ドライバーを飛ばしたい。それなら5つの数字をチェックするべき。

ドライバーの飛距離を伸ばしたいと思っている方は多いでしょう。

ですが、やみくもにボールを飛ばしたいというのは非効率です。

ドライバーを飛ばしたいなら、5つの数字をチェックすることが大事です。

今回は、ドライバーを飛ばすために重要な5つの数字を紹介していきます。

自分に何が足りないのか?まずは知ることから始めましょう。

 

□この記事を書いたゴルフコーチ
ゴルフコーチの池野谷 光宏です。

幼少からプロゴルファーを目指し、2007年より本格的にレッスン活動を開始。
片山 晋呉プロを4度の賞金王へと導いたツアープロコーチ谷 将貴の主宰している
TANI MASAKI GOLF ACADEMY 21 の公認インストラクター
多くのアマチュアの方を上達やお悩みに応えています。
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ドライバーを飛ばしたい。それなら5つの数字をチェック。

ドライバーを飛ばしたい。

ゴルフをしているほとんど方が思っていることでしょう。

その為の方法論は人それぞれ違うと思います。

ですが、その前に知っておかないといけない5つの項目があるんです。

現在では、弾道測定器の発達で数値化されますから自分のデータを知っておきましょう。

特に、トラックマンという弾道測定器はNo、1です。
弾道測定器 トラックマン

 

それでは、注目すべき5つの項目を紹介していきます。

 

①ヘッドスピード

まずは、ヘッドスピード。

クラブヘッドの速度です。

ボールにクラブヘッドが衝突するスピードが早ければ衝撃が強くなりボールは遠くに飛ばすことが可能になります。

 

そもそも、自分のヘッドスピードがどのくらいなのか?知っておきましょう。

例えば250ヤード飛ばしたいなら最低でも、42m/sは必要です。
250ヤード ヘッドスピード

250ヤード

 

その飛ばしたい飛距離に対してヘッドスピードが出ているか?知っておきましょう。

ヘッドスピードが遅いのであれば、

・筋力が足りないのか?

・下半身が使えていないのか?

・タメがないのか?

など、課題を見つけて取り組むとヘッドスピードが出て飛距離UPに繋がります。

 

②ミート率

次に、ミート率です。

ドライバーを飛ばしたいなら、しっかりと芯を捉えてヒットしないといけません。

芯を外してしまうと、ボールに当たる際にヘッドが当たり負けをします。

当然ながら、ボールの飛んでいく速度が遅くなる訳なので飛距離が落ちます。

 

ミート率も数値化されます。

ミート率

 

ドライバーで、芯を捉えた場合には1.50という数値が出ます。

1.50を下回ると、芯を外したということになります。

 

10球打ってみて、7球は1.40以上の数値を出せるとかなり安定して芯を捉えられています。

10球中で半分以上が1.4を切るようなら、常にミート出来ていないので飛距離は落ちます。

 

芯を外している場合は、

・体の上下動が多くて、体が暴れて芯を外してしまう。

・体の左右のブレが多くて、芯を外してしまう。

・単純に打つ回数が少なく安定していない。

など様々な原因が出てくるでしょう。

原因をしっかり見つけて、ミート率を上げて飛距離アップをしましょう。

 

③ボールの打ち出し高さ

次は、ボールの打ち出しの高さです。

打ったショットは、放物線を描きながら飛んでいきます。

その時に、ドライバーはこのくらいの打ち出し角度が出ていると最適ですよ!という数値があります。

 

ドライバーの最適な打ち出し角度は、9度から14度くらいの幅に入ると良いです。

 

但し、打ち出し角はバックスピン量との最適バランスがあります。

【打ち出しが14度などと高い方】
・ドライバーのヘッドスピードが35m/s以下の方。
・バックスピン量が1500回転以下の低スピンの方。
ヘッドスピードが少ない。スピン量が少ない人は、ボールが上昇する要素が少ないので打ち出し角が高い方が良いです。

 

【打ち出し角が9度などと低い方】
・ドライバーのヘッドスピードがある方。
・バックスピン量が、2700回転などとスピン量がある方。
ボールが上がっていく要素が多いので、打ち出しが低くても飛距離が出るバランスになります。

距離が出ないパターンは、
・打ち出し角が高くて、バックスピン量が多いと飛ばない。
・打ち出しが低くて、バックスピン量が少ない。

 

打ち出し角と、バックスピン量の相関性を見ながら合わせていくと最大飛距離が得られます。

 

④ボールのスピン量

次に、ボールのスピン量です。

ゴルフボールには、進行方向とは逆のバックスピンがかかってボールが飛びます。
バックスピン

バックスピンが多すぎると、
・どんどん上昇してしまい吹き上がって前に飛ばない。
・地面に落下したあとランが出なくなり飛距離ロスを起こす。

 

バックスピンは少ないと、
・浮力がなくなるのでキャリーが出なくなりボールがすぐに地面に落下してしまい飛距離ロスになる。

ドライバーのバックスピン量の最適数値は、1800回転~2500回転くらいがベストです。

 

⑤ボールの初速スピード

最後に、ボール初速です。

ヘッドスピード × ミート率 = ボール初速

となります。

ヘッドスピードが早くて芯に当たっていると、自分のヘッドスピードの中でボール初速が一番早くなります。

ボールの初速スピードは、合算での結果の数字となります。

大体、ボール初速を約4倍にすると飛距離に換算されます。

プロゴルファーは、平均的にボール初速が70m/sを超えていきますので280ヤードを超えていく訳です。

一般アマチュアの方で

・男性であれば、ボール初速60m/sを超えておきたいものです。

・女性であれば、ボール初速43m/sを超えておきたいものです。

 

まとめ

いかがでしたか?

今回は、ドライバーを飛ばしたい。それなら注目すべき5つの数字を紹介しました。

近年では、弾道解析機が優れてきたので自分の弱点が簡単にわかるようになってきました。

ぜひ、ショップやレッスンスクールなどで自分の数字をチェックして飛距離UPに繋げてみて下さい。

そこから、弱点を補うポイントを作って練習をしましょう!

目指せ飛距離UPです。

 

記事を最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

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