ゴルフのスコアメイクはやはりショートゲーム。
ゴルフを始めた方やビギナーゴルファーはアプローチを徹底的に行うことによって短期間で5打10打と簡単にスコアを縮めることが出来ます。
今回は、基本のアプローチショットの打ち方をご説明します。
幼少からプロゴルファーを目指し、2007年より本格的にレッスン活動を開始。
片山 晋呉プロを4度の賞金王へと導いたツアープロコーチ谷 将貴の主宰している
TANI MASAKI GOLF ACADEMY 21 の公認インストラクター
多くのアマチュアの方を上達やお悩みに応えています。
基本のアプローチの打ち方とは
ピッチエンドランのアプローチショットが俗にいう基本のアプローチの打ち方と言われています。
30ヤードの基本のアプローチの構え方 5つのステップ
基本となる30ヤードの基本のアプローチの構え方の5つのステップを説明していきます。
ステップ① 距離に応じた握りをする。
距離が短ければ、グリップを余らして短く握っていきます。
30ヤードでしたら、指2本分余らして握ります。
飛ばす意識が減り、ミート率が上がります。
距離が50ヤードなど伸びてきた際は、徐々に長く持ってください。
ステップ② 距離に合わせたスタンス幅にする。
スタンスが広ければ、フットワークが使えボールを飛ばせるスタンス幅です。
30ヤードのアプローチは飛ばす必要がありませんから、距離に合わせたスタンス幅にします。
目安は、両足の外側が肩幅です。
飛ばす意識が減り、ミート率が上がります。
距離が50ヤードなど伸びてきた際は、徐々に広くしていってください。
ステップ③ インパクトは左足重心。なら初めから重心を左に乗せちゃおう。
ショットは、左重心でハンドファーストでインパクトします。
アプローチの考え方は省略です。
ですから、初めから重心を左足重心で構えます。
左足 6 : 右足 4 の態勢です。
50ヤードなど距離が伸びてきたら、少しずつ飛ばしていかないといけないので、
体重移動を使います。
その為、重心配分を左右均等に戻していきます。
ステップ④インパクトは腰が開いている。だったら始めから開いて構えてしまう。
ショットのインパクト時は、腰が約45°くらい目標方向へと開いてインパクトしています。
それなら、初めから開いてオープンスタンスで構えてしまいます。
目安は、ボール1個分のオープンスタンスです。
開いていることにより、目標へと送り出しやすい。
フェースローテーションを抑えられるなどのメリットも生まれます。
距離が50ヤードなど伸びてきた際は、徐々にスタンスをスクエア(目標と平行)にしていってください。
ステップ⑤インパクトはハンドファースト。だったら始めからグリップのポジションを変える。
ショット時のインパクトは、ハンドファーストにしてとらえることが重要です。
アプローチは飛ばす必要がないので、初めからハンドファーストの態勢にしてしまいます。
目安は、左足太ももの付け根にグリップのお尻を向けます。
こうすることにより、ボールの先に打ちやすい位置となっています。
5ステップで行ってみてください。
30ヤードの基本のアプローチの打ち方 4つの手順
①30ヤードのピッチエンドランのアドレス
アドレスの手順は先ほど説明した通り実践してください。
②30ヤードのピッチエンドランのテークバック
アドレス時の重心を変えないこと。
肩、腕でできる3角形をキープして体の回転で上げていく。
※注意点
・テークバックで右足重心にしてしまう。
せっかくハンドファーストにボールを打てる準備として左足重心にして構えました。
その態勢を崩してしまうと打点がブレます。
③30ヤードのピッチエンドランのダウンスイングからインパクト
インパクトの態勢は、ハンドファーストです。
手先を使わず下半身から左足に重心をのせていきます。
※注意点
①右足重心でインパクトしてしまう。
せっかくハンドファーストにする為に左重心をキープしているのに、インパクト時に右足重心にしない。
スイングの最下点がボールの手前になってしまう為、ダフリやトップが出やすくなります。
②ヘッドをリリースしてしまう。
アプローチは体の回転で打ち手先を使わないことで安定を図ります。
ボールに当てようなどの意識からヘッドをボールに当てようとしてリリースします。
こうなると、ボールに当たる前にヘッドが地面に当たりダフリ。
ダフリを警戒して伸びあがりトップなどのミスが出やすくなります。
④30ヤードのピッチエンドランのフォロー
最後のフォロースルーでは、フェースの開閉を抑えて左足重心で終えます。
方向性の安定を図る為、フェースの開閉動作を減らします。
自分の背骨のラインとフェースのリーディングエッジが揃うようにします。
※注意点
フェースの開閉動作が大きいと方向性がブレます。
フェースが閉じて当たるとフック回転が強くなりボールが止まりづらくなります。
30ヤードの基本のアプローチ。 絶妙な距離感の出し方。
アドレスの取り方。
そして、打ち方は出来てきました。
あとは、目標へと正確に打つことです。
距離感を出すには、まずイメージが大切。
アプローチをする際に、目標を見ながらどういう球筋で打つか?素振りをしながらイメージをしましょう。
柔らかい球筋で打ちたい。 → ゆったり大きなスイング。
強い球筋で打ちたい。 → 小さく早いスイング。
となっていくと思います。
まず、目標を見ながら素振りをしイメージをしっかり持つことです。
距離感はインパクトで強弱をつけない。
アプローチの際に、インパクトでパンチをつけないようにしていきましょう。
距離感のズレが出やすくなります。
アドレス → トップ → フォロー とスイング時のリズムを終始変えずに、スイングの大きさで距離感を作ります。
インパクトの強弱で距離感を出そうとすると、インパクトが緩んだりしミスが出ます。
ゴルフでは、パターでもアプローチでもインパクトで合わせる動きは厳禁です。
なんとかグリーン付近までは運べた。ここからグリーンに乗せて2パットで収められればボギーで上がれる。そう思って放った30ヤードのアプローチショット。よしっ と思ったそのショットは10ヤードもピンをオーバー。ピン[…]
まとめ
いかがでしたか?
基本のアプローチの打ち方。
基本のベースは、30ヤードのピッチエンドランです。
ショートゲームが上達すれば、初心者の方はもちろんビギナーの方など5打10打と減らすことは本当に簡単です
この基本のアプローチが出来てしまえば、ボールの位置やフェースの向きなどを変えて色々な球筋を打つこともできてきます。
ぜひ、覚えてみてください。
イケノヤ コーチアプローチの打ち方がわからない。アプローチが寄らなくてスコアが伸びない。色々なアプローチの打ち方を覚えたい。アプローチの距離感が合わない。こんな皆様のお悩みに応えたいと思います[…]
記事を最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
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