レッスンをしていると、なかなかハンドファーストにならずお悩みになる方が非常に多いです。
でも、安心してください。 絶対に治ります。
・ハンドファーストにならずボールが飛ばない。
・ハンドファーストにならずダフる。
そういう現象に陥っているはずです。
私がレッスンをしている中で、ハンドファーストでお悩みの方は多々いらっしゃいました。
その為、あの手この手で治してきた為、色々な方法の処方箋ができました。
自慢じゃないですが全員治っています。
必ずハンドファーストが99%できるようになる方法をご紹介します。
これでハンドファーストが99%打てるようになります。
ハンドファーストのなる方法をご紹介していきます。
ハンドファーストができるようになるためには、以下の方法で読み進めて理解していってください。
ステップ① まずは、ハンドファーストがどんなものか理解していきましょう。
↓ ↓ ↓ ↓
ステップ② ハンドファーストのメリットと出来ていないとこんなミスが出てしまう。
↓ ↓ ↓ ↓
ステップ③ ここが大事。ハンドファーストにならない人は、こんな過去からハンドレイトになっていった。
↓ ↓ ↓ ↓
ステップ④ ここでやっと、ハンドファーストで打つ為の手順。
ステップ① ハンドファーストとはどんな状態か?
まずは、ハンドファーストとはどんな状態かご説明していきます。
手元が先行した状態でインパクトしてボールに当たることを指していきます。
ここは、皆さん理解できていると思います。
次は、どんなメリットがあるか?どんなミスが出てしまうか?を知りましょう。
ステップ② ハンドファーストのメリットと打てないとこんなミスが出る。
ハンドファーストで打てるとどんなメリットがあるかご説明します。
メリット① ハンドファーストで打てるとダフリが出ない。
ハンドファーストに打てるとダフリが出なくなります。
ハンドファースト = スイング軌道の最下点がボールより先に行きます。
スイング軌道の最下点がボールより先に行くことでダフリがなくなります。
その為、ハンドファーストで打てるとダフリがなくなります。
しかし、ハンドファーストにならないでボールに当たる前に地面にクラブが当たってしまうとダフリます。
ダフリ = スイング軌道の最下点がボールより手前にきて地面を先にを打つことで起こります。
メリット② ハンドファーストで打てると飛距離が伸びます。
なんとハンドファーストで打てると飛距離も伸びるんです。
なんででしょう?!
ハンドファーストで打てると、構えたポジション
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ハンドファーストになることで、インパクト時のクラブフェースのロフトが立ちます。
ロフト角が変わることで距離が伸びるようになるんです。
統計を取ると、プロゴルファーでインパクト時に約8度ロフトが立つようになります。
クラブの番手間がおおよそ4度刻みに出来ているので約2番手分くらいの変わっている訳です。
8番アイアンがインパクトで6番アイアンになっている訳です。
だから、プロゴルファーは飛ばせる技術を持っているんです。
が、しかし・・・
ハンドファーストにインパクト出来ないと逆にロフトが上を向いてしまいます。
8番アイアンが9番アイアンのロフトになってしまいます。
飛ばないワケです。
ロフトが立ちすぎてもボールが上がらなくなってしまうのでそこはご注意ください。
ハンドファーストで打てると、かなりメリットがありますよね。
絶対に打てるようになりましょう。
次は過去にさかのぼっていきます。
ステップ③ ここが大事。ハンドファーストに打てない人は、こんな過去からハンドレイトになっていった。
断言します。 ゴルフを始めた時からハンドファーストになっていなかった。
そんな人はいません。
段々、ハンドファーストにならなくなっていっただけです。
ここを、さかのぼるのが結構大事で思い出してください。
ここからは、僕のレッスン経験の中でこんな過去を持っていた方がハンドファーストにならなくなっていった圧倒的に多いパターンです。
断然に多いのがスライスの経験者。
スライスボールでゴルフを始める。
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スライスを直そうとする。
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ここの直し方が自己流で間違ってハンドファーストにならなくなっている。
こういうサイクルの方がほとんどです。
今度はそこを深く掘り下げていきますね。
まず、スライスになっている方は、
①テークバック・トップオブスイングですでにフェースが開いていてスライスしてしまう。 ②振り遅れてフェースが開いてスライスが出てしまう。 どちらも、
①の場合、フェースが開いてしまっているので、途中でスクエアに戻さないといけない。
②の場合、クラブが振り遅れてフェースが開いてスライスしてしまっているので、振り遅れをなくさないといけない。
ここの直し方を間違っている方がほぼです。
ハンドファーストにならない方は、手打ちです。
手で何かを補おうとしているんです。
トップオブスイングですでにフェースが開いてしまってスライスを誘発する。自己流で間違った直し方
既にトップオブスイングの段階でフェースが開いています。
フェースが開いたままインパクトまで来てしまいます。
結果、スライスボールが出ます。
これが事の発端で、
トップでフェースが開いている状態から、ダウンスイングでクラブを手でリリースしてフェースを閉じようとします。
一応、フェースがスクエアになっていく為、スライスはなくなっていきますが、
ハンドファーストにならなくなっていきます。
本来なら、トップの段階でフェースを閉じて直していれば、ダウンスイングで手でフェースを閉じようなんてしなくても良かったのです。
振り遅れてスライスをしてしまう。自己流で間違った直し方のパターン
ダウンスイングで下半身・上体が早く目標へ向いていってクラブが遅れてインパクトへ向かっていきます。
そして、クラブが遅れたままインパクトを迎えると手元が先行してフェースが開いてしまいます。
結果、スライスボールが出ます。
これが、事の発端で
下半身・上体が早く目標へ向いてしまってクラブだけ取り残されて振り遅れてしまっている。
それを、自己流でダウンスイングで手でリリースして遅れを取り戻そうとして、
フェースをスクエアにしようとします。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
一応、フェースがスクエアになっていく為、スライスはなくなっていきますが、
ハンドファーストにならなくなっていきます。
本来なら、手で間に合わせないで上体の開きを抑えてクラブの戻りを待ってあげる。
そういった、直し方をしてあげれば良かったと思います。
こういった原因を適切な方法で直せていないのです。
その原因を変えずに、ハンドファーストにしようとしてしまうと、また元のスライスになっていきます。ですから、スライスの原因を適切に直してそこからハンドファーストの練習を行ってください。
でないとイタチごっこになります。
ステップ④ ハンドファーストの打ち方の手順
ここからは、ハンドファーストで打つためのポイントです。
ハンドファーストで打てない方は、
手打ちです。
手でズレを補おうとしてしまっているのです。
単刀直入にいうとハンドファーストで打つためには、ダウンスイングで手で何もしないこと。
下半身リードでクラブが遅れてくればハンドファーストになる。
ただ、ダウンスイングで何にもしないようにする準備段階が重要です。
手で合わせなくても良い準備段階の手順を紹介していきます。
ハンドファーストで打つためのアドレス
ハンドファーストになりやすいアドレスを取ることがまず第一。
ハンドファーストで打ちやすいアドレスとして、グリップエンドを初めから左足の太ももの付け根に合わせておきます。
すべてのクラブのグリップエンドの位置は一緒で良いです。
ハンドファーストになりやすいバックスイングの仕方
ポイントは2つあります。
フェースが開いている。 ⇒ フェースを閉じようとしてリリース
振り遅れている。 ⇒ 手で遅れを取り戻そうとしてリリース
この2つをなくすようにすることがポイントです。
まずは、トップの位置でフェースを閉じます。
インパクトでフェースを閉じようとしなくてもいいように、
トップでフェースが空を向くようにフェースを閉じます。
閉じ方がわからない方はこちらを参考にして下さい。
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次に、振り遅れにならない為のトップです。
トップでは、しっかり捻転をしてクラブのポジションはコンパクトにします。
しっかり捻転ができている。 ⇒ インパクトで体が開きづらい。
クラブの位置がコンパクト。 ⇒ インパクトにクラブが戻ってきやすい。
こういうトップを作れれば良いと思います。
【正面】
【後方】
振り遅れない態勢。
フェースを閉じなくても良いフェース面。この2つをしっかりと行えれば、ダウンスイングで手を使わなくても良い準備段階ができます。
ハンドファーストになりやすいダウンスイングとインパクト
ここまで来たら、最後のダウンスイングです。
ハンドファースト = 手元が先行しているインパクト
イメージは野球のバッティングです。
体が回転をしてインパクトのポイントが前に来ます。
とにかく下半身先行で上半身、クラブを遅らせてスイングをします。
同調感のあるトップオブスイングから
↓ ↓ ↓ ↓
手の力を極力抜いて下半身リードでダウンスイングをします。
切り返しでは左サイドに思い切って踏み込むことです。
そうすることによってタメが出来てきます。
↓ ↓ ↓ ↓
そして、インパクト時に腰が目標に向くくらい回転させて開きます。
クラブが遅れてくればハンドファーストになります。
後方では、両方のおしりが見えるくらいです。
クラブが遅れてきても、テークバックでフェースを閉じているのでスクエアになります。
※注意点
腰を回転させて下半身リードで振っていっても上体の肩のラインはインパクトでは目標と平行に。
一緒に開いていかないように注意してください。振り遅れスライスに繋がります。
トップオブスイングまでに準備段階が出来ていれば、手の力を抜いて下半身リードしていくだけでいいんです。
ハンドファーストで打つためには手打ちは厳禁です。
まとめ
いかがでしたか?
ハンドファーストで打つための方法。
ハンドファーストに打つ方法なんですが、ハンドファーストにならなかった経緯が大事です。
ハンドファーストに打てない人は、確実に手打ちの人です。
手を使わなくても良い状態をトップで作っておくことが重要です。
そうなれば、下半身リードで回転させていくだけでヘッドが遅れてきます。
それでスライスをしなければ手を使わなくてもOKなはずです。
ぜひ、ハンドファーストインパクトを手に入れましょう!
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