どうしてもドライバーがこすり球が多くなってしまう。
正直、もの凄く悩みますよね。
私も、ゴルフを始めた当初はこすり球が多くて非常に悩みました。
右へのOBや林のオンパレード。
しかし、ある条件を満たしたドライバーを使ったらこすり球が減りつかまったボールが出てきました。
もちろん、自分の技術もあります。
でも、日本人は真面目すぎてしまう面があり技術がないから、クラブのせいではない。
そういう方が非常に多いです。
ゴルフってスコアのスポーツなんだからスコア第一に考えれば良いんじゃないのか?と思います。
技術が上がれば、また自分に合ったクラブに変えれば良いことです。
今回は、私も経験したつかまるドライバーの5つの条件をご紹介します。
幼少からプロゴルファーを目指し、2007年より本格的にレッスン活動を開始。
片山 晋呉プロを4度の賞金王へと導いたツアープロコーチ谷 将貴の主宰している
TANI MASAKI GOLF ACADEMY 21 の公認インストラクター
多くのアマチュアの方を上達やお悩みに応えています。
ドライバーがつかまらない人はどんな人か??
基本的にボールがつかまらない人は、スライサーです。
記事を見て頂いて困ってる方。そうですよね?!
スライスと言うことは、必ずフェースがスイング軌道に対して開いた状態で当たっています。
打点が悪くない限りは絶対です。
ということは、フェースが閉じやすいドライバーを使うことがつかまりやすい条件です。
つかまるドライバーの5つの条件
つかまるドライバーの5つの条件を始めに挙げます。
①フェースの向きがフックフェースなもの
②クラブのライ角がアップライトなもの
③ロフトの多いクラブ
④シャフトのしなる場所が先調子のもの
⑤柔らかいシャフト
上記の5つのポイントを取りいれたドライバーを使うことです。
次は、5つの条件がなぜボールがつかまりやすくなるのか?細かく解説をしていきます
条件① フックフェースのもの
まずは、フックフェースの物を選ぶことです。
フックフェースとは、構えた段階でフェースが左に向いているもの。
通常のドライバーは、目標に直角になるように作られているものがほとんどです。
つかまらない人は、フェースが開いている訳ですから単純にフックフェースのドライバーの方が良い訳です。
条件② クラブのライ角がアップライトなものを使うこと
まずは、ライ角というのはクラブヘッドを地面にペタっと置いた時のソールとシャフトの角度のことを指します。
ライ角がアップライトというのはどんな状態か?アイアンを使って簡単に説明します。
まず、通常通りを構えてみましょう。
クラブの先端側(トゥ)がコイン2枚分くらい入る状態がスクエアです。
アップライトのクラブというのは、クラブの先端側にコインが入る量が多い。
つまり上がっている量が多い状態です。
アップライトなクラブがフェースが左へ向きます。
その為、つまりやすくなります。
条件③ ロフトの多いクラブを使うこと
ロフトとはクラブフェースの角度のこと。
ロフトが多いほど、ボールにバックスピンがかかります。
バックスピンが多いということは縦の回転が多くなります。
つかまるドライバーには、ロフトを多めにしてあげることがポイントです。
ロフトはクラブフェースに記載してあるハズです。
確認してみましょう。
ここまでは、ヘッド編で次はつかまるシャフトをご紹介します。
条件④ シャフトのしなる場所が先調子のものを使う。
シャフトはしなる物です。
その人の打ち方によってシャフトのしなり方は変わります。
その為、シフト選びは重要です。
そこまで考えてシャフトを選びました??
ヘッドスピードだけで、固さと重さだけを考え人が大半です。
大まかにいうと、シャフトのしなる場所は3パターンに分かれています。
・グリップ側がしなる。・・・手元調子
・真ん中がしなる。 ・・・中調子
・ヘッド側がしなる。・・・先調子
上記の3パターンに分かれてシャフトは作られています。
その中で、つかまるシャフトは先調子。
先調子のシャフトはヘッド側がしなります。
先調子のクラブを使うとインパクト時にこのようなクラブの動きになります。
フェースがインパクト時に左に向くようになってしなります。
そうなることによって、フェースの開きが抑えられつかまったボールが打ちやすくなります。
条件⑤ やわらかいシャフトを使う。
最後に、柔らかいシャフトを使うことです。
条件④でご紹介した通りシャフトはしなる物です。
自分のヘッドスピードによってしなる量が変わります。
シャフトがしなると条件④と同じ効果が期待されます。
フェースが左に向きやすくなる。
そして、ドライバーのロフト角も上を向きバックスピン量が多くなる。
柔らかいシャフトを使うことによって、
①フェースが左にむいてくれる。
②バックスピン量が増える。
この2つのことが期待されます。
その為、つかまったドライバー選びの条件ではロフトの多いものを使うことをオススメします。
では、2020年のつかまるドライバーのオススメも合わせてご紹介します。
2020年 オススメのつかまるドライバー 2選
上記の条件を満たした2020年のつかまるドライバーも合わせてご紹介していきます。
① ダンロップ ゼクシオ11
優しいの代名詞のドライバーのゼクシオ。
その最新モデルのゼクシオ11
フェースアングル・・・・ややフックフェース
ライ角・・・・ややアップライト
ロフトのバリエーション・・・・9.5・10.5・11.5の3種類
シャフト・・・・中調子
シャフトの方さ・・・・S・SR・Rの3段階
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②キャロウェイ MAVRIK MAX ドライバー
次は、石川 遼選手が契約しているキャロウェイゴルフ。
その中でも、優しいモデルのマーベリック MAX ドライバー。
フェースアングル・・・・ややフックフェース
ライ角・・・・ややアップライト
ロフトのバリエーション・・・・9.0・10.5の2種類ですが、ロフト調整機能がついています。
シャフト・・・・中元調子。 カスタムでシャフトを変えられることもできるので、先調子に変えることも可。
シャフトの方さ・・・・S・SR・Rの3段階
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つかまるドライバーの5つの条件のまとめ
いかがでしたか??
つかまるドライバーの条件は5つありましたね。
そこを見ていけば、つかまるドライバーを見つけれれると思います。
上達していく過程で自分に合ったドライバーは変わります。
つかまり過ぎてきたら、またドライバーのチェンジを考えてみても良いと思います。