季節でボールの飛びは変わるのか?知らないとダメです。

季節が変わって、最近ボールが飛ばないなぁ・・・と思っている方はいらっしゃいますよね。

夏場は、150ヤードが7番アイアンで届いていたのに。

よくある事です。

それって何が原因なのか?

考えられることは、

・体調が悪い。

・スイングが悪くなった。

・季節の問題。

などなどが考えられるでしょう。

体調やスイングは個々に違うので正直、原因はわかりませんが季節は万人に一緒です。

今回は、季節によってボールの飛びが変わるのか?をご紹介していきます。

 

□この記事を書いたゴルフコーチ
ゴルフコーチの池野谷 光宏です。

幼少からプロゴルファーを目指し、2007年より本格的にレッスン活動を開始。
片山 晋呉プロを4度の賞金王へと導いたツアープロコーチ谷 将貴の主宰している
TANI MASAKI GOLF ACADEMY 21 の公認インストラクター
多くのアマチュアの方を上達やお悩みに応えています。

 

冬のゴルフの上達

季節でボールの飛びは変わるのか?

季節でボールの飛び方は変わるのか?

季節でボールが飛ばないな・・・と感じている方。

正解は、季節でボールの飛び方は変わります。

 

その理由は、2つ。

・ウェアの重ね着。

・地面の硬さ

この2つ問題でボールの飛び方は変わってきますので、更に深堀して紹介していきます。

 

場所によって条件は変わる(沖縄、北海道、関東など)ので、少しアレンジして読んでいただければ幸いです。

また、自分の経験測での紹介です。

 

ウェアの重ね着によって飛距離は変わる。

ウェアを重ね着すると、当然振り心地が変わります。

半袖、長袖でも薄手のウェアを着る時期。
フィニッシュ

更にアウターを着込んだ時期。
デサントウェア

当然ながら、薄手のウェアだけの時期は体もしっかり動かせます。

その為、ヘッドスピードを出して早く振る事が出来ます。

しかし、重ね着をしてウェアを着こんだ時期は体が動きづらくなるのでヘッドスピードは遅くなります。

 

重ね着をした場合、

ドライバーであれば、15ヤードは飛距離が落ちます。

アイアンであれば、1番手は大きいクラブを持つ必要があります。

 

地面の硬さによってもボールの飛び方は変わる。

季節によってもボールの飛び方は変わります。

【春、夏】
・芝も青々として水分量が多い。
・グリーンやフェアウェイの芝なども柔らかさがある。

【秋、冬】
・芝が乾燥する。
・地面が硬くなる。

春、夏より秋、冬の方が地面が硬くなるのでボールが地面に落下した後のランが多くなります。

 

ボールが飛ぶ季節はいつ?!

上記の条件を踏まえると、ボールが飛ぶ季節はいつか?

春と夏は薄いウェアの為、スイングがしやすいのでヘッドスピードが出る時期です。

その為、春と夏はボールが飛ぶ季節だと思います。

 

季節によってボールの飛び方が変わる。

ボールが飛ばない季節はいつ?!

では逆に、ボールが飛ばない季節はいつか?

これは自分の経験測です。

これは、冬に差し掛かる秋が一番飛ばない季節だと思います。

理由としては、

・寒くて厚着をしてスイングスピードが落ちる。

・夏からの流れで、フェアウェイやグリーンの地面がまだ硬くなりきってない。

キャリーも出ないし、ランもそれほど出ないから冬に差し掛かる秋はボールが飛ばない季節と言えます。

ちなみに、真冬は寒いのでヘッドスピードが落ちキャリーは落ちるけどランが結構出るので多少、春夏より距離が落ちる程度だと思います。

 

まとめ

季節によって飛距離が変わります。

秋・冬になるとボールが飛ばない時期と言えます。

飛ばないからと言って、自分で振る速度を早くしようと思い切り振ろうとしている方がいらっしゃいます。

それでは、逆にボールが曲がったりミート率が悪くなったり、体の怪我に繋がります。

季節によっては、クラブを持つ番手を変えて無理しないでラウンドしてみましょう。