コンペに出てみた。
競技の詳細を見てみると、6インチプレースOK。
また、コンペに出た時に、『今日は6インチプレースOKです。』
などというワードを聞く時が出てきます。
いったい、どういう意味??
ということで、今回は6インチプレースとはどういう意味?そして6インチって何センチくらい?といった疑問にお答えします。
幼少からプロゴルファーを目指し、2007年より本格的にレッスン活動を開始。
片山 晋呉プロを4度の賞金王へと導いたツアープロコーチ谷 将貴の主宰している
TANI MASAKI GOLF ACADEMY 21 の公認インストラクター
多くのアマチュアの方を上達やお悩みに応えています。
6インチプレースとは? 6インチは何センチのこと?
ゴルフ場のローカルルールで使用されることがあります。
ゴルフ場ごとの特別ルールといった方がわかりやすいかもしれません。
例えば、その日は雨でゴルフ場の状態が悪い。
そんな時に、ボールが止まった際の場所がもの凄い打ちづらい。
ここで、『今日はローカルルールで6インチプレースOK』であれば、カップに近づかないことを条件に6インチ以内であれば動かしてもいいよというゴルフ場の特別ルール(ローカルルール)です。
ちなみに1インチは、2.54cm
6インチは、15.24cmということになります。
そして、プレースとは置くという意味です。
6インチプレースOKとは、カップに近づかない6インチ以内の場所にボールを置いてもいいよというローカルルールです。
6インチプレースを使う際には?
プレーで6インチプレースを使う際には、どうやったら良いか?手順を伝えます。
① 申告をしよう。
いきなりボールを動かしていたら、不信すぎますよね。
ですから、念のため同伴者に6インチプレースを使ってボールを動かす旨を伝えておきましょう。
救済の際は、2019年の新ルール改正で申告しなくても良いということになりました。
でも、いきなり動かしたよ・・・なんて因縁つけられても困るので近くに同伴者がいれば『6インチプレースで動かします』と伝えましょう。
たいした作業ではないので、言っておいた方が良いです。
② 元の位置に印をつけておく。
そして、6インチは15.24センチ。
同伴者に、これまた6インチ以上は動かしてんじゃないの?と因縁つけられるのも嫌なので、ボールのあった場所がわかる位置にグリーン上と同じくマークをしましょう。
マークする物はティーでOKです。
後味が悪くなるのも嫌なので、しておいた方が間違いないです。
③ ボールを置く。
マークをしたら、
・ボールがカップに近づかない位置。
・元の位置から6インチ(15.24センチ)以内にボールをプレースしましょう。
プレースというのは、ボールを置くという意味です。
そして、マークを拾い上げて打ちましょう。
よく間違うプレースとリプレース。
プレースとは、別の場所に置くという意味合いを持っています。
次に、リプレース。
リプレースは、元のあった場所にボールを戻すという意味合いです。
全然、別々の意味なので間違わないように注意してください。
まとめ
6インチプレースOKとは、
ゴルフ場のローカルルールです。
ゴルフ場の状態が悪い際に使われ、ボールの位置が悪い時に6インチ以内であれば動かしても良いよという特別ルールです。
但し、どこまででも動かせるのはおかしいですよね。
なので、6インチ(15.24センチ)かつカップに近づかない場所にボールを置いて打つことが出来ます。
動かせるとプレーに有利ですから、ゴルフ場に行ったらローカルルールを確認しておきましょう。