ゴルフコーチ 池野谷です。
飛距離の出ない方は、フェアウェイウッドを使う回数が非常に多いと思います。
しかし、実情はというとフェアウェイウッドが不得意でお悩みの方が多くいらっしゃいます。
特に、フェアウェイウッドのトップとチョロのミスが定番です。
今回は、フェアウェイウッドのトップとチョロの原因と直し方のポイントをご紹介していきます。
この記事を読んでもらいたい方
・フェアウェイウッドのトップに悩んでいる方
・フェアウェイウッドのチョロに悩んでいる方
・ゴルフの上達を望んでいる方
トップとチョロとはどんな現象?
クラブヘッドの芯ではなく、フェースの下の部分のリーディングエッジにボールが当たります。
当然、角度のついたフェース面には当たっていないのでボールがまったく上がりません。
その分、コロコロコロッと転がっていきます。
なぜ?フェアウェイウッドでトップとチョロが出やすいのか?
その理由を説明します。


時計の針で例えるとスイング軌道の6時30分くらいの位置で当たる感じです。



ショットによって変わりますので、何時のところでボールに当たっていくか?
覚えておいてください。




フェアウェイウッドのトップとチョロの原因と直し方
フェアウェイウッドでは、トップやチョロのミスが出やすくなります。
フェアウェイウッドでトップやチョロが出てしまう方は自分のスイングを撮ってみましょう。
そして、これから挙げる原因と比べてみてください。
アドレスから見ることが大事です。
原因① トップやチョロが出やすいアドレスと直し方
トップやチョロの原因は、すくい打ちです。
あなたの構え方をチェックしてみましょう。


フェアウェイウッドのトップやチョロが出てしまうアドレスの直し方
① 気をつけの体勢を取ってまっすぐな姿勢を取りましょう。
② 腕を腰の位置まで降ろしましょう。
③ 腰から前傾をしてヒザを少しだけ曲げてアドレスを完成させます。
原因② トップやチョロが出やすいトップオブスイングと直し方
あなたの、トップのポジションはこの状態になっていないか?確認してください。
【正しいフェアウェイウッドのトップ】
・頭の位置がアドレスの位置からズレていない。
・体の回転もアドレスの枠からズレずに回転をしている。
【フェアウェイウッドのトップやチョロが出てしまうトップオブスイング】
・アドレスの位置(赤線)から重心が右にズレている。
・上体が右に傾き過ぎている。
結果、トップやチョロが出やすくなります。
フェアウェイウッドのトップやチョロがでてしまうトップオブスイングの直し方
そんな方は、このような練習を行ってみて下さい。
・鏡を使います。




鏡は自分の軸のブレが分かりやすくする練習グッズです。

原因③ トップやチョロが出やすいインパクトと直し方
①アドレス
②トップ
をチェックして頂いたら最後にインパクトです。
すくい打ちになっているインパクトになっていないか自分のスイングと比べてみて下さい。
・しっかりと体重が9割左に乗っている。

・重心が右足に残っている。

結果、トップやチョロが出やすくなってしまいます。
フェアウェイウッドのトップやチョロの出てしまうインパクトの直し方






左片手でボールに届くインパクトを作っていきましょう。
まとめ
いかがでしたか?
フェアウェイウッドのトップとチョロの原因と直し方。
私は、フェアウェイウッドが一番難しいクラブだと思っています。
距離が出るので、方向性を出すのが難しい。
ミート率が下がりやすい。
そんなクラブです。
でも、距離が出ない方には武器にしてほしいクラブです。
フェアウェイウッドはトップやチョロのミスが出やすいクラブです。
ぜひ、フェアウェイウッドにお悩みの方は直して武器にしてください。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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