タイトリストTSi2ドライバーをゴルフコーチが【試打・評価】

噂のドライバーのタイトリストTSi2。

タイトリストTSi2ドライバーを試打して見ました。

ゴルフコーチである私がドライバー選びにどの辺をポイントとしているのか?

そして、そこに対してタイトリストTSi2はどうなのか?

現在、ドライバーを買い替えようと思っている方は試打レビューを参考にしてみて下さい。

 

□この記事を書いたゴルフコーチ
 
ゴルフコーチの池野谷 光宏です。

幼少からプロゴルファーを目指し、2007年より本格的にゴルフレッスン活動を開始。
片山 晋呉プロを4度の賞金王へと導いたツアープロコーチ谷 将貴の主宰している
TANI MASAKI GOLF ACADEMY 21 の公認インストラクター
多くのアマチュアの方を上達やお悩みに応えています。

 

まず、私がドライバーのどの辺にチェックを置いているか?

まずは、ドライバーを選ぶ際に私はどの辺をポイントとしているのか?

そこを第一に知ってもらって、そこにタイトリストTSi2ドライバーを当てはめてもらえればと思います。

ドライバーを選ぶ際のポイントは、4つ。

 

①ドライバーの顔。ヘッドの見た目。
ヘッドの見た目が、被っている。

そう見えていると、打つ際にフックが出ないように逃がす動きを無造作で入れてしまいます。

それは良いことではありません。

見た目がまっすぐに行きそうだなと思えるドライバーの顔を使います。

 

②飛距離性能。
やはりドライバーは距離が出たほうが良いです。

1ヤードでも飛ぶドライバーがいいです。

 

③打感
打った感触。感触=感覚。

200ヤード以上の距離を打つドライバー。

手のひらの感覚などが重要なので打感は大事です。

 

④方向性
一番飛ぶクラブのドライバーです。

当然ながら、曲がらない直進性の高いヘッドが大事です。

 

この4つのポイントを私は重要ポイントとして見ています。

 

タイトリストTSi2ドライバーの試打レビュー。

まず、タイトリストというブランドイメージがカッコイイです。

バッグからクラブまでタイトリストで揃えていたら上級者。そんなブランドイメージがタイトリストです。

 

それでは、タイトリストTSi2ドライバーを打った感想です。

このクラブは、正統派。

ドライバーヘッドの顔もすごく綺麗。

打感もずっしりと重くて良い。

飛距離と方向性も出る。

オール90点。長く使い続けられるドライバーだと思います。

悪い点は見当たらないです。

 

それぞれを、細かく解説していきます。

 

タイトリストTSi2ドライバーを試打した結果

試打した結果をご紹介します。

まず、データを取った弾道測定器はGC2。

トラックマンに次ぐ精度の弾道測定器なので信ぴょう性はかなり高いです。

まず、データからお見せします。

タイトリストTSi2 試打データ

文字化けしちゃっているので記載します(笑)

ヘッドスピード     45.6m/s
初速ボールスピード   66.1m/s
ミート率        1.45  まあまあ芯に当たっています。
打ち上げ角度      13.7  中弾道からやや高い打ち出し角度
打ち出し角度      若干右に打ち出されている。
ボールの回転      ややフックボール
球筋          ストレートに近いドローボール
スピン量        2527回転
キャリー        250ヤード
総飛距離        272ヤード

当たりも良い感じのドローボールでした。

ヘッドスピードが45m/sくらい出る方なら270ヤードは出せる飛距離性能があるドライバーです。

だいたい、ヘッドスピード1m/sで約6ヤードくらいですからヘッドスピードが40m/sくらいの方は240ヤードは出ます。

高さもしっかりと出てロースピンなのでランも望めるドライバーです。

 

タイトリストTSi2ドライバーの顔

次に、ヘッドの顔です。

ヘッドの顔は、こういう球が出そうというインスピレーションが大事です。

フェースが開いているなと見た目が感じてしまうと、フェースを閉じようと自分でしてしまいます。

良いショットが出そうと思えるヘッドの形状が大切です。

ヘッドの形状は、非常に綺麗なストレートな形状。
タイトリストTSi2 ヘッド上部

ドライバーを打つ目線で見ると、非常にストレートなフェース面です。

スライサーの方が多いので、アップライトなヘッド形状の者やフェースが被っているドライバーが多いです。

タイトリストTSi2 ドライバーは打つときの目線で見ると非常に綺麗にストレートで綺麗な顔をしています。

左にいかなそうな上級者好みと言っても良いでしょう。
タイトリストTSi2 ヘッドの顔

 

タイトリストTSi2 フェース面

タイトリストTSi2 ドライバー ソール部分

 

タイトリストTSi2ドライバーを打った際の打感

ドライバーの打感は、

・ぱかーんと軽いもの。

・キーンと軽いもの。

・ボフっと重い打感。

擬音ばかりですみません。なんとなくわかって頂けると幸いです(笑)

 

タイトリストTSi2の打感は、ボフっと重いずっしりとした打感でした。

手ごたえがあり気持ちの良い打感に私は感じました。

 

タイトリストTSi2ドライバーの打球音

そして、ボールに当たった際の打球音です。

音は、

カキーンと高い音。

ボフっと重い音。

シニアが使うような高反発系のドライバーはカキーンと高い音の物が多いです。

タイトリストTSi2の打球音はボフっと重い音がします。

これも、上級者が好みそうな良い音だと私は感じました。

 

タイトリストTSi2ドライバーのテクノロジー

そして、メーカーさんが発表しているドライバーにどんなテクノロジーが搭載されているかご紹介します。

反発の高いフェース面素材

タイトリストTSi2 フェース面

航空宇宙分野で採用されてきた類稀なる強靭性を誇る「ATI 425チタン」という物を使用しているそうです。

この「ATIチタン」は特殊な金属でボール反発のスピードを上げて飛距離アップに繋がっています。

この素材は加工が難しくどのゴルフメーカーも取り入れるのが難しかったようです。

 

空力を極めて、スピードアップ。

タイトリストTSi2 ドライバー ソール部分

大型ヘッドは当然ながらヘッドの面積が大きいです。

その分、空気の抵抗がある訳です。

ヘッドの面積が大きいほどヘッドスピードは落ちやすい訳です。

そこを、ヘッド形状を最大限に空気抵抗をなくしたヘッド形状にしヘッドスピードが減速しない作りになっています。

 

マルチMOI設計

ドライバーには、慣性モーメントと言う物があります。

慣性モーメントとは、物体が回転運動で動こうとする時、もしくは止まろうする時に「必要な力の量」を示すもののことを言います。

慣性モーメントが高いと、飛んで曲がりづらいドライバーになります。

 

可変式の調整機能もついています。

今日は、スライスが出るな。

今日は、ボールが上がらないな。

そんな時に助かるのが可変式ドライバー。

その場で、ロフトやフェースの向きを調整できる機能がついています。

 

 

タイトリストTSi2ドライバーのスペック一覧

スペック一覧をご紹介します。

【ロフト角】8.0° /9.0° /10.0°
左用あり(8.0° /9.0° /10.0°) ※赤字はカスタムモデル

【シャフト】 軽量モデル TSP110 50
       SR:45グラム  
       S:46グラム
       TOUR S:48グラム

       バランス:D2
       シャフト調子:中調子

 

       通常モデル  TSP322 55
       SR:54グラム  
       S:56グラム
       TOUR S:58グラム

       バランス:D3
       シャフト調子:中調子

   あとは、プレミアムとしてグラファイトデザインのTOUR-AD DIモデルもあります。      
      

 

タイトリストTSi2ドライバーの価格

価格:

  • TSP110 50(SR/S/Tour S)価格 ¥82,500(税込)
  • TSP322 55(SR/S/Tour S)価格 ¥82,500(税込)※赤字はカスタムモデル
  • Tour AD DI(5S/6S)価格 ¥93,500(税込)

 

 

 

まとめ

ドライバーの購入に迷っている方。

タイトリストのTSi2ドライバーは安心して選んでいただいて良いドライバーです。

まず、ブランドイメージがカッコイイ。

そして、今時に珍しくストレートねヘッド形状でとにかくNO,1にヘッドの見た目が綺麗。

飛距離性能、方向性も申し分ありません。

ぜひ、購入する際に選ぶ1本として申し分ありません。