アダム・スコットがマスターズでも使用し有名になったディレクテッド フォース パター。
L.A.B GOLF パター。
正直言って、ハート型の変な形をしています。
しかしやしかし、メチャクチャ高性能。
打ってみるとかなり良いです。
アカデミーのある京葉カントリー倶楽部で、試打パターがあったので実際に試させていただきました。
その際にディレクテッド フォース パターを試打した感想をご紹介していきます。
幼少からプロゴルファーを目指し、2007年より本格的にレッスン活動を開始。
片山 晋呉プロを4度の賞金王へと導いたツアープロコーチ谷 将貴の主宰している
TANI MASAKI GOLF ACADEMY 21 の公認インストラクター
多くのアマチュアの方を上達やお悩みに応えています。
ディレクテッド フォース パターとは
ディレクテッド フォース パターとは、アメリカの新興パターメーカーのL.A.B GOLFから出されているパターです。
L.A.B.GOLFの「L.A.B」とは、ライ・アングル・バランスというアイデアの略から来ています。
ディレクテッド フォース 2.1パターのヘッドの見た目
ディレクテッド フォース パター2.1の見た目を紹介していきます。
まずは、特徴的なヘッド形状をしていますよね。
実際に、グリーンで構てみるとこんな感じです。
ヘッドのブレードの直線が協調されて構えやすいです。
ヘッド裏のデザインです。
グリップから見ると、グリップの延長線がフェース面になっています。
ハンドファーストになっている状態です。
ヘッドを横からみるとこんな感じです。
結構、特徴的なヘッドの形状をしています。
ヘッドのデザインはオーダー制で色々変えられるので自分の好みの物を探すとよいですね。
ディレクテッド フォース パターの特徴
ディレクテッド フォース パターはエンジニアが2年の歳月をかけて作られた物。
どんな特徴があるのかご紹介していきます。
究極にフェースの開閉が起こらないようになっている。
パターが入るポイントの大きな一つ。
打ち出したいラインに、フェースが直角に向いて打ち出されること。
フェースの向きが85%重要。そして残り15%がストローク。
ショートパットに関しては、ストロークが小さいので重要なのはフェースの向き。
フェースの向きが安定すれば確率よくカップインに近づきます。
パターのストロークの際には、フェース面は必ず開閉動作があります。
ということは、少なからずフェース面がブレているということです。
そして、このディレクテッド フォース パターは不要なヘッドの回転とトルクをすべて排除する、まったく新しい方式とクラブバランスのアプローチを開発することに成功しました。
手で真っすぐに向ける努力をしなくても、勝手に真っすぐになってくれる優れもの。
トルクが強いことを証明する動画を添付しておきます。
ライ角やロフトを自分のストロークに合った状態にカスタムできる。
自分のストロークに合った、ライ角やロフト、長さにオーダーすることが出来ます。
当然ながら、ボールの転がりや振り心地が良くなることは当然でしょう。
ライ角は63度から1度刻みで80度まで、長さは28インチから38インチで作製可能。
シャフトの入り方が特徴的
まず、グリップからヘッドを見てみて下さい。
グリップのセンターラインの延長がフェース面になっています。
ということは、ハンドファーストの形になっている状態。
フォワードプレス技術というものが搭載されているようです。
非常にボールの転がりが良くなります。
シャフトカラーも色々なものを選べる。
マットシルバーやマットブラックなどシャフトも色々遊べます。
アライメントラインのバリエーションが豊富
パターヘッドのアライメントを指し示すラインが36種類もあります。
アライメントラインが豊富だと自分のイメージが出やすくもなるのでありがたいですよね。
ディレクテッド フォース パターを打った感じ
私は、20歳くらいのころからフェースバランスのパターしか使っていません。
フェースの開閉動作が正直あまり好きじゃありません。
構えた感じからストロークまで安定する感じが非常にすることから使い続けています。
究極的に、フェースの開閉動作を減らしたパターは私好み。
まず、構えた感じはフェース面のラインとアライメントラインで目標に構えやすい。
そして、シャフトの入り方が特徴的で球の転がりがかなり良いです。
そして、なんと言ってもストロークの安定感。
勝手にストレートに近い振りが出来ます。
かなり良いと感じます。
オートマチックにパターを打ちたい方には非常に良いと思います。
ディレクテッド フォース パターの悪い点
京葉カントリー倶楽部の工房のクラフトマンに聞いてみたところ、トルクが強く。
オートマチックにストレートに振れてしまう。
だから、パターを振る感性がなくなってしまうのが怖いとおっしゃっていました。
プロゴルファーは感性も大事なので、ちょっと敬遠している方もいらっしゃると言っていました。
私的には、アマチュアの方にはストロークが安定するので悪い点はナシという評価です。
ディレクテッド フォース パターを使っていたプロゴルファー
ディレクテッド フォース パターをしようしていたプロゴルファー。
アダム・スコット
ジミー・ウォーカー
などのUSPGA選手が使用していたことで有名です。
まとめ
今回は、ディレクテッド フォース パターの試打レビューをしました。
正直、私好みのフェースバランスパターです。
構えやすくストロークしやすい。
非常にオススメのパターです。
値段は結構するのですが、オーダーで自分に合ったものを作れるので長く使えるパターだと思います。
ぜひ、試してしみて下さい。