ゴルフ場でプレーをしていると、パーオンという用語が度々聞くことがあると思います。
まだ、ゴルフを始めたばかりの初心者の方は、意味がわからない人は多いのではないでしょうか?
今回は、パーオンとはどういう意味か?また、実際のラウンドでどういう使われ方をしていくのか紹介していきます。
幼少からプロゴルファーを目指し、2007年より本格的にレッスン活動を開始。
片山 晋呉プロを4度の賞金王へと導いたツアープロコーチ谷 将貴の主宰している
TANI MASAKI GOLF ACADEMY 21 の公認インストラクター
多くのアマチュアの方を上達やお悩みに応えています。
パーオンとはどういう意味??
ゴルフ場は基本、18個のホールがあります。
カップと言われる穴ですね。
1番ホール。
2番ホール。
3番ホール。
このように18ホールあるのが大半で何回かゴルフ場に行ったことのある方ならわかると思います。
そして、その各ホールに規定打数が決まっています。
1番ホール PAR4
2番ホール PAR5
といった感じです。
18番ホールまであり、PARのあとの数字を足すと合計がPAR72。
このPAR72に対しての打数が基準です。
初心者の方ならまずは100切りが目標だと思います。
パーオンとは各ホールに設定されたPAR5などという規定打数に対して、2を引いた数でグリーンに乗せることを言います。
例えば、
PAR3のホールでは、1打でグリーンに乗せる。
PAR4のホールでは、2打でグリーンに乗せる。
PAR5のホールでは、3打でグリーンに乗せる。
これがパーオンです。
パーオンさせるのは正直、難易度が高いですよね(笑)
では次に、ラウンド中にパーオンという用語はどのような形で使われるのか?紹介をしていきます。
パーオンという用語をラウンド中の会話で使ってみると。
実際のラウンド中にはどのような形でパーオンという用語が使われるのか?紹介していきます。
例1) このホールはパーオンさせたいね!
規定打数でグリーンに乗せられる可能性がある。=簡単なホール。
簡単なホールだからパーオンしたいねという意味。
例2) 今日はパーオン率が高いね!
今日は、規定打数のパーオンでグリーンに乗せられている確率が高い。=ショットの調子が良い。
ショットの調子が良いね!という意図が含まれている。
例3) このホールをパーオンさせられたのは素晴らしいね!
このホールをパーオンさせられた。=難しいホール。
難しいホールでパーオンさせられて凄いね!という意味。
などなどがラウンド中にパーオンをいうゴルフ用語を使った会話例です。
次に、予備知識でプロゴルファーのトップ選手はどのくらいパーオンさせられるか?です。
プロのトップ選手のパーオン率はこのくらいです。
では、トーナメントに出ているトップのプロゴルファーはどのくらいの確率でパーオンさせられるのか?
パーオン率を紹介します。
【JGTO 男子プロゴルフツアーのパーオン率 第1位】
2020年・2021年シーズン 第1位 阿部 裕樹 プロ 72.810%
2019年シーズン 第1位 G・チャルンクン プロ 73.630%
2018年シーズン 第1位 姜 庚男 プロ 70.790%
トーナメントの設定は難しいのですが、70%確率でトップ選手はパーオンします。
【JLPGA 女子プロゴルフツアーのパーオン率 第1位】
2020年・2021年シーズン 第1位 稲見 萌寧 プロ 75.7688%
2019年シーズン 第1位 稲見 萌寧 プロ 78.2079%
2018年シーズン 第1位 申 ジエ プロ 75.3358%
稲見プロの2年連続は素晴らしいですね。
やはり、トーナメントの難しい状況でプロゴルファーはさすがですね。
まとめ
今回は、パーオンというゴルフ用語の意味と実際の使われ方を紹介しました。
パーオンとは、各ホールに設定された規定打数に2を引いた打数でグリーンに乗せることを指します。
良くラウンド中で使われることがあるので初心者の方は覚えておきましょう。
また、パーオン率を上げることがスコアUPにも繋がります。