みんなが見落としている。4月のこの時期限定で気をつけるポイント。

冬が終わり、だいぶ芝が青々としてきましたね。

そして、ラフがだんだんと伸びてきた。

そう思ったら、気をつけるポイントがあります。

 

コースレッスンでも、だいたいの方が見落としています。

4月のこの時期限定で起こりうることです。

それは何か解説していきます。

 

□この記事を書いたゴルフコーチ
 
ゴルフコーチの池野谷 光宏です。

幼少からプロゴルファーを目指し、2007年より本格的にレッスン活動を開始。
片山 晋呉プロを4度の賞金王へと導いたツアープロコーチ谷 将貴の主宰している
TANI MASAKI GOLF ACADEMY 21 の公認インストラクター
多くのアマチュアの方を上達やお悩みに応えています。

 

4月のラウンド。この時期限定で気をつけるポイント。

 

それは、芝の穂です。
芝の穂

フェアウェイでも芝の穂が発生してきます。

自然現象なのでしょうがないことです(笑)

 

ラフだとフライヤーという現象があります。
フライヤー

打つ際に、クラブフェースとボールの間に芝が入り込む。

結果スピンがまったくかからなくなるので、

・ボールが飛び過ぎてしまう。

・スピンがかからない為、地面に落下したあと転がりがもの凄く多くなる。

・ボールが曲がらなくなる。

などがフライヤーで起こる症状です。

 

通常、フライヤーはラフで起こるものというのが通説。

ですが、この春の芝の穂が生えてきた時期はフェアウェイでも起こりやすくなります。

 

ラフが伸びてきたなと感じたら、芝の穂が出てくる時期です。
フェアウェイの芝の穂

フェアウェイにボールが飛んでも、芝の穂がある時期はちゃんと確認をすること。

ボールとクラブフェースが当たる場所に、芝の穂が挟まりそうか?
芝の穂

 

挟まりそうなら、フライヤー現象になることを予測しましょう。

 

芝の穂が挟まりそうな時の対処方法。

フェアウェイにボールが飛んだからと言って、油断してはいけません。

この時期は、芝の穂があるからです。

5月くらいになると、次第に芝が伸びてくるのでフェアウェイも綺麗にカットします。

そこまでは、芝の穂が生えている状態だと思います。

 

フェアウェイにボールが飛んでいきました。

ボールを良く見ると、ボールとフェースの間に芝の穂があり打つ際に挟まりそう・・・

 

こんな時は、一番手小さいクラブを持ちましょう。

いつもより、スピンがかからないのでゴロゴロ転がっていくので飛びます。

そして、手前から転がしてグリーンに乗せていくイメージを持ちましょう。

 

ボールを曲げようと思っても曲がらないので曲げようと思うことは厳禁です。

 

まとめ

冬が終わり春になってくる。

次第に、芝が青々としてきてラフが伸びてくる。

その時期になると、芝の穂が発生する時期です。

フェアウェイでも芝の穂が発生するので、フライヤーになる可能性があります。

フェアウェイだと、普通に気持ちよく打てると思っているので皆さん見落としがちです。

ぜひ、この時期限定ですが気をつけましょう!!