ドライバーを購入する時、自分はどのくらいのロフト角の物を使ったら良いのか?非常に悩みますよね。
近年では、9度や10.5度のモデルが主流となっていますが、そんな時に多いのがロフトが立っているドライバーヘッドは難しいという思い込み。
9度のドライバーって難しいんじゃないの??
それって、難しいというよりは合う合わないというのが本音です。
今回は、ドライバーの9度は難しい??人によっては危険!を紹介していきます。
幼少からプロゴルファーを目指し、2007年より本格的にレッスン活動を開始。
片山 晋呉プロを4度の賞金王へと導いたツアープロコーチ谷 将貴の主宰している
TANI MASAKI GOLF ACADEMY 21 の公認インストラクター
多くのアマチュアの方を上達やお悩みに応えています。
ドライバーの9度は難しいのか??相性で選ぶのが正解。
ドライバーの9度は難しいのか??
この答えは、スイングのタイプや体力によっては難しい。というのが正解ではないでしょうか??
9度は難しいのか?というお答えに関しては、2つの考え方がありますので紹介していきます。
1、自分の弾道データと照らし合わせてロフト角選びをする。
ドライバーというのは、最大飛距離が出せる数値の項目があります。
この部分を考えていくと、9度は自分には難しいよね・・・という答えが一つ出てきます。
それは大きく分けると、
①ヘッドスピード
②ボールの打ち出し高さ
③ボールのバックスピン量
④ミート率
以上の4項目が重要。
弾道測定器などを使うと簡単にわかりますので、測ってみると良いでしょう!
下記のように、色々なデータが数値化されます。
この中で、ロフトを決める部分としては①②③の3項目が重要です。
ドライバーの最大飛距離が出せる適正数値は、
①ヘッドスピード・・・速ければ速いほど良いです。
②ボールの打ち出し高さ・・・約10度から13度
③ボールのバックスピン量・・・約1800回転から2300回転
が良いです。
②と③は相関関係があり、
・スピン量が少なければ打ち出し角度は高い方が良い。
・スピン量が多ければ打ち出し角度は少ない方が良い。
という感じです。
このデータ踏まえて、9度のドライバーは難しいのでやめた方が良い方を紹介していきます。
①ヘッドスピードが33m/s以下の方は9度のドライバーは難しいのでやめた方が良い。
ドライバーのヘッドスピードは33m/s以下の方は、9度のドライバーは難しいと思います。
なぜなら、ドライバーの弾道というは打った瞬間は打ち出しは低く、徐々にボールが上がっていくクラブだからです。
ヘッドスピードがない方は、最高到達点に行くまでにボールが落下してしまいます。
キャリーが出ないと、当然飛距離が出なくなりますので難しいと言えます。
②バックスピン量が1800回転以下の方は9度のドライバーは難しいのでやめた方が良い。
次に、バックスピン量です。
基本的に、
・ロフトの角度が少ないものはスピン量が減る。
・ロフトの角度が多いものはスピン量が増える。
という感じです。
バックスピン量の最適数値は、約1800回転から約2300回転くらいの間が良いので、その数値に合わせたロフト角選びが良いと思います。
バックスピン量が少ないと、ドロップボールと言って弾道が上がらなくなってストーンと落ちたボールになってしまいます。
ですから、バックスピン量が1500回転などの方はボールが上がらず9度のドライバーは難しいと言えます。
逆に、スピン量が3000回転などと多い方は9度のドライバーを使うとスピン量が減るので恩恵を受けます。
③打ち出し角が低い方は、9度のドライバーは難しいのでやめた方が良い。
最後に、打ち出し角です。
ドライバーの最適な打ち出し角度は、約10度から13度くらいが最適などでその数値に合わたロフト角を選ぶと良いです。
最適なスピン量で打てて、打ち出し角が低ければボールはまったく上がらずキャリーが出ません。
ですから、打ち出し角が8度などと打ち出し角が低い方は、9度のドライバーは難しいのでやめましょう!
逆に、打ち出し角が16度などと高い方には9度のドライバーを使うと良いです。
2,ボール弾道によって、ロフト角を考える。
ロフト角はボールの曲がりに関しても影響が出ます。
ロフト角が多いと、ボールがつかまりやすいのでフックボールが出やすい。
逆にロフト角が少ないと、ボールがつかまりづらくなります。
その為、スライスで困っているという方は少しロフト角が多いものが良いと思います。
まとめ
今回は、9度のドライバーは難しい??のかについて解説しました。
ドライバーの弾道には、最大飛距離が出セるポイントがあります。
そのデータと照らし合わせていくと、難しいさというのが出てくると思います。
9度のドライバーが難しいと言える方は、
①ドライバーのヘッドスピードが33m/s以下の方。
②ドライバーのスピン量が1500回転などの低スピンの方。
③ドライバーの打ち出し角度が8度などの低弾道の方。
このような方には、9度のドライバーは難しいと言えます。
弾道測定器を使えば、数値化され簡単に合う合わないがわかりやすいので計測をしてから購入するのがオススメです。
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