1ヤードのフワッとアプローチの打ち方。上級者のテクニック

1ヤードの距離をふわっとアプローチする。

グリーン奥にこぼれてしまって、奥からピンまでが下り傾斜。

もうこんな場合、八方ふさがりですよね。

でも、そんな時に使えるフワッと飛ばないアプローチ。

そんな高等技術が使えたら良いですよね。

今回は、1ヤードのフワッとアプローチの打ち方を紹介していきます。

難易度の高いアプローチですが、遊びのつもりでトライしていきましょう！

1ヤードのフワッとアプローチの打ち方の手順

今回は、1ヤードのフワッとアプローチの打ち方の手順をザックリと紹介していきます。

手順をざっくりお伝えしていくと、

・ライ選定

・打つクラブ選び

・打ち方

上記の3通りの手順です。

それぞれを詳しく解説していきます。

1ヤードのフワッとアプローチが打てるライ選定

1ヤードのフワッとアプローチを打つためには、ライの選び方が重要です。

基本的には、ボールの下にクラブがくぐる空間があるライ。

下記のような芝でボールが浮いている状態が好ましいです。

冬など、芝が薄い状態でボールの下にクラブが入る空間がない場合はやめておきましょう。

1ヤードのフワッとアプローチが打てるクラブ選定

1ヤードのフワッとアプローチを打つには、次にクラブ選びが重要です。

1ヤードということは、前に飛ぶ要素を極力減らさないといけません。

前に飛ばないということは、ロフトが寝ているクラブを使用します。

私であれば、58度のウェッジ。

自分の使用しているクラブで一番寝ているロフトのクラブを使ってみて下さい。

1ヤードのフワッとアプローチの打ち方

打てるライにボールがある。

フワッと打てるクラブを選んだらようやく打ち方です。

まずは構え方から覚えていきましょう。

テーマは、『前にボールが飛ばない』です。

①　1ヤードのフワッとアプローチの構え方

まずは、前に出来るだけ飛ばない構え方をすることが重要です。

1ヤードのフワッとアプローチは下記の状態です。

【後方】

【正面】

前にボールを飛ばさない為に3つのポイントを細かく紹介していきます。

◆フェースを開いてロフトをつける。

第一に、フェースを開いた状態にしてロフトが寝た状態にしましょう。

地面と平行になるくらいフェース面を開きます。

フェースを開いて、ロフトが寝ることによってボールが前に飛ばない状態になります。

◆スイング軌道の最下点をズラして構える。

次は、構えた際のボールの位置です。

ボールの位置を左足内側の内側にセットします。

そうすることによって、スイング軌道の最下点から少し上がり際に当たりやすくなります。

スイングの最下点をズラすことによってボールが前に飛ばないようにします。

◆少し離れて構える。

最後に、通常のアプローチより10センチほど離れて構えます。

離れることによって、スイング軌道をフラットに振ることができます。

フラットになると、地面と平行に近くなりボールの下をくぐらせやすくなります。

ボールの下をくぐらせられることによってボールが前に飛ばない体勢になるので離れて重心を下げて構えましょう。

この3つのボールを飛ばさない要素を取り入れることによって、1ヤードしか飛ばない体勢を作れます。

次は打ち方です。

②　1ヤードのフワッとアプローチの打ち方

次は、1ヤードのフワっとアプローチの打ち方です。

スイングの意識は、イントゥイン軌道。

そして、地面に沿ってフラットに横ぶりする意識です。

アドレスを取ります。

テークバックではコックをせずに体を回転させます。

体の回転は横に、そして、フェースが真上に向いた状態をキープしてテークバックしましょう。

そこから、手首を維持したままフラットにボールの下をくぐらせながら振り抜いていきましょう。

ボールの下をくぐらせられれば前に飛ばないスイングになり1ヤードしか飛ばないスイングになります。

③　1ヤードのフワッとアプローチのスイングリズム

最後に、スイングリズムです。

飛ばない打ち方をしても、スイングスピードが早いとボールは飛んでしまいます。

その為、ゆったりとスイングを心掛けましょう！

ゆったりと振ることによって、ボールもゆっくり飛んで前に飛びません。

まとめ

今回は、1ヤードのフワッとアプローチの打ち方を紹介しました。

グリーン奥から下りのアプローチで寄せたい場合などでは非常に有効です。

1ヤードのアプローチを打つには、

・飛ばないアドレスを取る。

・スイングをフラットにしボールの下をくぐらせる。

・スイングリズムをゆっくりに振る。

この3つを取り入れることによって1ヤードのアプローチが打てます。

加減をスイングで行うことは難しいです。

その為、ある程度しっかりスイングして飛ばないようにすることがポイントです。

難易度は高いですが、上級者になるにはチャレンジしていきましょう！

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