ドライバーで280ヤード飛ばせたらアマチュアの中ではかなりの飛ばし屋だと思います。
飛距離はロマンですから、いくらでも欲しいですよね。
ドライバーの飛距離を出すためには、大きく分けて2つの要素があります。
・ボールの当たる効率(ボールの打ち出し角度やスピン量、ミート率など)
・ヘッドスピード
この2つが大事です。
ボールへの当たり方は、練習していけば誰でも何とかなります。
ですが、そもそものヘッドスピードが早くなけれ目標数値へは到達しません。
ですから、今回はドライバーで280ヤード飛ばす為に必要なヘッドスピードはどのくらいなのか?
まずは、280ヤード飛ばした方はヘッドスピードがどのくらい必要なのか目標を知りましょう。
また、ヘッドスピードがあるのに飛んでいない方はボールへと当たる効率が悪いことが分かります。
幼少からプロゴルファーを目指し、2007年より本格的にレッスン活動を開始。
片山 晋呉プロを4度の賞金王へと導いたツアープロコーチ谷 将貴の主宰している
TANI MASAKI GOLF ACADEMY 21 の公認インストラクター
多くのアマチュアの方を上達やお悩みに応えています。
ドライバーで280ヤード飛ばす為に必要なヘッドスピード
短刀直入に、ドライバーで280ヤード飛ばす為に必要なヘッドスピードは47m/s。
但し、ボールへの当たり方が完璧だった際のヘッドスピードの数値です。
ボールへの当たり方の効率が良い数値は、3つあります。
打ち出し角度・・・10度~13度
スピン量・・・1700回転から2300回転(打ち出しが高い時は、スピン量は少なく。打ち出しが低い時はスピン量は多くという組み合わせ)
ミート率・・・しっかりと芯に当たっている。数値では1.5
この3つが揃っていれば、ボールへの当たり方の効率はばっちりです。
この効率が悪ければ、47m/sは必要になってきます。
しかし、効率が良ければヘッドスピードが47m/sでドライバーが280ヤードに到達することは可能です。
ヘッドスピード47m/sで280ヤード飛ぶ公式
ボールを飛ばす為に、必要な数値があります。
それは、ボール初速。
ヘッドスピードが早くて、しっかり芯に当たってミートしているとボールの打った瞬間の初速が早くなります。
ドライバーは、ボール初速の約4倍をするとトータルの飛距離になります。
※ランはコースや天候によって変わるかもしれません。
その為、ドライバーで280ヤード飛ばす為のボール初速は70m/sです。
そして、ボール初速からミート率1.50(ドライバーでしっかり芯でとらえた数値)を割るとヘッドスピード数値になります。
ボール初速70m/s ÷ ミート率1.50 = ヘッドスピード 47m/s
という数値が算出されます。
これが、ドライバーの飛距離を出すために必要なヘッドスピードを出すための数式。
芯を外して、ミート率が1.3になってしまった。
その場合は、ヘッドスピードが54m/sは必要ということになります。
しっかり当たればヘッドスピード47m/sで280ヤードは可能です。
しかし、芯を外す場合もありますので平均的にドライバーで280ヤード飛ばすのであればヘッドスピード50m/は欲しいところです。
ヘッドスピードを測る為に必要なグッズ
ボールをとにかく飛ばしたいという方は、練習中は常にヘッドスピードを意識して練習してみて下さい。
学生時代の部活の練習と違って誰かの監視下に置かれていません。
だから、楽をして思いっきり振るという動作がなくなってきます。
ずっと思いっきり振っていると疲れますからね(笑)
その為、はっきりと数値に出るようにしましょう。
ヘッドスピードを測る簡易的なグッズがありますから必ず使って練習をしてみて下さい。
まとめ
いかがでしたか?
可能な数値だったでしょうか?
ドライバーで280ヤード飛ばす為に必要なヘッドスピードは47m/sです。
しかし、ボールへの当たり方の一番効率が良い状態です。
ミート率が悪くなる場合もあるので平均的に飛ばすならヘッドスピード50m/sは欲しいところです。
ヘッドスピードが目標数値に達しているのに、飛ばない方はボールへの当たり方の数値が悪いと思います。