ゴルフコーチ 池野谷です。
ゴルフの一番安全なボール知ってます？
低いボールです。
なんでか？
空中に浮いている時間が少ないのでボールの曲がりが少ないからです。
そして、低いボールはハンドファーストに打てないと出ません。
ハンドファーストに打てれば、悪いライも打てる。ダフリも出ない。
いいこと尽くしです。
難点はボールが低いのでランが出やすいことだけです。
冬になれば、アゲンストでは風の影響も受けないで打てることもできます。
今回は、初心者でも打てる低いボールの打ち方をご紹介します。
この記事を読んでもらいたい方
・低いボールの打ち方を覚えたい方
・ボールが曲がるので安全なボールを覚えたい方
・悪いライの打ち方も学びたい方
・冬の風の強い状況でも対応できる球筋
目次
低いボールの打ち方をご説明していきます。
低いボールの打ち方をご説明していきます。
1、低いボールを打つためのクラブ選び
2、低いボールが打てるアドレスの作り方。
3、低いボールの打ち方
以上の手順でご説明をしていきます。
低いボールが打てるクラブ選び
低いボールを簡単に打つためには、まずクラブ選びが重要です。
単純に考えましょう。
6番アイアンと7番アイアンはクラブのロフトはどちらが立っているでしょうか？
当然、6番アイアンですね。
6番アイアンのロフト角は、だいたい27度前後。
7番アイアンのロフト角は、だいたい31度前後。
4度も違うのです。
私の7番アイアンの距離は155ヤード。
ピンまで155ヤードのポジションに来ました。
低いボールを打っていきたい。
そんな場合は、1つ番手を上げて6番アイアンを持つ。
当然、飛んでしまいます。
その分、コンパクトに振って距離は抑えます。
通常の距離の番手より大きいクラブを持つ。
当然、ロフトが立っているわけですから簡単に低いボールが出やすくなります。
そして、番手が大きいと飛んでしまうのでその分スイングはコンパクトに振って距離を落とす。
低いボールを簡単に打つためのクラブ選びは、一つ大きい番手のクラブを選ぶことです。
低いボールを打つためのアドレスの仕方 3つのポイント
簡単に低いボールを打つためには、まず番手選びが重要です。
そして、次に簡単に打つためには低く打てるアドレスが重要になります。
そして、次に簡単に打つためには低く打てるアドレスが重要になります。
グリップの持ち方
低いボールを打つための、アドレスの仕方のステップ①はグリップです。
低いボールを簡単に打つためには、1つ番手を上げることが重要だとお伝えしました。
1つ番手を上げてコンパクトに打つ。
これ、野球でいったらホームラン狙いではなく、芯に当ててライナーを打つようなものです。
大振りをする意識を消すためにも、グリップの短く握ります。
グリップは指2本分短く握ります。
低いボールを打つボール位置
低いボールを打つための、アドレスの仕方のステップ②はボール位置です。
7番アイアンで説明します。
通常の7番アイアンのボールの位置は、足と足の真ん中よりボール1個左足よりに置きます。
しかし、低いボールを打つ時は逆に、足と足の真ん中よりボール1個右足よりに置きます。
ボールを右足側に置くということは、スイング軌道の鋭角ゾーンで打てるので低いボールが出やすいです。
低いボールを打つためのアドレスの重心配分
低いボールを打つための、アドレスの仕方のステップ③はアドレス時の重心配分です。
通常のアドレスの重心配分は、右足 5 ： 左足 5 の五分五分です。
しかし、低いボールを打つ際の重心配分は、右足 4 ： 左足 6 の左足重心で構えます。
この3つのポイントが低いボールを打つためのアドレスの仕方です。
低いボールを打つための打ち方
低いボール打つためのクラブ選び。
低いボールを打つためのアドレスを取りました。
ここまでの準備がとても大事です。
最後に打ち方です。
ポイントは2つあります。
低いボールを打つためのアドレスを取りました。
ここまでの準備がとても大事です。
最後に打ち方です。
ポイントは2つあります。
低いボールを打つためにはコンパクトスイング
低いボールを打つためのスイング編です。
低いボールを打つためのクラブ選びで、通常の番手より1つ大きいクラブを選びました。
その為、通常通り振ってしまうと飛び過ぎてしまいますよね。
その分、コンパクトにスイングをします。
イメージとしては、バックスイングではこぶしが肩横
インパクトでは、ロフトを立てて低いボールを打つためにハンドファーストで捉える。
フォロースルーでもフィニッシュまで振り切らず肩横くらいの位置で止めます。
いつものスイングよりコンパクトに振って距離を落とします。
クラブが暴れないようにスイング中のグリップはしっかり握っておきます。
最後に、グリップの握る強さです。
ボールを飛ばしたい。ボールを上げたい。＝ヘッドを走らせて使いたいので、グリップはユルユルに握ります。
ボールをコントロールしたい。低いボールを打ちたい。＝ヘッドは固定して使いたいので、グリップはしっかり握ります。
ですから、低いボールを打ちたい際は、しっかり握ります。
10段階だと8くらいの力感です。
10段階だと8くらいの力感です。
低いボールを打つための目線
低いボールを打ちたい時の目線は出来るだけ低い場所を見てください。
フィニッシュで上を見てしまうとアッパー軌道になってしまいます。
低いボールを打つなら目線を低い場所に持っていきます。
低いボールを打つなら目線を低い場所に持っていきます。
低いボールを打つ際の手順
低いボールを打つ際の手順です。
① 通常の番手より1つ大きい番手を選ぶ。
② コンパクトに振る為にグリップを指2本分短く握る。
③ アドレスを取っていきます。ボール位置は足と足の真ん中より1個右足よりに置く。
④ アドレス時の重心配分は、右足 4 ： 左足 6 の左足重心で構える。
⑤ スイングをしていきます。 スイングはコンパクトにスイングをする。
⑥ スイング中は、グリップをしっかり握っておく。
⑦ 振り切ったフィニッシュ時は目線を低いところにもっていく。
以上
低いボールを打つ際の注意点
低いボールを打つ際の注意点です。
・低いボールを打とうとして、上体を突っ込ませて打ってしまう。
このように、上体を突っ込ませてしまうとアウトサイドイン軌道になってしまうので注意してください。
・コックを入れてパンチを入れてしまう。
こちらは、鋭角にクラブを当てていく為、低いボールがでます。
いわゆるパンチショットです。
風がアゲンストの場合、ボールにスピンがかかり過ぎてしまい吹き上がってしまいます。
低くいボールを打つためには、悪くないのですがアゲンストの風の時だけ注意です。
いわゆるパンチショットです。
風がアゲンストの場合、ボールにスピンがかかり過ぎてしまい吹き上がってしまいます。
低くいボールを打つためには、悪くないのですがアゲンストの風の時だけ注意です。
低いボールを打つ際はどんな時に有効
低いボールはコースでどんな時に有効かお伝えします。
・狭いホール・・・ボールが上がってしまうと滞空時間が長く曲がる量が増えてしまうので低いボールで抑えるとフェアウェイキープ率が上がります。
・風の強い日・・・フォローだと飛び過ぎてしまう。アゲンストだと飛ばない。横の風だと流されてしまう。と言ったことが通常のボールだと出ますが、低いボールが打てれば風に流されることも少なくなり計算できる。
・打ち下ろしのホール・・・打ち下ろしということはボールの落下時間が長くなります。落下時間が長いということは曲がる時間も多いということです。低く打てれば滞空時間を減らせます。
・グリーンに狙うショット・・・グリーンが柔らかくてボールが止まりやすい。 ピンが奥に切ってある。などボールが多少止まらなくても良い場合、1つ番手を上げてコントロールショットを打つとショットの精度が上がります。
・ライが悪い場合・・・ライが悪い場合、ハンドファーストで打つことが重要です。低いボール ＝ ハンドファーストのインパクトの為、最善です。
まとめ
低いボールの打ち方はマスターできたでしょうか？
低いボールが打てれば、安全でスコアを崩すことが少なくなります。
アイアンの名手は基本、低いボールで抑えたラインが出たボールを打ちます。
低いボールが打てる＝レベルアップ が望めます。
必ず覚えてください！！
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