【試打評価】名器!テーラーメイドP790を実際に打ってみました。

2023年9月、テーラーメイドの人気アイアン P790アイアンの2023年モデルが発売されました。

P790アイアンは、上級者が好むヘッド形状を残しつつ中級者が打っても優しい機能性を兼ねそろえています。

私も、P790アイアンは高く評価しています。

なんと言っても、

・ヘッドの形状がかっこいい。

・デザインがかっこいい。

・飛距離も出る。

と言った感じで、めちゃくちゃ良いアイアンです。

今回は、テーラーメイド P790アイアンの試打評価をしてみました。

実際に、私が試打した感想や弾道測定器トラックマンのデータを紹介していきます。

購入を検討している方の参考になれば幸いです。

 

□この記事を書いたゴルフコーチ
ゴルフコーチの池野谷 光宏です。

幼少からプロゴルファーを目指し、2007年より本格的にレッスン活動を開始。
片山 晋呉プロを4度の賞金王へと導いたツアープロコーチ谷 将貴の主宰している
TANI MASAKI GOLF ACADEMY 21 の公認インストラクター
多くのアマチュアの方を上達やお悩みに応えています。

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テーラーメイド P790アイアンの見た目

まず、テーラーメイド P790 アイアンのヘッドの顔いわゆる見た目から見てみます。

見た目の第一印象はとても重要です。

当たらなそう・・・と思ってしまうクラブは確実に当たりが悪くなります。

フックしそう・・・ 右に逃がしてしまうなどとスイングが悪くなります。

見た目が良いと、スイングにも好影響を与えます。

 

P790アイアンは、程よい大きさのヘッド形状とシャープで上級者が好むようなデザインの印象を受けました。

上からのヘッドの見た目。
2023年 P790 アイアン ヘッドの顔

めちゃくちゃ綺麗な顔で上級者好みなヘッド形状です。

バックフェースのデザインもシンプルでかっこいい。
P790アイアン バックフェース

P790 アイアンのヘッドの顔の見た目を点数で評価すると、100点!

 

めちゃくちゃ良い顔をしています。

人気があるのが良くわかります。

 

ソールも薄いので、ソールの抜けが良さそう。
P790アイアン ソール

 

そして、機能性も見ていきましょう。

P790 アイアンの飛距離性能

次に、飛距離性能をチェックしていきましょう。

P790アイアンは、上級者が使うようなマッスルバックのような趣きを持っていますが実は中空アイアン

中空アイアンというのは、簡単にいうとヘッド内部が空洞になっておりトランポリン効果で反発をするといったテクノロジーです。

だから、飛ぶ!

実際に、トラックマンという弾道測定器で飛距離を測定しました。

番手は7番アイアンです。
P790アイアン ソール

シャフトは、モーダス105のSフレックスです。
モーダス 105 Sフレックス

 

飛距離測定には、世界一の弾道測定器トラックマンで使いました。
弾道測定器 トラックマン

飛距離計測の結果です。

球筋はほぼストレートのドローボール。
P790アイアン 弾道

クラブがボールに当たる際の入射データ。
P790アイアン 入射データ

P790アイアン 試打データ

試打データです。

   データ
 ヘッドスピード 34.7m/s
  ボール初速   49.7m/s
  ミート率  1.43
   球筋   ストレートドロー
   キャリー  158.8ヤード
   TOTAL  170.1ヤード

 

ヘッドスピード34.7m/sはドライバーで250ヤードくらいのヘッドスピードと思ってください。

ヘッドスピードが35m/s出なくて、キャリー159ヤードをめちゃくちゃ飛んでます。

このアイアン形状で、飛んでくれるのはかなり良いです。やはり中空アイアンは飛びますね。

 

P790アイアンのバックスピン性能

次に、バックスピン性能です。

アイアンは、グリーン上でボールを止めるクラブなのでバックスピン量は重要。

私の場合、通常のアイアンで打つと平均スピン量は5500回転。

飛び系の反発のあるアイアンを打つと平均スピン量が4500回転。

P790アイアンを試打した際のスピン量は下記のデータ。
P790アイアン 入射データ

スピン量は5030回転。

P790アイアンのスピン性能は通常よりやや少ないくらいだと思います。

 

テーラーメイドP730 アイアンの打感や打音

最後に、細かいところの打感と打音。

中空だから打感が悪いんじゃないの?と思っていましたが意外や意外で打感が良かったです。

打った瞬間のボールとクラブヘッドが食いついている感じがもの凄い良い打感です。

そして、打音も上級者が好むずっしりとした音です。

何よりも良いのが、クラブヘッドの抜け。

ソールのシャープさが抜群の抜けを演出しています。
P790アイアン ソール

P790アイアンは上級者が好むずっしりと重く、フェースに食いつくような打感は正直もの凄い良いです。

 

P790アイアンは難しい??

P790アイアンは難しそうなイメージがあると思います。

ですが、実際に打ってみた感想はどうか??

ヘッドの見た目は適度にありますので難しさを感じさせません。

打ってみても、ヘッドの大きさはしっかりとあるので芯のエリアは通常です。

ヘッドの下の方に当たると、通常飛距離は落ちますがスピードポットという機能が搭載されているので、そこそこ飛んでくれます。

そして、何よりも飛距離が出てくれるのでありがたい。

P790アイアンを難しいと言ったら、ロフトの立っていてヘッドの大きい飛距離系のアイアンを使うしかありませんね。

P790アイアンくらいは、普通に使わないと逆に技術が上がりません。

ですから、P790アイアンは難しいという部類のアイアンではありません。

 

しかし、ドライバーの飛距離が200ヤードくらいの方は飛距離系のアイアンを使った方が優しいとは思います。

 

P790アイアンは初心者でも使える??

P790アイアンは初心者にも使えるか??

前項でもお伝えした通り、P790アイアンはかなり良いアイアンです。

初心者の方でも十分に使えます。

但し、ドライバーの飛距離が200ヤード以下の方は、ディスタンス系のアイアンの方がさらに優しくは使えると思います。

 

テーラーメイド P790アイアンの試打評価

今回は、テーラーメイド P790アイアンの試打評価をしてみました。

まず、感じたのがヘッドの顔が良くデザインがかなりカッコイイです。

また、飛距離も飛んでくれます。

アイアンを買うなら、何が良いですか?と聞かれたらP790アイアンは良いですよ!とオススメできる商品です。

ぜひ、気になる方は試打をしてみると良いでしょう。

格好から入る人には、絶好のクラブです!

 

記事を最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

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