中空構造のアイアンは近年、目新しいテクノロジーかと思いきや、実は30年以上にも前に開発されていました。
ですが、性能がイマイチで話題になりませんでしたが、最近は高性能になり飛ぶと評判になっています。
見た目は、セミマッスルバックのような綺麗なフェースをしているので、フェースコントロール性能が高い。
そこに、中空構造で飛ぶと言ったら最高ですよね。
でも、中空アイアンって本当に飛ぶの?という声も結構聞きます。
今回は、中空 アイアンって実は飛ばない?ステルスアイアンと比較してみました。
購入を検討していて、飛ばないなんて聞いたらどうしようか?迷っている方。
ぜひ、参考にしてみて下さい!
幼少からプロゴルファーを目指し、2007年より本格的にレッスン活動を開始。
片山 晋呉プロを4度の賞金王へと導いたツアープロコーチ谷 将貴の主宰している
TANI MASAKI GOLF ACADEMY 21 の公認インストラクター
多くのアマチュアの方を上達やお悩みに応えています。
中空アイアンは飛ばない?ステルスと比較してみた。
中空アイアンは実際には飛ばないんじゃないの?と聞いた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は、中空アイアンの中でも私が一押しのテーラーメイド P790アイアンを使用して検証します
今回、飛距離比較するクラブは下記の2本。
1つ目は、2023年 中空のテーラーメイド P790 アイアン
ロフト角:30.5度
2つ目は、テーラーメイドのP730アイアン。
マッスルバックのアイアンです。
ロフト角:35度
上記の2タイプのアイアンで飛距離比較します。
そして、飛距離テストには弾道測定器のトラックマンを使用。
※地面は、USPGAのフェアウェイ平均の硬さですのでランはそこまで参考になりません。
ボールは、ブリヂストンのTOUR B XS
飛距離データは表で最後にまとめます。
まずは、中空のP790アイアンの7番アイアンから打ちました。
次に、テーラーメイドのマッスルバックアイアンのP730を打ちました。
2つのアイアンのデータを表にまとめます。
アイアン | 中空 P790 アイアン | P730 アイアン |
ヘッドスピード | 34.7m/s | 34.5m/s |
ボール初速 | 49.7m/s | 48.4m/s |
ミート率 | 1.43 | 1.41 |
スピン量 | 5030回転 | 4840回転 |
打ち出し高さ | 18.0度 | 16.7度 |
球筋 | ドロー | ドロー |
キャリー | 158.8ヤード | 153.4ヤード |
トータル飛距離 | 170.1ヤード | 166.7ヤード |
2つのアイアンを試しました。
データは、だいたい同じうようなものを取りました。
P730アイアンは、中空のP790アイアンよりロフトが寝ていますが、実際に試打した際のインパクトロフトは大体同じ数値です。
結果は、中空アイアンのP790アイアンの方が飛距離は出ましたので中空アイアンは飛ばないということはありません。
中空アイアンは飛ばない? 検証まとめ
今回は、中空アイアンは飛ばないのか?という疑問について検証してみました。
中空アイアンのP790アイアンとマッスルバックのP730アイアンを試打してみました。
結果的には、中空アイアンのP790アイアンの方が飛距離が出ましたので飛ばないなんてことはありません。
飛距離性能を求めたく、アイアン形状の顔が綺麗な物を使用したい方はぜひ、オススメですね。
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