タイトリストTSi3・TSi4ドライバーの試打レビュー比較。性能が違う。

タイトリストTSi3とTSi4ドライバーを試打してきました。

タイトリストのドライバーがいいなと思っている方。

TSiシリーズでも4種類ありますから、正直どれにしようかなって迷いますよね。

安い買い物じゃないですから、自分に合ったものを選びたいものです。

 

タイトリストTSi3とTSi4ドライバーの試打をしましたので、ヘッドの見た目、計測結果、打感など色々な部分を私の私見で伝えさせて頂きます。

そして性能の比較をそれぞれお伝えします。

データが異なるので、購入しようと思った際にどちらにしようか迷った際に参考にしてください。

 

今回は、タイトリストTSi3とTSi4の試打レビュー。データ比較を紹介していきます。

 

□この記事を書いたゴルフコーチ
ゴルフコーチの池野谷 光宏です。

幼少からプロゴルファーを目指し、2007年より本格的にゴルフレッスン活動を開始。
片山 晋呉プロを4度の賞金王へと導いたツアープロコーチ谷 将貴の主宰している
TANI MASAKI GOLF ACADEMY 21 の公認インストラクター
多くのアマチュアの方を上達やお悩みに応えています。

 

タイトリストTSi3ドライバーとTSi4ドライバーの試打レビュー。

タイトリストTSi3ドライバーとTSi4ドライバーの2本を試打しました。

どちらのドライバーも非常に性能が異なります。

打つ方のタイプによって合う合わないが出ますので、自分に合った性能を引き出せる方を選んでください。

・見た目比較

・飛距離比較。

・スピン量比較。

・曲がり比較

などを比較して見ました。

 

簡単な感想ですが、

TSi3ドライバーは、正統派。 飛んで曲がらず誰もが無難に良いと思えるクラブ。

TSi 4ドライバーは、とにかくロースピン。スピン量が多くて飛距離ロスしている方にはオススメ。

といったクラブです。

細かくデータを紹介しますので、見てみて下さい。

 

タイトリストTSi3ドライバーとTSi4ドライバーのヘッドの顔

まずは、ドライバーヘッドの顔を見てみましょう。

ヘッドの顔は、こういう球が出そうというインスピレーションが大事です。

良いショットが出そうと思えるヘッドの形状が大切です。

【真上から見たヘッドの顔】

タイトリスト TSi3ドライバー
タイトリスト TSi3

タイトリスト TSi4ドライバー
タイトリスト Tsi4 ドライバー

Tsi4の方が、やや丸みを帯びていますがほとんど見た目のヘッドの形状は分かりません。

 

【フェース部分】

タイトリスト TSi3ドライバー
タイトリスト TSi3ドライバー フェース面

タイトリスト TSi4ドライバー
タイトリスト TSi4ドライバー フェース面

フェース面もほとんど同じです。

 

【ソール形状】

タイトリストTSi3 ドライバー
タイトリスト TSi3ドライバー ソール

タイトリスト TSi4ドライバー
タイトリスト TSi4ドライバー ソール

ここに大きな違いがあります。

TSi3はウェイトがソールの後方に配置されています。

逆に、TSi4はフェース面側にウェイトが配置されています。

このウェイト配分によって球の高さやスピンに大きな変化があります。

 

タイトリストのクラブは基本シャープで綺麗なヘッドの顔になっています。

かっこよさは間違いないです。

 

タイトリストTSi3ドライバー・Tsi4ドライバーの飛距離性能比較

次に、飛距離性能の比較です。

まずは、TSi3ドライバーから打ちました。

DATAはこちら。1~3がTSiドライバー。

タイトリストTSi3ドライバー 飛距離DATA

1球目 キャリー 255.3ヤード  TOTAL 272.3ヤード
2球目 キャリー 251.2ヤード  TOTAL 270.0ヤード

次に、TSi4ドライバー。

タイトリストTSi3ドライバー 飛距離DATA

1球目 キャリー251.3ヤード  TOTAL 272.0ヤード
2球目 キャリー232.0ヤード  TOTAL 272.2ヤード

 

正直、飛距離性能は両ドライバーともに変わりません。

 

唯一違う点は、TSi4ドライバーの方が、スピン量が少ないのでランで飛ばしているという点。

スピン量が少ない、ボールに高さが出ない方は、TSi3ドライバー。

スピン量が多い、ボールが上がり過ぎてしまう方はTSi4ドライバー。

この選択で選ぶと良いと思います。

 

タイトリストTSi3ドライバーとTSi4ドライバーのスピン量比較

次に、スピン量の比較です。

ヘッドを見てもらいましたが、TSi3はソールのヘッド後方部分にウェイトが装着されています。

TSi4はフェース面側にウェイトが装着されています。

これで、球の高さとスピン量が変わります。

タイトリストTSi3ドライバー 飛距離DATA

【TSi3ドライバー】
1球目  スピン量
2球目  スピン量

 

【TSi4ドライバー】
1球目
2球目

ここは、やばいほど変化があります。

もともと、私はそんなにスピンがかかる方ではありません。

通常、1800から2300回転くらいが平均です。

TSi4は、ヤバいほどスピン量が減ります。

ドライバーは2000回転前後を目安にスピン量は決めると良いです。

スピン量が多い方は、TSi4を選ぶ。

スピン量が少ない方は、TSi3を選ぶ。

この選択でどちらか選ぶと良いと思います。

 

タイトリストTSi3ドライバーとTSi4ドライバーの曲がり比較

最後に、どちらのドライバーの方が直進性が高いのか?です。

飛んで曲がらないドライバーが最高ですからね。

まず、データから見てみましょう。

タイトリストTSi3ドライバー 飛距離DATA

見づらいので、文字に起こします。

【TSi3ドライバー】
1球目 サイドスピン 左に639.3回転
2球目 サイドスピン 左に1034.0回転

 

【TSi4ドライバー】
1球目 サイドスピン 左に1889.9回転
2球目 サイドスピン 左に2125.4回転

どちらも、ドローボールですがTSi4ドライバーの方がフックがきついのが数値に出ています。

私は、もともとドローボールヒッターです。

フック系の方は、TSi3を選ぶのが良いと思います。

スライサーの方は、スピン量も減るし掴まりやすいTSi4ドライバーを選ぶと良いと思います。

 

まとめ

同じメーカーなので、テクノロジーの部分は大きく変わらないと思います。

2本を打ち比べて感じたことは、2つ。

・スピン量の差が大きくでるという点。

・ボールのつかまりやすさが変わる点

TSi3は通常ですが、TSi4はかなりロースピンになる設計になっています。

そして、TSi4はつかりやすい傾向が出ました。

今回は、タイトリストTSi3ドライバーとTSi4ドライバーの2本を打ち比べて比較しました。

どちらにしようか迷っている方は参考にしてもらえればと思います。

 

また、TSi2ドライバーも試打レビューがありますので見てみて下さい。

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