお悩みに応えています。

 

グリーン上のマナー。覚えないと恥を欠く。

グリーン上のマナーを今回は紹介していきます。

グリーン上のマナーの大きなポイントは2つ。

・同伴者のプレーの妨げにならないこと。

・グリーンという物を大切に扱うこと。

この2つが大きな原則です。

そこを踏まえていくと、マナーの意味合いがわかっていきます。

グリーン上のマナーを一つ一つ解説していきます。

 

① 打つ前後は、音を立てない。

パターのマナー

まずは、構えてから打つ。

構えてからは、一切の音を立てないことです。

音を立てると、気が散ってしまうことや、一瞬のインパクトでブレが生じてしまうからです。

ゴルフは一打を競いあっている訳ですから、一打でも少なくしようと思っています。

そのプレーヤーの邪魔をすることは迷惑に当たります。

・おしゃべりは厳禁。

・動いてはならない。

・動いてナイロン系だと音がする場合があるので注意。

・くしゃみや咳は我慢する。

など一切の音を立てないようにしましょう。

 

人のパターのライン上は踏まない。

パターってグリーン上をボールが転がっていく場所です。
グリーン ピッチマークの直し方

グリーン上がボコボコだったら入る気がしませんよね。

ボール位置からカップまでのボールが転がっていく道筋のことをラインと呼びます。

同伴者のライン上は、絶対に踏まないようにしましょう。

ラインを踏むということは、ボールの転がりを悪くしたという意味合いになります。

それって結構失礼ですよね。

出来れば、またぐことも避けておきましょう。

たまに、同伴者の方のボール位置がわからなくて踏んでしまうことがあります。

ワザと出なければ、すみませんと一言入れておきましょう。

 

プレーヤーの視界に入らない。

次に、パターを打つ方の視界に入らないことです。

これもプレーヤーの邪魔をしてしまうマナーです。

構えてからや、カップを見る動作の際に視界に入ることは避けましょう。

視界に人が見えると気が散ってしまうからです。

・プレーヤーから3メートルは離れた場所に立っている。

・プレーヤーの待っている際は、プレーヤーの正面か後方にいること。

この位置にいれば間違いないです。

 

影が構えやライン上に入らないようにしましょう。

影が構えやライン上に入らないようにしましょう。

これもプレーヤーの邪魔をしてしまうマナーです。

影が構えで見えてしまうと、気が散ってしまう。

また、ライン上に影が入っているとイメージがわかなくなってしまうので邪魔。

このような意味合いがあります。

 

グリーン上は走らない。

グリーン上では必ず歩きましょう。

急ぎたいなら早歩きをすること。

これは、グリーンを大切する為のマナーです。

ゴルフのスパイクには鋲がついています。
スパイクレス シューズの裏

走ることによってグリーン面を傷つけてしまうことを懸念してのことです。

グリーンは凄く繊細な生き物です。

大切に扱いましょう!

 

グリーン上では足を引きずることや捻じることも厳禁。

グリーン上では、必ず足を引きずってある事は厳禁。

また、構える際に足を捻じるなどの動作も絶対にダメ。

これは、グリーンを大切にする為のマナーです。

足を引きずったり、捻じることによってグリーン面に傷がついてしまいます。

グリーンに傷がつかないようにしましょう。

 

自分が打ったボールマークは必ず修復する。

アイアンなどで、グリーンを狙った打球がグリーン面に落ちる。

その際、ボールが落下した場所が凹んでしまう場合があります。
グリーン上 ボールマークを直していない場合

この凹みを直さないと、芝が死んでしまい元に戻るまで時間がかかります。

ボールマークは必ず修復しましょう。

その為、ボールマークを直す為のグリーンフォークを持っておくことです。

修復の仕方は、

①ボールマークの周辺にグリーンフォークを刺す。
ボールマークの直し方①

②刺したグリーンフォークを凹みの中央に寄せていきます。
ボールマークの直し方②

③最後は、パターの裏で平にトントンと均しましょう。

 

これは、グリーンを大切にすることのマナー。

そして、人のライン上に自分が打った打球跡がボコっと空いていたら失礼に当たり人の邪魔をするマナー。

2つの悪いことが混ざっているマナーです。

出来れば、自分の打ったボールマークじゃなくても見つけた場合は修復しましょう!

 

カップ周りは、離れてボールを取る。歩かない。

カップ周り

カップ周りは、

・一番ボールの勢いが弱まる。

・必ずカップ周りはみんな歩く。

その為、カップ周りは芝が荒れやすいです。

 

一番ボールが弱まる場所なので、ボールの転がりに影響が出ます。

荒れていると真っすぐに転がらなくなるので、人の邪魔をするマナー。

そして、みんなが必ず踏み歩く場所なので芝が荒れてしまうので、グリーン上を大切にするマナー。

この2つが合わさったマナーです。

必ず、カップから30センチ以内は足を踏み入れないでボールを拾うことを心掛けましょう。

 

 

まとめ

今回は、グリーン上でのマナーを紹介しました。

ゴルフはマナーに厳しいスポーツです。

その為、初心者の方は必ず覚えておきましょう。

グリーン上のマナーの原則は、2つ。

・同伴者の邪魔にならないようにする。

・グリーンを大切に扱う。

この2つが基本原則です。

必ず覚えておきましょう!