ゴルフ肘になる3つの原因。【悲惨】打ち方を直さないと繰り返します。

 
イケノヤ コーチ
ゴルフ肘になってしまいゴルフが出来ない。
少し休ませて良くなってもまた練習すると肘が痛くなる。
そんなお悩みにお応えしようと思います。
 
ゴルフは、手首・肘を回旋させて使う動作があるので肘を痛める方が多いです。
これは、筋力の弱さもありますが打ち方の悪さが原因です。
 
私も19歳の時にゴルフ肘になり強烈な痛みを伴いまともにゴルフが出来ない時期がありました。
毎月、試合がある私にとっては、だましだましのゴルフとなり結果は厳しいものとなりました。
原因を見つけ改善した結果、それ以来は肘の痛みは一切でなくなりました。
 
肘を休ませて直っても、原因の打ち方が悪いと1カ月後にまたゴルフ肘に逆戻りです。
病院の先生は、ゴルフ肘自体は直せるかもしれませんがゴルフ肘になった原因は直せません。
 
今回は、『ゴルフ肘になってしまう打ち方の原因を直し、楽しいゴルフライフに戻す。』をテーマにご紹介します。
 
□この記事の内容
★ゴルフ肘とは
★ゴルフ肘になってしまう3つの原因
★ゴルフ肘になってしまう方の原因の打ち方と直し方
★ゴルフ肘になったら
★ゴルフ肘になった際の自宅でできるトレーニング方法
 
 
□この記事の信頼性
幼少からプロゴルファーを目指し、2007年より本格的にレッスン活動を開始。
片山 晋呉プロを4度の賞金王へと導いたツアープロコーチ谷 将貴の主宰している
TANI MASAKI GOLF ACADEMY 21 の公認インストラクター
多くのアマチュアの方を上達やお悩みに応えています。
 

ゴルフ肘とは

正式には、上腕骨内側上顆炎(じょうわんこつないそくじょうかえん)というスポーツ障害です。

肘の内側に痛みが走ります。 
ゴルフに多いのは右肘の内側ですが左手の方も、もちろんいらっしゃいます。
ゴルフ肘

小指と中指をグッと内側に力を入れて巻いて握ってみてください。
ゴルフ肘の腱

そうすると、黄色の付近の肘までの筋肉がピクピク動くと思います。

この部分の中指から手首、肘までの腱が疲労などで痛めてしまいます。

 

ゴルフ肘になってしまう3つの原因

 
イケノヤ コーチ
ゴルフ肘になる主な3つの原因です。
・腕を回旋させ捻じる動きで負担がかかる。
ゴルフ肘の原因 捻じる動き
・筋力不足で肘に負担がかかる。
筋力不足
・ダフリが出た際の衝撃
ダフリ 最下点が手前になる。
 
イケノヤ コーチ
主な原因はこの3つです。

肘が痛くなって休んで回復をしても、打ち方などがまた一緒であれば繰り返します。

それぞれの、ゴルフ肘になってしまう原因とその打ち方の直し方をご説明していきます。

 
 

ゴルフ肘になってしまう方の原因の打ち方と直し方

 
イケノヤ コーチ
ゴルフ肘になってしまう主な原因は3つあるとお伝えしました。
それぞれの直し方をご説明します。

腕を捻じりすぎて負担がきてゴルフ肘になってしまう際の打ち方の直し方

ゴルフ肘の原因 捻じる動き

腕を捻じる。

なんでその必要があるのか?それは、事前にフェースが開いているからです。

フェースが開いているとスライスしてしまうので、インパクトにかけて腕を捻じりフェースを閉じようとするのです。

フェースを返す

 

 
イケノヤ コーチ
クラブフェースが開いてインパクトにかけてフェースを捻じらないといけない原因をご紹介します。
自分のスイングと確認してどれが原因か照らし合わせてみてください。
 

■トップオブスイングの段階で既にフェースが開いてしまっている。

トップオブスイングで既にフェースが開いてしまっている。
ドライバーのスライスの原因 トップでフェースが開く

振り上げた際に、フェース面が自分の前側に向いている。

この状態はフェースが既に開いています。

そのまま振り下ろせばスライス

その為、インパクトにかけてフェースを閉じていく必要があります。

フェースを返す

この際に腕を捻じる動きが多く手首、肘に負担がかかりゴルフ肘になりやすくなります。

トップの段階でフェースをやや閉じておけばフェースを返していこうという発想はなくなります。

そうすると、腕を捻じってフェースを閉じていかなくても大丈夫です。

 

フェース面については下記の記事で詳しく解説してありますので見てください。

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ドライバーのスライスのなくなるトップのフェース向き

 

■ シャフトクロスでクラブが寝て入ってくる。

トップオブスイングで、シャフトクロスというスイングの形があります。
シャフトの傾きが飛球線より右にクロスしている状態のことを言います。

シャフトクロス トップ

このシャフトクロスのトップを作ってしまうと、振り下ろす際にスイングプレーンより手元が高くなりシャフトがインサイドから降りやすくなります。

シャフトクロスから手元が浮く

結果、

インサイドアウト = 右に打ち出しが出る
フェースが開く。 = 右にスライスが出やすくなる。

ボールが右に打ち出されて、そこからさらに右に曲がるプッシュスライスが出ます。

そうなると、インパクトからフォローにかけて腕を捻じりフェースを返していきます。
フェースを返す

その結果、腕の捻じりから手首・肘に負担がかかりゴルフ肘になりやすくなります。

事前にシャフトクロスを直してレイドオフのトップを作っておけばクラブが寝て入ってくることが防げます。
レイドオフ トップ

シャフトクロスを直し方は下記の記事に原因から直し方まで詳しく書いてありますので見てください。

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レイドオフトップ

 

■ ダウンスイング時に前傾が起き上がってしまう。

ダウンスイング時にアドレスで出来た前傾角が起き上がってしまう。
下記、写真の腰の部分の赤ラインがアドレス時の前傾です。
前傾が起き上がってしまう

起き上がると、体が垂直になります。

当然、体の角度も変わればクラブのシャフトのラインも変わってしまいます。

クラブがスイングプレーンより下から降りてしまいます。

結果、

インサイドアウト = 右に打ち出しが出る
フェースが開く。 = 右にスライスが出やすくなる。

ボールが右に打ち出されて、そこからさらに右に曲がるプッシュスライスが出ます。

そうなると、インパクトからフォローにかけて腕を捻じりフェースを返していきます。
フェースを返す

その結果、腕の捻じりから手首・肘に負担がかかりゴルフ肘になりやすくなります。

 

原因は、左腰・左ひざが横へスウェーしていることです。

左ひざが流れて、右肩が下がってダフリがでてしまう。

その場合の直し方としては、ダウンスイング時に左の腰を回していきましょう。

左ひざを伸ばす

 
イケノヤ コーチ
クラブを捻じることで腕に負担がきてゴルフ肘の原因になります。

その前に、捩じらないとボールが真っすぐにいかない状態を作っていることが根本的な原因です。

そこを直さない限り、イタチごっこになります。

 

 

グリップの握り方が強すぎる。

良く小指から中指の3本はしっかりと握ると言われます。

グリップの握り方が強いと、既に腱が張った状態になってしまいます。

特に、薬指をグッとにぎると肘までに筋肉が張るのが分かると思います。
ゴルフ肘の腱

その都市伝説みたいな話を忘れてください。

常にゆるゆるで結構です。

インパクトでは自然と力は入ります。

 

ダフリが多くて肘に衝撃がくる。そんなゴルフ肘になってしまう打ち方の直し方

 
イケノヤ コーチ
ダフリが出た際に、クラブが地面に当った衝撃で肘が痛くなる。
ダフリでも色々な種類がありますが、腕を使い過ぎた際のダフリがが原因です。
ダウンスイングでは、タメがある状態でクラブが降りてくるのが理想です。
ダウンスイング
しかし、アーリーリリースと言ってクラブヘッドからダウンスイングしてしまうと、
ボールに当たる前に地面に当ってダフリが出ます。
アーリーリリースの人
手打ちでテンプラになる。
右手を伸ばすことで、タメがほどけてしまうので衝撃が肘に響きます。
そんな方は、タメを作りハンドファーストでボールを打つことが重要です。
 
ハンドファーストの行い方は下記の記事を参考にしてみて下さい。
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左片手打ち ⑦
 

 

ゴルフ肘になったら

私はゴルフの専門家なので、実際には病院の先生また整骨院に早めにいくことをお勧めします。

私の経験では、レントゲンやMRIを撮りたいのであれば整形外科の先生に診てもらう。

しかし、整骨院の先生は肘が痛いのに違うところを指摘する場合があります。

それは、原因が別のところにありそれが肘に負担が来ているなど動きや腕の使い方から診てくれます。

なので、個人的には良い整骨院の方がオススメです。

 

筋力不足で肘に負担がかかる。そんな時のトレーニング方法

 
イケノヤ コーチ
ゴルフ肘になった際に、実際に私が行った自宅で出来るトレーニング方法をご紹介します。
ゴルフ肘の腱
この黄色の手首から肘にかけて内側のインナーマッスルを鍛えます。
 
① 輪ゴムを1本用意します。
ゴム ゴルフ肘のトレーニング
 
② 交差して輪っかを2つ作ります。
ゴムをクロスさせる
 
③ 輪っかを重ねて2重の〇にしましょう。
ゴムを2重にする。
④ もう一回同じことをして3重の〇にして親指と薬指にゴムを通します。
ゴムを親指と薬指に通す
⑤ 親指と薬指をくっつけて、離す。
ゴムを親指と薬指に通す
 ↓    ↓     ↓
親指と人差し指を離す
この繰り返しを30回行います。 できれば2セット行いましょう。
 
イケノヤ コーチ
地味なトレーニングですが継続して行いましょう。
 

まとめ

ゴルフ肘。
正直、痛くて箸も握れない方もいらっしゃるくらいです。
楽しいゴルフも苦痛になってしまいますね。
休んでゴルフ肘が良くなっても原因が治っていないとまた同じ繰り返しです。
ゴルフ肘になる原因を見つけしっかりと直して楽しいゴルフライフを取り戻しましょう!
 

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