ゴルフが早く上達する人は、環境が整っている。

ゴルフインストラクター 池野谷です。

高校を卒業してすぐに、プロゴルファーを目指しゴルフ場に入り修業をしてきました。

そこで、いろいろな会員様やお客様と出会い見てきました。

今は、現場を変えてレッスンというフィールドに身を置いています。

相当数のゴルファーに出会えた訳です。

やっぱり、上手くなる人には共通することがあります。

今回の記事は、

シングルまで目指そうとしている方

本気で上達したいと考えている方

向けに更新しております。

 

上手くなるには、環境が大事

 
イケノヤ コーチ
上手くなるには、技術論も大事ですが、その前にメンタル面も非常に大事です。
上手くなるには、環境が大事
ゴルフをやらないといけない状況を作る。 退路を断つということですね。
 
 
イケノヤ コーチ
ここからは、私の経験談です。
私は18歳でゴルフ場に練習生として入って、プロゴルファーを目指しました。
私の他に、プロを目指す人が12名。
プロゴルファー = 賞金稼ぎを目指しています。
ほぼ毎日、ラウンドします。その際、参加費を払いミニ試合となる訳です。
入ったばかりで下手な私は、参加費ばかり徴収されます。
当時の、練習生の基本給は8万円。給料なんてすぐにパー。
練習をして上手くならないと、暮らせないという環境となりました。
 
そして、仕事にも実力主義がありました。
ゴルフ場内の研修生・練習生の中で、月に1度の試合がありました。
その試合の順位の人から優先的に仕事を選ぶことが出来ました。
・キャディ業務
・グリーン刈り
・マスター室の手伝い
・玄関のポーター
などが、主な研修生・練習生の仕事。
グリーン刈りは早朝に仕事を行う為、朝仕事をしたあとは練習ができます。 結構、練習時間が出来ます。
キャディ業務は、1日を通して仕事となります。 練習時間は少ないです。
といった感じで、順位の良い人から今日は仕事はこれやる。という決定権がありました。
年齢は関係なく完全な実力主義ですよね。
練習して上手くならないと、仕事量が増えて練習ができないという環境。
 
ゴルフが上手い人は、お金を稼げて、練習時間がいっぱいあるという環境。
がゴルフ場に入ったらできました。
 
 
イケノヤ コーチ
正直、お金もなくなって、仕事量も多いという環境は嫌ですからね。
それはもう、練習をするようになりました。
仕事前の早朝に、アプローチ練習。
お昼過ぎまで仕事を行い、午後からハーフラウンド。
ラウンドが終わったら、暗くなるまでパター練習。
暗くなったら、打ちっぱなしで練習。
 
イケノヤ コーチ
こんな生活をほぼ毎日送りました。
でなければ、お金ナシ。練習時間ナシ。
というスパイラルから逃れられません。
そこに
・所属しているゴルフ場内の試合が毎月
・複数経営しているゴルフ場だった為、近郊の研修生と練習生が結集して行う試合が毎月
・ミニツアーに出られれば出場する。
・研修生になると、研修会という試合が毎月。
・プロテスト(段階はありますが、年1回)
と試合が目白押しになります。
 
イケノヤ コーチ

調子が悪くても試合に出ないといけません。

・良くスコアが悪いとラウンド途中から練習と切り替える人。
・調子が悪いとラウンドしない人。

そんな逃げが通用しません。

もちろん、タダで出る訳じゃありません。
ここでも、なんとしても、良いスコアを出さないといけない環境があります。
 
 
イケノヤ コーチ
もう、これだけの練習量と環境があれば確実に上手くなります。
ゴルフ場に入って、3か月目にハーフ45を切ることがました。
そして、10か月目にラウンドベストが75になりました。
これ結構、早い方だったので自慢です(笑)
 
でも、ヘタでゴルフ場に入った私。
毎日、ラウンドは試合です。
みんなガチです。参加費を賞金として勝つか負けるかの毎日です。
それは、それはゴルフ場に入った1年目は特に毎日のように負けました。
当然、お金はないですよね。
その為、レッスン代を払ってレッスンに通ってコーチに習うという環境は作れませんでした。
そこは、汚点。
習っていれば間違った方向にいくこともなく、もっと上達のスピードが早かったと思います。
 
そして、父親の知り合いのプロゴルファーの紹介で、研修生制度が充実したゴルフ場に入ることができました。
一人ではゴルフは出来ません。
切磋琢磨できる先輩などがおり、モチベーションを保つことができる環境は最高でした。
 
 
イケノヤ コーチ

私は、10カ月目で75というスコアがでました。

これは、プロゴルファーになるという目標はありましたが、
・上手くならないお金がない環境。
・上手くならないと、練習時間が確保できない環境。
・試合に出て良い結果を出さないといかない環境。
・周りの先輩などに恵まれた環境。

すべて苦しくても上達できたのは環境のおかげだと思います。
技術論はそのあとだと思います。

 
 

アマチュアの皆さんが作れれば上達できる環境

 
イケノヤ コーチ
アマチュアの皆様も環境次第です。
・上手いゴルファーと常にラウンドする。・・・自分のスコアレベルが100でも、周りの仲間が70台で回る人達であれば70台までの道筋や技術アドバイスを受けることでき、すぐに上手くなれることができます。
・ゴルフ場の会員になる・・・ゴルフをやる回数が確実に増えます。その為、上達します。
・ゴルフ場のクラブ競技にエントリーしてみる。・・・良い成績を出したいと思う。悪いスコアだと恥ずかしいという気持ちが表れ練習をしないといけない状況を作る。
・レッスンスクールに通ってみる。・・・上達できる環境を作る。
・女子・男子と回る機会をつくる。・・・ふらちな気持ちですが、男性であれば女性と回るとなれば上手いプレー。カッコイイスイングしたいですよね。こんなのでも良いんです。
・コンペには進んで参加してみる。・・・楽しめる試合みたいなものですよね。
 
 
イケノヤ コーチ
確実に言えるのは、上手い人と回っていると絶対に上手くなります。
プレーの仕方や練習の姿勢、上達の過程などを知ることが出来るから。ですから、お金に余裕があればレッスンに通ってください。
確実に上手くなれます。少なからず、私は上手くする自信があります。
 
 

まとめ

いかがでしたか?

私のゴルフ人生の話がはいってしまいましたが、ゴルフが上達するには環境がもの凄い大事だと今となっても感じます。

技術論の前に、

どのくらい上手くなりたいか?

どんだけゴルフが好きになれるか?

どんだけ、仲間に負けたくないか?

その気持ちが持てなければ確実にダメです。

なんとなくゴルフが上手くなった人に会ったことありません。

上手くなりたいから、レッスンに通う。

上手くなりたいから、飛ぶクラブを模索する。

そんな気持ちになれる環境を作ってみてください。

それが、スタートです。

 

最後までご覧いただきありがとうございます。

ポチッと応援してもらえると嬉しいです(*’▽’)