ゴルフ初心者の教科書⑦ スリークォータースイングを覚えよう!

ゴルフコーチ 池野谷です。

ゴルフ初心者の教科書 7回目となりました。

前回までで、腰から腰までの振り幅【ハーフスイング】を覚えていただきました。

ハーフスイングということは、全体のスイングの半分を覚えて頂いたことになります。

今回は、【スリークォータースイング】をマスターして頂きます。

スリークォーターということは、4分の3です。

フルスイングの一歩手前です。

頑張っていきましょう!

 

この記事を参考にしていただきたい方

・ゴルフを始めた初心者の方

・ゴルフスイングが分からない方

・スリークォーターの形が分からない方

 

スリークォータースイングとは

 
イケノヤ コーチ
スリークォータースイングとは振り幅のことを指します。
まずは、アドレスを取ります。
ゴルフスイング(アドレス 正面)
 
 
イケノヤ コーチ
そのまま捻転していき、左腕が地面と平行に上がった位置がスリークォータースイングのトップ。
ゴルフスイング (腕が地面と水平なポジションまで振り上げる)
 
イケノヤ コーチ
そこからクラブを振り下ろして、インパクトを迎えます。
インパクト (体の正面)
 
イケノヤ コーチ
そして、右腕が地面と平行で振り終えればスリークォータースイングのフィニッシュです。
ゴルフスイング (腕が地面と水平なポジションまで振り抜く)
 
 
イケノヤ コーチ
左腕が地面と平行の位置から右腕が地面と平行の位置の振り幅の範囲のスイング。
それが、スリークォータースイングです。
 

スリクォータースイングの振り方

 
イケノヤ コーチ
それでは、スリークォータースイングの振り方をご説明していきます。
まず、アドレスを取っていきましょう。
ゴルフスイングの構え方ゴルフスイング(アドレス 正面)
アドレスのおさらいはこちらをご確認ください。
そこから、体をさらに捻転していきます。
クラブが地面と平行になったポジションがハーフスイングのポジションです。
ゴルフスイング 腰まで(後方ゴルフスイング 時計の針9時

ハーフスイングのおさらいはこちらをご確認ください。

 

ここからが、今回のテーマであるスリークォータースイングです。

 
イケノヤ コーチ
そのまま、捻転していき左腕が地面と平行になったポジションがスリークォーターのトップです。
ゴルフスイング (腕が地面と水平なポジションまで振り上げる)

スリークォータートップのポイント

 
イケノヤ コーチ
スリークォーター時のトップのポイントをお伝えします。
【正面からのスリークォータートップのポイント】
スリークォータートップ 正面

① 頭の位置、体がブレないように捻転をしましょう。
② 上体は約90度は捻転をする。
③ 左腕が地面と平行になり、左腕とクラブの角度が90度になる。

 

【後方からのスリークォータートップのポイント】

① クラブの位置と角度

クラブの角度・・・・スイングプレーンと平行に収まる。(赤線
クラブの位置・・・・手首、肘が少しずつ曲がっていきますので、スイングプレーンよりやや上の位置に収まる。

スリークォーター クラブの角度

 

② 体の動き

頭の位置、前傾は変わらず捻転をしていく。
肩のラインは、スイングプレーンにほぼ平行になる。

 

肩の角度

 

③ 腕の動き

左腕・・・・伸ばしたまま
右腕・・・・若干、曲がっていき右肘は右のあばら骨を指します。

スリークォータースイング 腕の動き

 
イケノヤ コーチ
以上がスリークォータースイングのトップの位置です。
鏡などを見ながらチェックしてください。
 

スリークォータースイングのダウンスイング

 
イケノヤ コーチ
スリークォータースイングのトップが出来たら今度はクラブを振り下ろしていきます。
【スリークォータースイングの振り下ろし 正面】
・左足に体重を乗せながら下半身主導でクラブを振り下ろしていきます。
・手首の角度はキープしたままの状態です。
スリークォータースイング ダウンスイング
 
【スリークォータースイングの振り下ろし 後方】
・前傾を変えずに振り下ろしていきます。
・スイングプレーンに沿ってクラブを振り下ろしていきましょう。
スリークォータースイング ダウンスイング 後方
 

スリークォータースイングのインパクト

 
イケノヤ コーチ
そして、スリークォータースイングのインパクトです。
【スリークォータースイングのインパクト 正面】
インパクト
・右足を左足へ寄せていきます。目安は左足1本分は左へスライドします。
・インパクト時の左右の体重配分は、左足90%・右足10%と左足重心となってきます。
【スリークォータースイングのインパクト 後方】
インパクト(後方)
・肩のラインは目標と平行
・腰は45度目標方向へ開いています。(後方から見ると左右のお尻が見えます。)
・左足の裏はかかと重心
 

スリークォーターフィニッシュ

 
イケノヤ コーチ
スリークォータースイングの最後の位置です。
右腕が地面と平行な位置がスリークォータースイングのフィニッシュ位置です。
【スリークォーターフィニッシュ 正面】
 
スリークォーターフィニッシュ ①
・左右の体重配分は、右足10%・左足90%の左足重心となります。
・両肘の感覚はアドレスのままで、伸びた状態です。
【スリークォーターフィニッシュ 後方】
スリークォーターフィニッシュ (後方)

・アドレスの前傾を保ったまま回転をします。
・肩のラインはスイングプレーンと平行になります。
・右足はつま先立ちで終えます。

 

スリークォータースイングの練習目安

 
イケノヤ コーチ
スリークォータースイングの練習目安です。
1、まず形を知る。
ゆっくりのスピード(5秒)くらいかけて良いので素振りでスイングの形を認識する。
2、練習場であればゴムティーをボールだと仮定しスピードを上げて素振りをする。
無意識でゴムティーの音が均一になるようにすること。
※注意点は合わせないこと。
3、ボールを打つ。
2までの形を保ちつつボールを早速打っていきます。
100ヤード飛べばOKです。
 

まとめ

いかがでしたか?

スリークォータースイング。

4分の3のスイングの大きさです。

もう、フルスイングの一歩手前です。

今回は、ある程度細かくスリークォーターのスイングの形をご説明させていただきました。

まずは、素振りで形をしっかり身につけてから打ってみてください。

もうすぐ、フルスイングです。 頑張りましょう!!

 

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