埼玉県のときがわ町にあるゴルフ場、玉川カントリー。
18歳で高校を卒業してから、22歳までの4年間をこの玉川カントリーでゴルフ修業をしました。
その私が、玉川カントリーのコースの特徴や狭さ・練習施設・アクセスなどゴルフ場の魅力などをお伝えします。
これは、2021年の年末にラウンドしに行った際のコメントです。
玉川カントリーの難しさは、一言で言うと狭い。
難易度はかなり高いです。
玉川カントリーに行こうかな?どういうコースかなと思っている方はぜひ、参考にしてみて下さい。
幼少からプロゴルファーを目指し、2007年より本格的にレッスン活動を開始。
片山 晋呉プロを4度の賞金王へと導いたツアープロコーチ谷 将貴の主宰している
TANI MASAKI GOLF ACADEMY 21 の公認インストラクター
多くのアマチュアの方を上達やお悩みに応えています。
玉川カントリーのコースの特徴
玉川カントリーのコースの特徴は、アップダウンが激しく狭い。
そんな印象です。
ゴルフ場は自体はあまりマナーにうるさいようなコースではありません。
来場の際も、自分で車からキャディバッグを降ろすセルフ式。
ロッカーも選択制です。
ロッカーを使わなければ、ロッカーフィーも免除されますのでスパイクでの入場も可のフランクな感じです。
そして、コースを色々な角度からお伝えしていきます。
コースの広さ
フェアウェイの広さは、平均して20ヤードくらいでやや狭めだと思います。
ですが、フェアウェイがありラフを外すと崖やOB、1ペナ。
隣のホールから打つということは少なくほとんどがペナルティエリアで区切られています。
その為、ティーショットのプレッシャーがもの凄く高いです。
ドライバーが上手くなりたいという方は、非常に練習のし甲斐と楽しめると思います。
初心者の方は、ティーショットに苦労する可能性は高いですが、挑戦してみて欲しいです。
玉川カントリーはコースの広さはかなり狭いと言えます。
コースの起伏
アップダウンは半端じゃないです。
INコースの出だしは、スキー場を彷彿させる打ち下ろしホールから始まります。
ティーショットは、ほとんどが打ち下ろし。
コースの狭さに加えて、打ち下ろしの滞空時間の長さで更に曲がりが増えます。
そして、セカンド以降は打ち上げというロケーションが多く距離感が非常に難しいです。
また、
・左足上がりの傾斜
・左足下がりの傾斜
・つま先上がりの傾斜
・つま先下がりの傾斜
などの平で気持ちよく打てるライがあまりないので応用力が試されます。
玉川カントリーの傾斜度は、アップダウンがかなりあります。
距離
玉川カントリーの距離はどちらかというと短めです。
レギュラーティーからですと、6000ヤードくらいです。
だいたい、ドライバーが230ヤード飛ぶ方であればショートアイアンで打てます。
レギョラーティーで長いホールと言っても、ミドルで丁度400ヤードくらいのホールが一か所。
アップダウンと狭さの難しさがあるので、距離が短めなのはありがたいです。
ショートホールも150ヤードくらいのホールが多い。(下記写真は、池越えの17番ショートホール)
玉川カントリーの距離は短めです。
グリーン
玉川カントリーのグリーンです。
グリーンの傾斜は、結構あります。
そして、スプリングスベントというグリーンの品種のせいもあり、グリーンのスピードは重いです。
グリーンスピードは感覚的にいうと8.5フィートくらい。
高温に強い品種だと思いますが、芝自体が太くバサバサ感が満載。
パシッとしっかりと打てる人が、入りやすいと思います。
流し込むように入れる人は、芝目に負けて入りづらいという感想です。
玉川カントリーのグリーンは、傾斜はきつくグリーンスピードが遅い。
戦略性
玉川カントリーはトリッキーなホールは少ないので戦略といった面はあまりありません。
しいて言えば、ティーショットが狭く打ち下ろしが多いのでドライバーなどを使わないなどの戦略は必要です。
玉川カントリーは、基本的にトリッキーなホールは少ないのでティーショットだけ考えて欲しいです。
玉川カントリーへのアクセス
玉川カントリーへのアクセスは車と電車で分かれます。
車の場合
関越道の東松山インターから約20分。
ゴルフ場の案内の時間って道が空いている場合の記載が多いです。
その為、高速降りたら結構下道が混んでてなんだよ・・・という場面があります。
しかし、玉川カントリーの場合は混む場所がないので余程でもない限り渋滞はしませんので東松山インターから約20分で大丈夫です。
電車の場合
電車の場合、東武東上線の森林公園駅から送迎バスが出ています。
駅からの所要時間は約20分かかりますのでスタート時間と照らし合わせてみてください。
送迎バスは予約運行の為、前日の14時までにゴルフ場に必ず予約をすること。
朝のバスの運行時間は、
7:30
8:30
1、2月の平日は運休ですが、他の月であれば6時40分の運行もあります。
帰りのゴルフ場からの運行時間です。
16:00
17:00
18:00
の3本です。
帰りも予約制の為、チェックインのフロントでスタッフにバス利用の旨を伝えたほうが良いです。
玉川カントリーのレストラン
玉川カントリーのレストランです。
食事は、ステーキやラーメンなど一がありメニューも豊富です。
凄く凝っているという感じではないので、普通に美味しいと言った感じです。
12月に行った際は、ゴマ味噌ラーメンを食べました。
プレー日は激寒だったので、ラーメンは最高で結構おいしかったです。
玉川カントリーの料金・価格
そして、気になる料金です。
平日だと、¥10,000はしません。
土日で、¥10,000を上回る料金設定です。
東京からのアクセスもぼちぼち良い場所ではリーズナブルな金額です。
玉川カントリーの練習施設
ゴルフ場ってプレーをするだけがすべてではありません。
練習場の施設も大事です。
まずは、ドライビングレンジです。
打席は8打席あり200ヤードまでが可能です。
崖に向かって打っていきます。
よく球拾いの仕事をしていました。
どうやって拾っているの?って感じの練習場です。
そして、良いのがアプローチ練習場。
20ヤード程度の距離が打てます。
アゴの高いバンカーが4つ程度あり、このバンカー練習場は砂の手入れがしっかりされていれば最高のバンカー練習場。
バンカーショットは自分の中で結構得意なのですが、昔このバンカーで毎日練習をしていたおかげです。
パッティンググリーンは全部で2面ほどあります。
玉川カントリーの練習場は、ドライビングレンジやパッティンググリーン、アプローチバンカー施設が付帯しているのでしっかりとしています。
玉川カントリーの満足度はどのくらい?
玉川カントリーは私が生まれ育ったゴルフ場です。
私のゴルフのベースを作り出した原点。
狭いコースと起伏の激しい難易度の高いコースです。
その分、攻略のし甲斐がありハマればかなり楽しいゴルフ場と言えます。
ですが、ティーショットが悪いと大たたきが増えるゴルフ場でもあります。
ぜひ、チャレンジのし甲斐があるゴルフ場なので挑戦してみてください。