アイアンのソケットが抜けてきている。
これって、シャフトが抜けてきているのかな??と凄く心配になりますよね。
打ったら、クラブヘッドがすっ飛んでいってしまうんじゃないか?と思う方は非常に多いです。
今回は、アイアンのソケット浮きについて解説していきます。
幼少からプロゴルファーを目指し、2007年より本格的にレッスン活動を開始。
片山 晋呉プロを4度の賞金王へと導いたツアープロコーチ谷 将貴の主宰している
TANI MASAKI GOLF ACADEMY 21 の公認インストラクター
多くのアマチュアの方を上達やお悩みに応えています。
アイアンのソケット浮きって大丈夫??心配な方に解説。
アイアンのソケット浮きって、ヘッドが抜けてきているんじゃないか?と心配になりますよね。
アイアンのソケット浮きは、大丈夫な場合と大丈夫ではない場合があります。
・ただ、ソケットがズレてきて浮いてきてしまっている。 ⇒ 安全
・シャフトが抜けてきてしまってソケットが浮いてきてしまっている ⇒ 危険
アイアンのシャフトが抜けてきている場合にには、ヘッドが飛んで行ってしまうのでかなり危険です。
シャフトが抜けてきてしまっているか?の確認方法を紹介していきます。
アイアンのソケット浮きが起こったら必ず確認すること
アイアンのソケット浮きが起こったら、まずはシャフトが抜けてきているのか?疑うことです。
打っ際にヘッドが飛んで行ってしまったら危ないですからね。
確認方法は、以下のようにしてみて下さい。
ヘッドとグリップを両手で持って力強くぐりぐりと捻じってみましょう。
この時に、シャフトとヘッドがズレるようなら抜けてきている証拠なので必ず修理してください。
グリグリと力強く捻じってもズレない場合には、ただソケットが緩んでいるだけなので安全と言えます。
ソケットがただ緩んでいる場合は、自分でも治せます。
アイアンのソケット浮きの原因
アイアンのソケット浮きには、2つの要因があります。
シャフトが抜けてきているソケット浮きはかなり危険ですから、必ず原因を知っておきましょう!
① 経年劣化や打っている間に、振動でズレてくる。
アイアンは地面に打ち込んで打っています。
その為、振動で動いてしまう場合や経年劣化でのソケット浮きが稀に起こります。
ゴルフクラブはヘッド部分のネックの穴に、接着剤のついたシャフトを差し込み作られています。
クラブヘッドとシャフトの接合部分のフタの役割がソケットです。
ソケットはただのフタの役割なので、ソケットだけが浮いているだけなら抜けてきても安全です。
ピンのアイアンなどはでソケットがないくらいです。
但し、ヘッドとグリップ側を握って、グリグリと力強く捻じってヘッドがズレるようなら、シャフトが抜けてきているので必ず修理してください。
② 熱でシャフトが抜けてきてソケット浮きが起こる。
もう一つの原因は、熱でシャフトが抜けてきてソケット浮きが起こる場合です。
これは危険なので必ず覚えておきましょう。
特に夏場に起こることが多いです。
よく起こることとしては、ゴルフクラブを車のトランクに入れっぱなしにしている場合です。
夏場でずっと、車が日にさらされていると車内はかなりの高温になります。
シャフトとヘッドは接着剤で固定されているだけなので、高温によって稀に接着剤が溶けてヘッドとシャフトがズレてソケット浮きが起こる場合があります。
必ず、ゴルフクラブは車から出しておくことをオススメします。
まとめ
今回は、アイアンのソケット浮きは大丈夫?心配な方に解説を紹介しました。
アイアンのソケット浮きは、大丈夫な場合もあれば危険な場合もあります。
ただ単純に、ソケットが浮いてくる場合は心配ありません。
ですが、シャフトが抜けてきてソケット浮きが起こる場合は危険です。
必ずソケット浮きが起こったら、ヘッドとグリップ側を持ってグリグリを力強く捻じりましょう。
動くようであればシャフトが抜けてきているので打つのを止めて修理してください。
そして、夏場に車のトランクにゴルフクラブの積みっぱなしは危険なので注意してください!
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