ゴルフでは、ボールとクラブが直接当たらないショットがあります。
例えば、
・バンカーショット
・ラフからのショット
これらのショットは、インパクト時にボールとフェースの間に芝や砂が入った状態で当たります。
その為、距離感が非常に難しくなります。
ラフが深い、芝の密集度が多い。
この状況でアプローチをするなら、クラブがボールに当たる際に芝がひっかかり減速するのでいつもの3倍の振り幅じゃないと飛ばない。
また、冬などのラフは芝が枯れるので、抵抗感が少なくなるのでいつもの1.5倍の振り幅で良い。
バンカーでも一緒です、砂がフカフカの柔らかいバンカーだと抵抗が多くなるのでしっかり振り抜かないといけない。
バンカーの砂が少なく硬い状況なら、あまり砂の抵抗がないので振り抜いてしまうと飛び過ぎてしまう。
などなど、クラブとフェースが直接に当たらないショットは非常に経験測が重要。
このような場合は、
① まずボールとクラブが当たっていく際のクラブの当たっていくイメージをしっかり持つこと。
バサバサバサと芝をクラブが刈り取っていくようなイメージなどです。
② ちゃんと、状況を確認しボールに当たった際の抵抗や飛ばない度をちゃんと覚えていって経験測を増やしていくこと。
私も、コースレッスンなどではこの状況ではいつもの3倍の距離の意識で振っちゃった方が良いですよ!とアドバイスを送る場面があります。
距離に対して、2倍3倍の振り幅やスピードで振ると飛び過ぎてしまうんじゃないか?という不安に陥りインパクトで緩んでしまってミスをします。
そうならない為にも、経験の量を増やしてこのくらいしか飛ばないんだと覚えていくことです。
フェースとボールが直接当たらないショットは、経験を多くこなし状況をしっかりと覚えていきましょう!
幼少からプロゴルファーを目指し、2007年より本格的にレッスン活動を開始。
片山 晋呉プロを4度の賞金王へと導いたツアープロコーチ谷 将貴の主宰している
TANI MASAKI GOLF ACADEMY 21 の公認インストラクター
多くのアマチュアの方を上達やお悩みに応えています。