【試打・評価】キャロウェイ ローグST ドライバーを打った感想。

2022年 2月に発売が開始されるキャロウェイ ローグ STシリーズ。

キャロウェイのクラブもゴルフ市場で人気のあるメーカーです。

さっそく、キャロウェイ ローグ ST ドライバーを試打してみました。

試打をした評価をゴルフコーチの私なりの意見を紹介していきます。

ちなみに、ローグ STでも3種類ありMAXを打ちました。

購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみて下さい!

 

□この記事を書いたゴルフコーチ
ゴルフコーチの池野谷 光宏です。

幼少からプロゴルファーを目指し、2007年より本格的にレッスン活動を開始。
片山 晋呉プロを4度の賞金王へと導いたツアープロコーチ谷 将貴の主宰している
TANI MASAKI GOLF ACADEMY 21 の公認インストラクター
多くのアマチュアの方を上達やお悩みに応えています。

 

キャロウェイ ローグ ST MAXの顔はどうか?

まず、キャロウェイ ローグ ST MAXのドライバーヘッドの顔から見てみましょう!

キャロウェイ ローグST MAX ドライバー

見た目は、優しいという印象のヘッドをしています。

ボテッと平べったい形状。

低重心でボールが上がりやすいというイメージを受けます。
rogue stドライバー

同じ時期に発売されたテーラーメイドのステルスとは違った顔をしています。

ボテッと平べったいのは、空気抵抗を減らしてヘッドスピードを向上させる狙いみたいですね。

 

また、ヘッドの色はマットブラックを少し薄くした感じです。

カーボン素材が搭載されたヘッドです。

 

ボールを置いてみて、構えた際のヘッドの見た目。
ローグ ST 構えた際の見た目

MAXは、標準的なのでフェースも被ることなくストレートなラインです。

何しろキャロウェイ ローグ ST MAX ドライバーは優しい印象しかないですね。

 

次に、機能性も見ていきましょう。

 

キャロウェイ ローグ ST ドライバーの気になる飛距離は?

ドライバーを買う決め手の一つは、飛距離。

どんな形だろうと飛んでくれるクラブは魅力的です。

今回の、ローグ ST ドライバーの飛ぶ秘訣はどこにあるのか?

メーカーが打ち出していることは、

① AI設計のFLASH フェース SS22を採用。
② フェースをたわませて飛ばす、AIスピードフレームを採用。
ローグ ST MAX フェース面

 

③  ヘッド後方にタングステン・カートリッジをつけミスヒットしても飛距離ロスや方向性を補えるような高い感性モーメントを実現。
ローグ ST MAX カートリッジ

④ カーボン素材でヘッドの重さを軽量化しヘッドスピードアップを実現。
キャロウェイ ローグST MAX ドライバー

といった感じのようです。

色々と、飛ぶためのテクノロジーの宣伝はさておき打ってみれば結果はすぐにわかります。

計測機械は、世界一の計測器のTRACKMAN。
弾道測定器 トラックマン

10球打ってみて、全部のデータを平均したものです。

弾道は、ドローボールがほとんどです。
キャロウェイ ローグ ST 試打の球筋

データはこんな感じに出ます。
キャロウェイ ローグ ST MAX 試打データ

本当にトラックマンは最強。

細かいデータが包み隠さず出るので、クラブフィッティングに持ってこいです。

文字が小さいので、下記の表にまとめます。

  平均値
 ヘッドスピード  45.3m/s
  ボール初速      66.4m/s
  ミート率   1.47
   球筋   ドロー
 スピン量  2340
キャリー247.4ヤード
   TOTAL  274.3ヤード

ヘッドスピードが45m/sで275ヤードは、飛んでいる方だと思います。

同時に新発売されたテーラーメイド ステルス ドライバーを試打しましたが、ローグSTの方が平均5ヤードくらいは飛んでいます。

 

キャロウェイ ローグ STの方向性は良いのか?

次に、方向性の確認です。

計測した弾道は、10球ともすべてドロー。

方向性も抜群と言えます。
キャロウェイ ローグ ST 試打の球筋

つかまりも良いヘッド形状になっているようです。

ローグ STシリーズは4種類でており、MAXが一番オーソドックスなヘッドと言えそう。

スライサーは、
① MAX FACT
②MAX D
③MAX
④MAX LS
の順で選んでみて下さい。

ボールの上がりやすさは同じく、
① MAX FACT
②MAX D
③MAX
④MAX LS
の順で高さが出るヘッドのモデルになっています。

 

キャロウェイ ローグ ST ドライバーの打感や打音

ローグ ST MAXドライバーは、打った感触や音はどうなの?というところです。

打った感触は正直、軽い。

他のドライバーで表現するとゼクシオに近い感じです。

テーラーメイドのステルスはボコっと重い感触ですが、完全に真逆な感触です。

 

そして、音も軽い感触なだけにぱかーんといっなそうなた打音。

上級者には好まない打音と印象。

中級者やシニア層は好みそうなドライバーじゃないかなと思います。

 

キャロウェイ ローグ ST ドライバーのスペック

キャロウェイ ローグ ST ドライバーのスペックです。

人気の、
・VENTUS
・TOUR AD UD
・SPEEDER NX50
・DIAMANA PD 50

などのシャフトの種類が選べます。

詳しくは、キャロウェイ公式サイト

キャロウェイ ローグST ドライバーの試打評価

今回は、キャロウェイ ローグ ST ドライバーを試打してみました。

ローグSTシリーズは、4種類の展開がされていて私はMAXを試打しました。

イメージとしては、

少し力がない方が、楽に飛距離が出せる。そして高さなども出て優しいドライバー。

 

私の評価としては、中級者にはかなり良いドライバーです。

 

同時期に発売されたテーラーメイド ステルス ドライバーの試打評価も参考にしてみて下さい。

>>>テーラーメイド ステルス フェアウェイウッドの試打レビューを紹介。