ゴルフコーチ 池野谷です。
先日、ブログ読者であり私のレッスンを受講して下さっているN様のレッスンを行いました。
お住まいが大阪ということもあり東京でのレッスンは3カ月スパンで行っております。
現在の平均スコアが89.3まで上がってきました。
久々のレッスンはどうでしょうか?
今回は、手打ちが直らない。そんな方の直った事例を紹介します。
幼少からプロゴルファーを目指し、2007年より本格的にレッスン活動を開始。
片山 晋呉プロを4度の賞金王へと導いたツアープロコーチ谷 将貴の主宰している
TANI MASAKI GOLF ACADEMY 21 の公認インストラクター
多くのアマチュアの方を上達やお悩みに応えています。
現在の状況をヒアリングしてみました。
分析の結果。手打ちと判明しました。
・弾道がもの凄い高く。ボールが抜けている。
・ボールが右にスライスしている。
7番アイアンでも130ヤードがやっと。
通常は150ヤード飛ぶ方です。
いわゆる手打ちですね。
プロゴルファーは8度、インパクト時にロフトが立っています。
前傾がキープできていない状況。
水色のラインが元々のアドレス位置です。
そして、
・右へのスライスをなくす。
・ハンドファーストにインパクトできるようにし距離を伸ばす。
・手打ちをなくしてショットの安定感を増すようにする。最終目標は、N様の持ち球である安定性の高いドローボールにしていくことです。
手打ちの原因はどこか?【分析編】
クラブが寝て右に飛びやすい。
振り遅れてスライスしやすい。右に行きやすい要素がすでにトップのポジションで3つ揃っていました。
まだ、良い方に手を使っていればよかったのですが、悪い手の使い方でした。
右にいく打球を悪い方向で自己修正してしまった結果です。
手打ちが直らない方は参考にしてみて下さい。。【レッスン編】
まず、トップで右にいく要素が3つもあったのでそこを減らしていきましょう。
②シャフトクロス ⇒ クラブが寝て入る為に右に出る。
↓ ↓ ↓ ↓
【レッスン後のトップオブスイング】
② コックの方向を変え、トップをレイドオフに変えました。
フェースが開いていた。⇒ フェースを閉じた。フックが出やすいフェースの向きに変更。
シャフトクロスだった。 ⇒ トップをスイングプレーンと平行にした。クラブの動きが蛇行して暴れないで振れる。
アドレスなりのインパクトを取れるようになりました。
手打ちが直ったドライバーショット。
次にドライバーショットです。
ドライバーはクラブの長さが長くなるために振り遅れやすくなるので体の正面でボールをとらえることを追加で意識してもらいました。
結果はGOOD!!
良いドローボールに生まれ変わりました。
今後の課題
最近は、ショットが悪いにもかかわらず80台をキープしていたので、コースマネージメント・アプローチ・パターは良い感じだと思います。
今回のレッスンで手打ちが直りショットの安定感を得られたと思うので、次回からの課題は飛距離アップ。
今までしていなかった、トレーニングで飛ばせる体を作る。
飛距離を伸ばしていくスイング要素を取りいれる。
そして、シングル入りを来年狙います。
まとめ
今回は手打ちの矯正のレッスン事例をご紹介させていただきました。
手打ちになった経緯には、必ず原因があり間違って自己修正した結果が手打ちになっています。
まずは、手を使わなくてもと良い準備態勢を作る。
それがかなり重要です。
今回はトップが手を使わないといけない状態でした。
それを間違った方法の手打ちで修正していました。
ショットに安定性がない方はぜひ、レッスンにお越しください。
記事を最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
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