エッ。どうしよう。
片山 晋呉プロを4度の賞金王へと導いたツアープロコーチ谷 将貴の主宰している
TANI MASAKI GOLF ACADEMY 21 の公認インストラクター
多くのアマチュアの方を上達やお悩みに応えています。
素振りをしていたら、ボールが動いてしまった。そんな時のゴルフルール。
まずは、状況から説明をしていきます。
① ドライバーでパシーンと打ったボールが傾斜に飛んで行ってしまいました。
②ボール付近で素振りをしていました。
傾斜地だと、ボールが動きやすいので注意してください。
③そんな時にポロっとボールが動きました。
素振りをしたから動いてしまったの?
風や、芝の状況で勝手に動いたの?
ボールが動いた原因が分かりません。
さぁ、こんな状況どう処置したら良いのか説明をしていきます。
素振りをしていたらボールが動いた際のルールの答え
【ペナルティがかかる場合】
(ケース ①)
・素振りをした際に、ボールが動いてしまったのが自分で分かった。
・ボール付近を歩いた際に芝が倒れて動いてしまったのが自分で分かった。
上記の2つは100%確実に自分が動かしたと分かっています。
(ケース ②)
・素振りでボールが動いた。素振りのせいかなぁ?! でも、素振りのせいだな。
・ボール付近を歩いたら、ボール付近の芝が倒れて動いてしまった。歩いたせいかな?!でも、それしかないな。
100%の証拠がある訳ではありません。しかし、95%は自分で動かしただろうなと思われるもの。
この2つのケースの場合は、1打罰を加えます。
そして、リプレースします。
元の位置に置きます。
【ペナルティがかからない場合】
傾斜が急で芝が短い状態にボールがあります。そして、風も強い。
こんな状況、すでにボールが動きそうですよね。
ちょっと、ボールから離れている場所で素振りをしていました。
そうしたら、コロッとボールが動きました。
これは確実に自分のせいではないな。
という場合は、自然にボールが動いたものとして扱います。
このケースは、罰なしです。
そして、動いて止まった箇所から打ちます。
戻す必要はありません。
【事実上確実】100%ではないけど95%以上の証拠があり、まず間違いないという状態。
1打罰でリプレースしてから打つ。
【分かっている。・事実上確実】でなければ、無罰でボールが止まった位置から打つ。
まとめ
いかがでしたか?
素振りをしていたらコロッとボールが動いた時のゴルフルール。
風が強かったり、傾斜地、ラフなのでは良くありがちな状況です。
処置を間違ってしまうと、誤所からのプレーとなり更にペナルティが加算されることもあります。
ぜひ、覚えておきましょう。
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