5/16は、京葉カントリークラブでコースレッスンを開催しました。
天候はあいにくの雨。
雨の日に準備しておきたい物、そしてプレー時の注意点をまとめます。
幼少からプロゴルファーを目指し、2007年より本格的にレッスン活動を開始。
片山 晋呉プロを4度の賞金王へと導いたツアープロコーチ谷 将貴の主宰している
TANI MASAKI GOLF ACADEMY 21 の公認インストラクター
多くのアマチュアの方を上達やお悩みに応えています。
雨のゴルフの際に準備したい物
まず、通常のプレー時に持っていくものにプラスで雨の日に準備したい物をご紹介します。
・雨具
ゴルフ用の雨具を着用してください。
雨を避けるように必要です。
・傘
雨に濡れない為に必要です。
ゴルフ場にありますので、自身で持っていなくても良いです。
私は、大きい方が濡れないので大きい傘を使用しています。
・タオル
グリップが濡れたら滑るので使用します。
また、体が濡れても拭けます。
最低3枚は持っていきましょう。
・グローブ
合皮のグローブがオススメです。
3枚は最低でも必要。
必ず、お昼休憩に乾燥室で乾かします。
天然皮の素材は、ヌルヌルになり滑ります。
そして、乾かすとパリパリになり素材が悪くなるので避けましょう。
・着替え
カッパを着ても雨の強さによってはゴルフウェアが濡れてしまう場合があります。
必ず、余分に持っていきましょう。靴下は必ずです。
・スパイク
雨の強さによってですが、雨が強いとしみ込んでくる場合がありますので余分に持っていきましょう。
・キャップ
頭が濡れてしまうので、ヘッドウェアは帽子にしましょう。
バイザーではずぶぬれになります。
雨具の帽子なら、なお更良いです。
・防水スプレー
雨を弾いてくれますので、持っていて損はないです。
雨のゴルフ。【マナー編】
雨の日に注意しておきたいのマナー編です。
傘の取り扱い
グリーン上に傘を開いたままグリーンに置くことはヤメましょう。
風が吹くと傘がズレ、グリーン面にキズがつきます。
たたんで、グリーン外に置きましょう。
クラブハウス内の服装
雨具を着てクラブハウス内をうろうろするのは出来るだけ避けましょう。
昼食時などは、必ず脱いでレストランを利用してください。
ハーフ終了後は乾燥室で乾かしましょう。
雨のゴルフでの注意点
通常のラウンドと違って、雨の日は注意する点が満載です。
ぜひ、覚えていきましょう。
雨の日のスタイル
雨の強さにもよりますが、雨が強い時の私のスタイルです。
・傘をさす。
・カッパを着る。
・傘の柄にタオルをかけておく。(体やグリップが拭けるように)
雨が弱い時は、上のカッパだけ脱ぎます。
カッパを着ていると上半身は動きづらくなる為です。
下のカッパは、動きにほとんど関係ないことと、ラフなどで足が濡れるので履いたままです。
プレー時の工夫
自分のボールに何本かクラブを持っていくと思います。
使わないクラブは傘の柄にかけておきましょう。
地面におくと、グリップが濡れるのでやめましょう。
グリップが濡れると滑ってまともに振れなくなります。
ドライバーショット
① ドライバーは、クラブの中でボールのスピンがかかりづらいクラブです。
雨でフェース面が濡れてしまうことに注意しましょう。
・スピンが少なくなってドロップボールが出てしまう。
・ドローやフェードボールを打つ際に、スリップして曲がらなくなってしまう。
などの症状が出てしまいます。
②ロフトが多いドライバーを使う。
雨の日は、フェアウェイが濡れてランが出なくなります。
キャリーがないと、飛距離が落ちますのでロフトを増やしてキャリーで飛ばしていきましょう。
アイアンショット
動きづらい。=ヘッドスピードが落ちる。
雨の日用の距離感を掴みましょう。
ラフからのショット
ラフでフライヤーしやすい。
更にボールに当たる際に水分でスリップしてしまうので余計にフライヤー現象が起きやすくなります。
バックスピンがかからなくなるので、転がって飛び過ぎてしまいます。
いつもより番手を落としてみて下さい。
フックボールなどを打とうとすると、すっぽ抜けてまっすぐに飛んでいきます。
雨の水滴でラフが更に重くなります。
グリップをしっかり握り、おもいっきり振り抜きましょう。
雨の日のグリーン上の注意点
雨の日は、グリーンが水たまりになるとボールが転がらなくなってしまいます。
その為、高いところにカップが切ってあります。
難易度が上がります。
水分を含むので、グリーンのスピードが落ちます。距離感を掴みましょう。
また、くぼみなどは水が溜まりやすいので、さらに遅い場合があります。
グリーンが柔らかくなります。
その為、ショットは転がりをあまり予測しないでも良い場合があります。
コースレッスン風景
本日のレッスン風景です。
ラフがかなり伸びてきました。
ラフの飛び方を試して、打ち方をレクチャー
林からの脱出方法。
構えを変えてパンチショットで!!
フェースが開いてインパクトしていたパター。
フェース面を改善して転がりが良くなりました。
アプローチの基本はハンドファースト。
抜け気味で距離感がバラバラなアプローチを改善。
ショット編
【レッスン前】
ショットは上体の強さが難点。
上体が突っ込む。手元が出て振り遅れる。
ここがショットの課題です。
【レッスン後】
切り返しでシャフトが立っていません。
練習課題は、7番アイアンのパンチショット。
上体で打ちに行くのではなく、シャフトでしならせてヘッドをぶつけて飛ばせるようにしましょう。
まとめ
本日のコースレッスンは5ホール目過ぎから本降りになってきました。
通常のレッスン課題にプラス雨の日のゴルフで大変だったと思います。
18ホールのラウンドで、ショット、ショートゲームで今後の課題が明確になりました。
そして、雨の日の準備とゴルフの仕方をご説明させていただきました。
次回、また課題の確認をしましょう!!