アウトサイドインで悩み私のレッスンに駆け込む方がいらっしゃいますが確実に直ります。
- 1 アウトサイドインの直し方。原因と直す手順 【6つのステップ】
- 2 アウトサイドインになりやすい人の傾向
- 3 私がオススメするアウトサイドインを直す練習方法
- 4 アウトサイドインが速攻で直る。オススメの練習器具
- 5 アウトサイドインの直し方。原因と直す際の6つのステップ:まとめ
アウトサイドインの直し方。原因と直す手順 【6つのステップ】
アウトサイドイン軌道でお悩みの方。
アウトサイドインの直し方。原因と直す際の6つのステップをお伝えします。
この6つのステップをチェックして直していくことで正しいアウトサイドインの直し方が分かります。
ゴルフスイングは流れです。
雑誌で見て小出しで直そうとするのは小手先の直し方です。
アドレスから原因がないか下記の6つのステップを見ていきましょう。
ステップ② アドレスに原因がないか?確認する。
ステップ③ テークバックの行い方をチェックする。
ステップ④ トップオブスイングでチェックする。
ステップ⑤ ダウンスイングの行い方をチェックする。
ステップ⑥ インパクトの形を覚える。
ステップ① アウトサイドインを直す準備。まず、スライスじゃありませんか?
◆フックボールを打つポイント
フックボールを打つには、スイング軌道を軌道に対してフェースを閉じていく。
ポイントは、2つあります。
①ストロンググリップにすること。
左手のグリップを上から被せて握ります。親指と人差し指で出来るラインが右腕の上腕を指すようにします。
そこに、右手も左手と平行に握っていきましょう。
これで、フェースが閉じやすいグリップの完成。
スライスしないグリップの握り方はこちらへどうぞ。
② トップオブスイング時のフェースの向きを空に向けましょう。
次に、トップオブスイング時のフェースの向きは空(上)を向いているとフェースが閉じている状態です。
このトップオブスイング時のフェースが上を向いているとフェースが閉じていてフックボールがでやすい。
スライスが出ないフェースの向きを詳しく覚えるにはこちらへどうぞ。
>>スライスはトップオブスイング時のフェースの向きで80%決まる。
この2つが出来ているとスライスが相当減るハズです。
そうなれば、軌道を真っすぐに直しやすくなってきます。
まず、アウトサイドインを直す準備はスライスを直すことです。
スライスが出なくなってくれば、あなたはひっかけボールが多発してきていると思います。
そうなれば、アウトサイドインを直していけばまっすぐなボールになっていきます。
さっそく、アドレスからチェックしていきましょう。
ステップ② アドレスに原因がないか?確認する。
分かりやすい目安は、右肘の下に左肘が見えてしまっていることです。
後方から見て、目標と平行に肩のラインが向いているのが理想です。
アドレスが被ってしまう2つの原因と直し方
アドレスで上体が目標よりも左へ向いてしまう方は2つの原因が考えられます。
①ウィークグリップで握っている。
ウィークグリップは右手を被せるように握ります。
そうなると、右腕が被り肩のラインが左に向きやすくなってします。
冒頭でお伝えした通り、グリップはストロンググリップがオススメです。
② ボールの置く位置が左に置きすぎる。
7番アイアンを基準にすると、両足の真ん中より1個左足に置くのが基準です。
しかし、さらに左足方向にボールを置いてしまい横回転で上体を合わせると肩のラインが左へと向いてしまいます。
ステップ②ではアウトサイドインにならないアドレスをチェックしましょう。
まず、アドレスをチェックしましょう。
ステップ①でアドレスを直した。
でも、まだアウトサイドイン軌道が直っていない。
そんな方は次に、テークバックをチェックしてみましょう。
ステップ③ テークバックの行い方をチェックする。
でも、まだアウトサイドインが直っていない。
そんな方は次にテークバックをチェックしていきましょう。
原因① テークバックで体とグリップの距離が離れて上がってします。
このような方は、手上げでアウトサイドにテークバックをしてしまっている方です。
このような方の直し方は、クラブを短く持ちグリップのお尻をおなかにつけてしまいましょう。
おなかにクラブがついた状態で右ふとももの前まで体を回転させていきましょう。
この時に、おへそかたクラブが離れてなければ体の回転でクラブを挙げられている証拠です。
原因② 腰が回転していない。
体の回転に伴ってクラブが少し内側に上がっていくのが理想です。
しかし、
テークバックの引き始めで腰が回っていない。
横にスウェーしてしまっている。
このように腰が回転していないとアウトサイドにクラブが上がってしまいます。
このようなテークバックをしてしまっている方はその場で積極的に腰を回して直していきましょう。
ステップ③はテークバックの仕方です。
ここでアウトサイドインになってしまう原因は、
① 手上げになっている。
② 腰が回転していない。
この2つです。
アドレスで出来たグリップとおへその距離を変えないように腰の回転で始動していくのが理想です。
>>ショートアイアンがひっかる。そんな方はアウトサイドインが原因です。
ステップ④ トップオブスイングでチェックする。
ステップ③まで出来ていましたか?
ここまでの結果がトップオブスイングの形に表れます。
やっているつもりでもできていないとトップの形が悪くなっています。
ステップ④はアウトサイドインになりやすいトップオブスイングの形。
チェックしましょう。
アウトサイドインになりやすいトップオブスイングの形は2つあります。
① 上体の捻転が浅い。
90度も捻転ができていない。
② 上体の軸の回転が違う。
腰がスウェーしてしまって上体が捻転できておらず軸が逆になる。
いわゆるリバースピボットというものです。
正しいトップはこのように直していきましょう。
正面からみたら背中が見えるくらいしっかり捻転できている。(110度くらい)
上体の軸が若干、右足側に傾くくらいで良いです。
ステップ④では、トップの形をチェックします。
・上体の捻転が浅い。
・上体の軸が逆に傾いてしまっている。
この2つです。
若干、右に傾いた軸でしっかりと捻転できたトップオブスイングの形を作りましょう。
ステップ⑤ ダウンスイングの行い方をチェックする。
ステップ⑤からは、ダウンスイングです。
原因① 上体の開きが早い。
トップオブスイングからすぐに上体が開いてしまう。
上体が早く開いてしまうと、クラブがアウトサイドからお降りてきてしまいます。
下記の写真では、背中が見えてしまっいます。
この場合の直し方は、できるだけ胸の向きを後方に向けたままの意識でインパクトしていきましょう。
その分、クラブがスイングプレーンの近くでクラブを振ることができてきます。
下記の写真ではまだ背中があまり見えていません。
原因② 腰が引けてしまっている。
トップからダウンスイングにかけて左腰が引ける。
左腰が引けてしまうと、右肩が突っ込みクラブがアウトサイドから降りてきてしまいます。
アウトサイドイン軌道で振らない為には、体が捻転したままのイメージで左へスライドしていきます。
トップでできた腰の捻転を変えないで左へスライドすることで右肩の突っ込みをなくすことができます。
クラブを持つとこういう形です。
ステップ⑤はダウンスイングの行い方です。
ポイントは肩のライン。
上体が早く目標を向かいないようにすることです。
>>正しい下半身の動かし方を教えます。【徹底解説】
>>腰が引けてしまう。スピンアウトを直す方法
ステップ⑥ インパクトの形を覚える。
ここまでくればかなりアウトサイドインが直ってきていると思います。
ステップ⑥はインパクトの形を覚える。
アウトサイドインにならない為にはこういうインパクトの形になってないとだめですよ。
ということをお伝えしまう。
アウトサイドインにならない為にはこういうインパクトをするんだ。
ということを知りましょう。
②アドレスで肩のラインを目標と平行に合わせる。
③テークバックでは、体の回転とともにクラブを引いていく。
④少し右に傾いた上体の軸で110度はしっかり上体を捻じる。
⑤上体を開かないように左へ体重移動を行っていく。
⑥インパクトでは、肩のラインが目標より右へ向いているくらいのイメージで良い。
アウトサイドインになりやすい人の傾向
アウトサイドインになりやすい方の傾向です。
なかなか治らない方はアウトサイドインいなりやすい傾向なのかもしれません。
① スライスの人
前の方でもお伝えしましたが、スライスは右利きの方であれば右にカーブを描いて曲がっていきます。
本来であれば、フェースの向きを改善することでスライスは直るのですが左に引っ張って間違って治そうとしてしまいます。
そうすると、体が早く開いてしまいアウトサイドインになりやすくなります。
②コースで右に向いてしまう方
コースで目標に真っすぐに向いているつもりでも、右に向いてしまっている方。
たまに、右にミスして飛んでいってしまう。
同伴者の方が、『今の右に向いていたよ。』と言われてしまう。
こんな方はいつも右に向いてしまう傾向だと思います。
真っすぐに構えているつもりなのに、知らず知らずのうちに右に向いている。
目標は、自分の左になってしまうので早く体を開いてしまう原因になります。
そうすると、アウトサイドインに次第になっていきます。
コースで真っすぐに向けない人は下記の記事を見てみてください。
>>>コースで真っすぐに向けない。ほとんどの人が知らない理由とポイント。
③右利きの方
右利きの方が多いと思います。
当然、右腕の方が筋力バランスも強い為、利き腕の右で振り下ろそうとしてしまいます。
そうすると、右半身で打ちにいってしまいます。
結果、アウトサイドインになりやすくなります。
左手の片手素振りなどで、左腕の筋力アップを図ると良いです。
私がオススメするアウトサイドインを直す練習方法
そうすることによって、上体がしっかりと捻転ができます。
胸の向きが鏡に向いたままでクラブヘッドだけ振り下ろしていきます。
そうすることによって、振り下ろしで上体の開きを抑える感覚が身につくと思います。
鏡を見たままの状態でクラブが背中越しからクラブヘッドが出てくることを確認すること。
左肩がダウンスイング時に開かないようにしていく練習方法です。
素振りでも実際に打って頂いても構いません。
この時、左手のこぶしは自分の胸の前。
ボールとドライバーは20センチくらい離しておいてください。
③ テークバックをします。
アウトサイド軌道になってしまう方はこのようになっていますから要注意。
他にもまだまだアウトサイドインを直す練習をご紹介しますのでこちらをどうぞ。
>>体の開きが早い。私がオススメする練習方法 ベスト5
アウトサイドインが速攻で直る。オススメの練習器具
どうしてもアウトサイドインが直らない。
そんな方は、練習器具に頼ってみてください。
まず、アウトサイドインが直らないという方は、どこが正しいスイングの通り道なのか?
クラブヘッドがどこを通過するのか?が分かっていない方が多いです。
そこでオススメなのが、ツアープロコーチ 谷 将貴が監修した練習器具。
シンプルマスターOPです。
使い方はいたって簡単で、このように練習器具を設置します。
この黄色いバーに当たらないようにスイングするだけです。
この黄色いバーに当たると、アウトサイドからクラブが降りてきてます。
この黄色いバーに当たらないところをクラブが通過すればアウトサイドインじゃないんだ。というのが簡単に分かります。
ビリビリ棒スタイルですね(笑)
もちろん電気は流れていないので心配しないでください。
そして、素材も発砲素材なのでもし当たっても痛くありません。
というか、むしろ自分の自己防衛本能で当てないようにします。
その為、アウトサイドインがすぐに直るという訳です。
実際に、シンプルマスターOPを使ってスイングした動画です。
さらに、詳しい使い方はこちらの記事を参考にしてみてください!!
>>>アウトサイドインがすぐに直る練習器具。シンプルマスタOPの使い方
アウトサイドインの直し方。原因と直す際の6つのステップ:まとめ
アウトサイドでお悩みの方は非常に多いです。
それだけ直すのが難しいということです。
今回は、直す為にスライスをなくす。
そしてアドレスからチェックしていく。
細かくご説明させていただきました。
必ず直していきましょう。