★柔らかい球筋のアプローチはどんな場面で使えるか?
★柔らかい球筋のアプローチの打ち方。
片山 晋呉プロを4度の賞金王へと導いたツアープロコーチ谷 将貴の主宰している
TANI MASAKI GOLF ACADEMY 21 の公認インストラクター
多くのアマチュアの方を上達やお悩みに応えています。
柔らかい球筋のアプローチとはどんな球種か?
例えば、ゴミ箱に丸めた紙クズを放り投げ入れる。
小さい腕の振りでパッと投げる。⇒ 紙クズが早いスピードになる。
大きい腕の振りゆったり大きく投げる。 ⇒ 紙クズがスローのようにゆっくりのスピードになる。
なんとなくイメージがついたでしょうか?
ボールが飛んでいくスピードがゆっくりになります。
もちろん速度がないので地面に落ちてから転がりが少なくなります。
柔らかい球筋のアプローチはどんな場面で使えるか?
柔らかい球筋のアプローチの打ち方はどんな場面で使えるかご紹介します。
【ラフにボールがある場合】
ラフにボールがある場合は、スピンがかからなくなります。
スピンがかからなくなる為、ボールの転がりが多くなります。
その為、ラフでボールをあまり転がしたくない場合は有効です。
【グリーン上で転がりを少なくしたい場合】
グリーンが固い。グリーンのスピードが早い。
グリーン上でボールの転がりを少なくしたい場合は柔らかい球筋が打てると有効です。
柔らかい球筋のアプローチの打ち方 3つのポイント
ポイント① 高く上がりやすいクラブを使用する。
当然ながらボールが上がるクラブの方が転がりが少なくなります。
その為、自分が持っている一番ロフトの多いクラブで打ちましょう。
私の場合は、58度のウェッジを使います。
ポイント② 柔らかい球筋にするにはコックを使わない。
まずトンカチをイメージしましょう。
物を強く叩くときは手首を曲げスナップを効かせて叩いていると思います。
手首を曲げていなかったら叩く動作も減り、先端の重みもかからなくなるので強くは叩けません。
アプローチも一緒です。
多少のコックは必ずあるのですが、意図的にコックをつける必要はありません。
叩く動作がなくなり、ヘッドの重みでボールが強くなることはありません。
その為、柔らかい球筋のアプローチショットを打つにはノーコックで構いません。
ポイント③ 柔らかい球筋のアプローチショットを打つにはスイングのスピードをゆっくりにする。
最後にポイントの3つ目です。
スイングのスピードです。
ヘッドスピードが早いと当然ながら球が強くなってしまいます。
柔らかい球筋を打ちたいので、ヘッドスピードはゆっくり振りましょう。
ヘッドスピードがゆっくりだと飛ばないのでその分はスイングの振り幅を大きくしていきます。
柔らかい球筋のアプローチを打つならゆっくり大きく振ります。
その為のコツは、手打ちではなく腹筋、背筋を捻じりながら体で振ることです。
まとめ
いかがでしたか?
柔らかい。ポーンとした球筋のアプローチショット。
ボールにスピンをかけて転がりを少なくするのではなく。
球筋をゆったりとした柔らかい球筋にする。
ラフなどでも使える技術です。
そういう場面にきたらぜひ試してみてください。
アプローチの打ち方【総まとめ集】基本から応用・傾斜まですべての内容が詰まったページです。
イケノヤ コーチアプローチの打ち方がわからない。アプローチが寄らなくてスコアが伸びない。色々なアプローチの打ち方を覚えたい。アプローチの距離感が合わない。こんな皆様のお悩みに応えたいと思います[…]