フェードボールの打ち方。今すぐ実践したい5つのステップ

安全な球筋。
フェードボール。
フェードボールが打ちたいと考える方は多くいらっしゃるのではないでしょうか?
 
今回は、フェードボールの打ち方を5つの手順で細かくご説明していきたいと思います。
細かく解説したので、覚えたい方はしっかりと読んでみて下さい。
 
フェードボールが打てると、
・ドライバーではランが少ないのでフェアウェイに置きに行ける。
・グリーン上でボールが止まりやすくなる。
などのメリットが出てきます。
 
飛距離を出すならドローボール。
安定感を出すならフェードボール。
両方打てたら上級者ですが安定感が出るフェードボールは最強です。

 

□この記事の内容
★フェードボールとは
★フェードボールの原理
★フェードボールの打ち方 5つのステップ
★フェードボールが出やすいドライバーの打点
 
□この記事の信頼性
幼少からプロゴルファーを目指し、2007年より本格的にレッスン活動を開始。
片山 晋呉プロを4度の賞金王へと導いたツアープロコーチ谷 将貴の主宰している
TANI MASAKI GOLF ACADEMY 21 の公認インストラクター
多くのアマチュアの方を上達やお悩みに応えています
 

 

フェードボールとは

 
イケノヤ コーチ
まず、フェードボールとはどんな球種の事を言うのかご説明していきます。
フェードボールとは、右打ちの方でしたら
左に打ち出されてからスライスで右に戻ってくる球筋のことを呼びます。
フェードボールの球筋
 

フェードボールの原理

 
イケノヤ コーチ
次に、フェードボールとはどんな原理で出るのかをご説明します。
スイング軌道が、アウトサイドイン軌道
そして、そのスイング軌道に対しフェース面が右を向いた状態でボールに潰れながら当たっていくと、
左に打ち出され、右に曲がるスライスが出てフェードボールとなります。

アウトサイドインのフェースオープン

 

フェードボールの打ち方の考え方

フェードボールは、

左に打ち出されること。
    +
右にスライスで戻ってくること。

この2つの組み合わせがフェードボールです。

 

ですからフェードボールを打つには、

・どうやったら左に打ち出せるか?

・スライスがかかるには?

を切り離して考えていくと簡単に答えが出てきます。

 

 
イケノヤ コーチ
それでは、次にフェードボールを打つための5つのステップをご紹介していきます。

 

フェードボールの打ち方【5つのステップ】

 
イケノヤ コーチ
フェードボールを打つために5つのスイングの箇所で、
・左に打ち出しやすくするためにはこう。
・スライスが出る為にはこう。
と部分部分で詳しく解説していきます。
 
スイングは流れで考えていきます。
① アドレスでフェードボールが出やすい態勢を作る。
② フェードボールが出やすいテークバックで上げていく。
③ フェードボールが出やすいトップオブスイングにしておく。
④ フェードボールが出やすいダウンスイングをする。
⑤ フェードボールが出やすいインパクトからフォロースルーをする。
と最初のアドレスの段階からスイングを作っていきましょう。
 
 
イケノヤ コーチ
最初のアドレスでフックの出る体勢を作ってしまっていたらフェードボールを打つのは困難です。
最初のアドレスからスイングをチェックしてください。
目標は、こすったスライスボールではなく距離の出るパワーフェードです。
 

 

ステップ① フェードボールの打ち方【アドレスの作り方】

 
イケノヤ コーチ
フェードボールを第1ステップはアドレスです。
フェードボールが打ちやすいアドレス = フェードボールを打つための準備段階
この準備ができていると、このあとのスイング全体が優しくなっていきます。

 

左に打ち出しやすい構え方

左に打ち出しやすくするポイントは2つあります。

・スタンスの向き
・ボールの置く位置

上体の肩のラインは目標と平行に構えます。
フェードボールの構え方

スタンスは、左に打ち出しやすくするためにボール1個分オープンスタンスにします。オープンスタンス

フェースはターゲットラインに対してスクエアにします。
スクエアなフェース面

ボールの置く位置は、左に打ち出しやすいように通常よりボール1個分左足側に置きます。
ボールの置く位置

 
イケノヤ コーチ
以上がフェードボールのアドレスです。

つかまったフェードボールがでやすいグリップの握り方

つかまったフェードボールを打つためには、捕まりやすいグリップにしておくことです。

捕まりやすいグリップとは、ストロンググリップにしておくことです。

ストロンググリップは、

左手は、親指と人差し指をくっつけたラインが二の腕を指します。

ストロンググリップ

右手も左手と平行に握っていきます。

ストロンググリップ(両手)

ストロンググリップの詳しい作り方は、こちらを参考にしてください。

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アドレス 肘

 

 

ステップ② フェードボールの打ち方【テークバックの行い方】

 
イケノヤ コーチ
フェードボールが打ちやすい構え方、準備態勢が整ったら次はさっそくスイング編です。

フェードボールは、

左に打ち出される。

右にスライスで戻ってくる。

ここがテーマです。

どうやったら、
左に打ち出されやすいテークバックになるか?
つかまったフェードボールになる為のフェースの向き。

と考えていきましょう。

 

左へと打ち出しやすいテークバックの引く方向

左へと打ち出しやすくするためには、ヘッド1個分アウトサイドへとクラブを引いていきましょう。
テークバックの始動

ヘッド1個分アウトサイドへ引く

 

つかまったフェードボールが出やすいテークバック時のフェースの向き

そして、つかまったフェードボールを打つにはフェースの向きが重要です。

目安としては、クラブが地面と平行になった位置。

この位置で上半身の前傾とクラブが平行に揃うようにします。
テークバック フェースがスクエア

この状態はフェースの向きが真っすぐに向いているスクエアな状態です。

 

ステップ③ フェードボールの打ち方【トップオブスイングの形】

 
イケノヤ コーチ
・フェードボールが出やすいアドレス
・フェードボールが出やすいテークバック
そして次は打ちに行く準備段階の最後のトップオブスイングです。
ここでも、
・左に打ち出しやすい体の使い方。
・つかまったフェードボールが打ちやすいフェースの向き
がポイントです。

左に打ち出しやすいトップオブスイングの体の使い方

左に打ち出しやすいトップオブスイングの体の使い方のポイントは2つあります。

 

通常のトップオブスイングの形は、しっかりと捻転をすることアドレス時の軸を変えないことです。
トップオブスイング

上体は120度くらい捻転し背中が見えるくらいになります。
上体の捻転量

 

しかし、フェードボールのトップオブスイングの体の使い方は、

①上体の捻転を深くし過ぎない。
フェードボールの体の捻転

上体の捻転量は90度で充分。
上体の捻転量が少ないことで、インパクト時に上体のラインが目標より左に向きやすくなります。

フェードボールの上体の捻転量

 

②軸を真っすぐにする。

上体の軸

上体の軸が真っすぐなことでアウトサイドからクラブが降りやすくなってきます。

 

つかまったフェードボールが出やすいトップオブスイングのフェースの向き

つかまったフェードボールを打つためには、トップオブスイング時にフェースをやや閉じた状態にしておく必要があります。

トップオブスイングでは、クラブフェースの向きを最低でも斜め45°よりもう少し空を向くような状態にしましょう。

トップオブスイング フェースの向き(スクエア)

自分の正面を向いている状態ではダメです。
既にフェースが開いてしまっているのでこすりスライスになってしまいます。
トップオブスイング フェースの向き(開いている)

 

 
イケノヤ コーチ
ここまでの、
・アドレス
・テークバック
・トップオブスイング
がボールを打ちに行くまでの準備段階です。

次からはダウンスイングのボールを打ちに行く動作です。

 

 

ステップ④ フェードボールの打ち方【ダウンスイングの行い方】

 
イケノヤ コーチ
フェードボールの出やすい準備段階を作ったら、今度はボールを打ちに行くダウンスイングです。

つかまったフェードボールになるダウンスイングのポイント

フェードが出やすいトップオブスイングを作ります。
上体の軸

そこからのダウンスイングではすぐに体を回転させていきます。

ダウンスイング

そうすることによってクラブもアウトサイドから降りてきます。

アウトサイドからクラブが降りてくる。

 

ステップ⑤ フェードボールの打ち方【インパクトのイメージとフォロースルー】

 
イケノヤ コーチ
フェードボールのインパクトからフォロースルーの流れです。
ポイントは体を早く回転させてしまうことです。

トップオブスイング
上体の軸
↓    ↓     ↓     ↓
ダウンスイングではすぐに回転をしていく。
ダウンスイング
↓    ↓     ↓     ↓
インパクトでは体全体が目標より左を向くまで体を回転させていきます。
インパクトでは体を開いていく

体を開いていくことによって、クラブがアウトサイドから降りてきます。
インパクト前 アウトサイドからクラブが降りてくる。

クラブがアウトサイドから降りてくるということは、左へ打ち出しが出やすくなる。

 

そして、体を目標方向へ早く開くということはクラブが振り遅れてきます。
振り遅れてクラブが降りてくる。

クラブが振り遅れてくると、フェースが開くようになってきます。

フェースが開いて入ってくると、スイング軌道よりフェースが右を向いた状態となりスライスボールが出ます。

 

トップでフェースがやや閉じた状態から振り遅れさせてフェースを開いていくため、つかまったフェードボールになります。

 

 

フェードボールが出やすいドライバーの打点

ドライバーなどのウッド類に関してはギア効果というものがあります。

芯を外した際にフェースが捻じり戻る動作です。

フェードボールに適した打点は、

フェースの真ん中、もしくは芯より少しネック側が適しています。

芯より若干ネック側にボールが当たることで、ギア効果でスライスが出やすくなります。

 

詳しくは、下記の記事を参考にしてみて下さい。

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フェード ヒットポイント

 

フェードボールの打ち方の流れ【スイング正面・後方】

 
イケノヤ コーチ
おさらいでフェードボールのスイングの流れを見ていきましょう。
【正面側からのスイングの流れ】
【アドレス】
・ボールを通常より1個分左足よりに
フェードの構え(正面)
   ↓     ↓     ↓
【テークバック】
手上げくらいの意識で良い
フェードのテークバック
    ↓     ↓     ↓
【トップオブスイング】
上体の捻転は90°
上体の軸は真っすぐを保つ
フェードボールの上体の軸
   ↓     ↓     ↓
【ダウンスイング】
体をその場で回転させていく。
フェードボール ダウンスイング
    ↓     ↓     ↓
【インパクト】
体が目標の左を向き振り遅れさせることでフェースが開く。
振り遅れてクラブが降りてくる。
    ↓     ↓     ↓
【フォロースルー】
クラブが体を追い抜かないように回転し続ける。
フェードボールのフォロースルー
    ↓     ↓     ↓
【フィニッシュ】
左足の上でしっかりフィニッシュを取る。
フィニッシュ
 
【スイング後方からの流れ】
【アドレス】
ボール1個分オープンスタンスに構える。
肩のラインは目標と平行。
フェードの構え方
    ↓     ↓     ↓
【テークバック】
ヘッド1個分アウトサイドに上げていく。
フェースは自分の前傾と合わせる。
テークバック フェースがスクエア
    ↓     ↓     ↓
【トップオブスイング】
フェースはやや閉じた状態。
レイドオフトップにする。
トップオブスイング
    ↓     ↓     ↓
【ダウンスイング】
体をその場で回転させていく。
クラブは少しアウトサイドから降りてくる。
アウトサイドからクラブが降りてくる。
    ↓     ↓     ↓
【インパクト】
目標の左へ向いてしまう。
肩のラインは目標の左へ向く。結果アウトサイドからクラブが降りてくる。
インパクト前 アウトサイドからクラブが降りてくる。 
    ↓     ↓     ↓
【フォロースルー】
フェース面が返らないように体を回転させ続ける。
後方から見たらフェース面が見えている。
フォロースルー
    ↓     ↓     ↓
【フィニッシュ】
フェース面を返さないのでフィニッシュのシャフトは横に収まる。
フィニッシュ

 
イケノヤ コーチ
以上がフェードボールの打ち方の流れです。

フェードボールの打ち方のまとめ

いかがでしたか?

今回は、フェードボールの打ち方を細かく詳しく説明させていただきました。

1、ボール1個分オープンスタンスにし、ボール1個分通常より左足側に置く。
2、ヘッド1個分アウトサイドにクラブを引いていく。
3、体の捻転は90度で良い。
4、ダウンスイングでは体を早く回転させ振り遅れる。
5、その結果、左に打ち出されスライスしてフェードボールが打てる。

スイングは流れです。

アドレスからフェードボールを打ちやすい態勢にして覚えてみてください。

ぜひ、フェードボールを覚えましょう!!

 

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