それは、打ち方のせいだけではありません。
コースの攻め方。
いわゆるコースマネージメントが悪いことが原因かもしれません。
★レーザー距離測定器について
★レーザー距離測定器の活用方法
片山 晋呉プロを4度の賞金王へと導いたツアープロコーチ谷 将貴の主宰している
TANI MASAKI GOLF ACADEMY 21 の公認インストラクター
多くのアマチュアの方を上達やお悩みに応えています。
自身の経験と数々のレッスン経験の中で、スコアアップへの引き出しが多く出来ています。
コースマネージメントでスコアアップするには
コースマネージメントとは、自分の技術を考慮した上で最適な攻め方を行うこと。
ここでいう、自分の技術とは
・クラブ毎の飛距離
・球筋(スライス系、フック系、ボールが高い、ボールが低い)
・自分の得意分野(ドライバーが飛ぶ、アイアンが上手い、ショートゲームが得意 など)
・苦手分野(バンカーが苦手 など)
など自分を知ることが大事です。
例)ショートゲームが得意な方
ショートゲームが得意だという方は、ショートゲームを中心とした攻め方を考えます。
そうなると、ドライバーは勝負どころではないので飛ばそうという発想ではなくとりあえず次にグリーンに向かって打てれば良いという攻め方になります。
レーザー距離計測器とは
レーザー距離計測器とはこういうものです。
・目標物までの距離がわかります。
・目標物に高低差がある場合は、高低差を出してくれその角度を計算したうえでの距離を出してくれます。
今、セルフプレーのゴルフ場も増えてきているので必需品です。
・ローカルルールで禁止される場合がある。競技の場合はチェックしてください。
続いて、レーザー距離計測器の活用方法です。
レーザー距離計の活用方法
まず、自分の正確な距離を知る。
ゴルフをやっていると、7番アイアンで150ヤードという話良く聞きます。
そして、私自身レッスンで7番でどのくらい飛びますか?と質問すると『150ヤードです。』
という答えが多く返ってきます。
実際に打つと、飛んでいない方が非常に多いです。
ですから、実際に飛んでいる自分の距離を計測してください。
コース上でアイアンの飛距離を測る場合の例をご紹介します。
①ピンまでの距離を測る。
例えば、ピンまで150ヤードでした。
②打つ。
③グリーンにキャリーでボールが落ちた地点を見つける。
④ピンを対象に距離を測る。
ピンの手前5ヤードにピッチマークがありました。
・多くの統計を取ればとるほど確実な距離がわかります。
・必ず、風や良いショットだったなどは考慮して距離を計算してください。
・キャリーが分かれば良いです。転がりはグリーンの硬さや傾斜で変わってしまうので。
コースでのレーザー距離測定器活かし方
そして、今度はコースでの攻め方に活かします。
ミドルホール 320ヤード
自分のドライバーショットの距離は230ヤード
バンカーに入れると、次に打つ難易度が高いです。
ここで、2つの考え方がでます。
自分のドライバーショットが230ヤードの想定です。
バンカーに入ったら次のショットの難易度が高い。リスクがある。
ただし、ナイスショットが出たら90ヤードセカンドショット。ピンによる確率が上がる。
5番ウッドの方が、曲がらない。そして難しいバンカーに入るリスクはない。
でも、セカンドショットが140ヤードのアイアンが残るのでピンによる確率が減る。
もし、この際に自分の距離が正確でなかったら、入らないつもりで打ったショットがバンカーに入ってしまう。
なんてこともあり得ます。
まとめ
2019年のルール改正によって距離計が試合でも使えるようになりました。
・2点間のみ
・ローカルルールで使えない可能性がある。
などの制約がありますが、
自分の正確の距離を知ること。
コースの危険地点までの距離。
などをレーザー距離測定器で知ることができます。
そして、コースマネージメントが行えることでスコアアップが望めます。
お持ちではない方は、使ってみると良いと思います。
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