アプローチが寄らなくてスコアが伸びない。
色々なアプローチの打ち方を覚えたい。
アプローチの距離感が合わない。
幼少からプロゴルファーを目指し、2007年より本格的にレッスン活動を開始。
片山 晋呉プロを4度の賞金王へと導いたツアープロコーチ谷 将貴の主宰している
TANI MASAKI GOLF ACADEMY 21 の公認インストラクター
多くのアマチュアの方を上達やお悩みに応えています。
※今回の記事は長編となっております。
知りたい。
気になる。
アプローチの打ち方を目次からクリックして見てみてください。
- 1 アプローチショットの種類
- 2 基本のアプローチの打ち方【ピッチエンドラン】
- 3 転がしのアプローチの打ち方【ランニングアプローチ】
- 4 ふわっと上げる。ボールを上げる打ち方【ロブショット】
- 5 状況別のアプローチの打ち方や上級者テクニック・
- 6 安全にパターで寄せるアプローチの打ち方
- 7 薄い芝でも高確率で寄せられる9番アイアンのアプローチの打ち方
- 8 フワっと柔らかい球筋のアプローチの打ち方
- 9 アプローチショットでスピンをかける打ち方
- 10 ラフからのアプローチショットの打ち方
- 11 カラーとグリーンの境目にボールある際の打ち方
- 12 左足下がりの傾斜からのアプローチの打ち方。
- 13 左足上がりの傾斜からのアプローチの打ち方
- 14 アプローチショットの距離感が合わせ方
- 15 アプローチでミスをしてしまう方の直し方
- 16 アプローチの練習で意識すること
- 17 アプローチの打ち方【総まとめ集】のまとめ
アプローチショットの種類
アプローチショットの種類は大きく分けて3種類あります。
その3種類は、キャリーとランの比率で変わります。
【ランニングアプローチ】
キャリーとランの比率が、1 : 9
転がしメインのアプローチ
【ピッチエンドラン】
キャリーとランの比率が、5 : 5
一番ベーシックなアプローチ
【ロブショット】
キャリーとランの比率が、8 : 2
ボールがフワッと上がり、ポトっとボールが落ちランがほぼ出ないアプローチ。
基本のアプローチの打ち方【ピッチエンドラン】
基本のアプローチは3種類の中のピッチエンドランになります。
ピッチエンドランのアプローチの打ち方を構え方からご紹介していきます。
基本のアプローチショットの打ち方 アドレスの考え方
ショット = 距離があるので飛ばす必要がある。
アプローチ = 距離が短いので飛ばす必要がない。
テークバックで右に重心を乗せ、左に重心を乗せ体重を乗せてハンドファーストにして打っていきます。
②腰が約45°開いている。
③グリップエンドのポジションが左足のふとももの前にきている。
30ヤードの基本のアプローチ。ピッチエンドランの構え方 5つのステップ
基本となる30ヤードのピッチエンドランの構え方の5つのステップを説明していきます。
ステップ① 距離に応じた握りをする。
距離が短ければ、グリップを余らして短く握っていきます。
30ヤードでしたら、指2本分余らして握ります。
飛ばす意識が減り、ミート率が上がります。
距離が50ヤードなど伸びてきた際は、徐々に長く持ってください。
ステップ② 距離に合わせたスタンス幅にする。
スタンスが広ければ、フットワークが使えボールを飛ばせるスタンス幅です。
30ヤードのアプローチは飛ばす必要がありませんから、距離に合わせたスタンス幅にします。
目安は、両足の外側が肩幅です。
飛ばす意識が減り、ミート率が上がります。
距離が50ヤードなど伸びてきた際は、徐々に広くしていってください。
ステップ③ インパクトは左足重心。なら初めから重心を左に乗せちゃおう。
ショットは、左重心でハンドファーストでインパクトします。
アプローチの考え方は省略です。
ですから、初めから重心を左足重心で構えます。
左足 6 : 右足 4 の態勢です。
50ヤードなど距離が伸びてきたら、少しずつ飛ばしていかないといけないので、
体重移動を使います。
その為、重心配分を左右均等に戻していきます。
ステップ④インパクトは腰が開いている。だったら始めから開いて構えてしまう。
ショットのインパクト時は、腰が約45°くらい目標方向へと開いてインパクトしています。
それなら、初めから開いてオープンスタンスで構えてしまいます。
目安は、ボール1個分のオープンスタンスです。
開いていることにより、目標へと送り出しやすい。
フェースローテーションを抑えられるなどのメリットも生まれます。
距離が50ヤードなど伸びてきた際は、徐々にスタンスをスクエア(目標と平行)にしていってください。
ステップ⑤インパクトはハンドファースト。だったら始めからグリップのポジションを変える。
ショット時のインパクトは、ハンドファーストにしてとらえることが重要です。
アプローチは飛ばす必要がないので、初めからハンドファーストの態勢にしてしまいます。
目安は、左足太ももの付け根にグリップのお尻を向けます。
こうすることにより、ボールの先に打ちやすい位置となっています。
5ステップで行ってみてください。
基本のアプローチの打ち方の考え方【30ヤード】
ショット = 距離があるので飛ばす必要がある。
アプローチ = 距離が短いので飛ばす必要がない。
30ヤードの基本のアプローチの打ち方 4つの手順
① 30ヤードのピッチエンドランのアドレス
アドレスの手順は先ほど説明した通り実践してください。
② 30ヤードのピッチエンドランのテークバック
アドレス時の重心を変えないこと。
肩、腕でできる3角形をキープして体の回転で上げていく。
※注意点
・テークバックで右足重心にしてしまう。
せっかくハンドファーストにボールを打てる準備として左足重心にして構えました。
その態勢を崩してしまうと打点がブレます。
③ 30ヤードのピッチエンドランのダウンスイングからインパクト
インパクトの態勢は、ハンドファーストです。
手先を使わず下半身から左足に重心をのせていきます。
※注意点
①右足重心でインパクトしてしまう。
せっかくハンドファーストにする為に左重心をキープしているのに、インパクト時に右足重心にしない。
スイングの最下点がボールの手前になってしまう為、ダフリやトップが出やすくなります。
②ヘッドをリリースしてしまう。
アプローチは体の回転で打ち手先を使わないことで安定を図ります。
ボールに当てようなどの意識からヘッドをボールに当てようとしてリリースします。
こうなると、ボールに当たる前にヘッドが地面に当たりダフリ。
ダフリを警戒して伸びあがりトップなどのミスが出やすくなります。
④ 30ヤードのピッチエンドランのフォロー
最後のフォロースルーでは、フェースの開閉を抑えて左足重心で終えます。
方向性の安定を図る為、フェースの開閉動作を減らします。
自分の背骨のラインとフェースのリーディングエッジが揃うようにします。
※注意点
フェースの開閉動作が大きいと方向性がブレます。
フェースが閉じて当たるとフック回転が強くなりボールが止まりづらくなります。
転がしのアプローチの打ち方【ランニングアプローチ】
ランニングアプローチの打ち方には、大きく分けて2つあります。
・1つ目はSWで打つランニングアプローチ
・9番アイアンで打つランニングアプローチ
どちらも正解ですが、メリットとデメリットがありますから試してみて自分のやりやすい方法でランニングアプローチを打ってください。
サンドウェッジで打つランニングアプローチの打ち方とメリットとデメリット
1、構え方(ボールの位置)
通常の構え方ですとボールが上がってしまいます。(下記は通常のピッチエンドランのボール位置です。)
※右足の内側にボールを置くことによってフェース面の角度が立ちます。
そして、次に振り方のポイントをお伝えします。
その際に、重心はアドレスのまま左重心で捻じります。
サンドウェッジでランニングアプローチを行う際の
【メリット】
ゴルフを重ねていくと、高いボールなど色々と球筋を打ち分けられるサンドウェッジは万能なクラブの為、アプローチ時の使用率が高くなります。 その為、扱いやすさや距離感がつかみやすいです。
【デメリット】
元々、上がるクラブの為、低くなるようにスイングを変えないといけない。
9番アイアンで打つランニングアプローチの打ち方とメリットとデメリット
こちらの方が、初心者向けだと思います。
使用するクラブは、9番アイアンです。
その際に、重心はアドレスのまま左重心でねじります。
9番アイアンでランニングアプローチを打つ際の、
【メリット】
転がりやすい9番アイアンに変え振り方を全く変えていないこと。単純化される。
【デメリット】
クラブを変えるため、距離感がクラブによってズレること。
ランニングアプローチの打点が合わない人が成功させる為のコツ
ダフリやトップなどが出る方のコツです。
その為、スイングの最下点がボールの手前に来てしまいダフリヤトップが出やすくなります。
ランニングアプローチの距離感が合わない人が成功させる為のコツ
距離感が合わない方へのコツです。
・しっかり目標をみて距離感をつかむこと。
①アドレス
②トップ
③インパクトではなくフォロー
で一定のリズムでスイング幅で距離感を調整してみてください。
ふわっと上げる。ボールを上げる打ち方【ロブショット】
ロブショットの打ち方を説明していきます。
僕が実際のコースで考える手順を踏まえてご説明していきます。
こういう場所に来たら、ロブショットを使います。
こういう場所に来たら、ロブショットを使いたいなと私は考えます。
初めて聞く人に説明しておきます。
では、実際のバンカー越えなどロブショットを打つと仮定して話を進めていきます。
次に考えることは、ロブショットを打てる場所か?を見極めるです。
ロブショットが打てるか?の見極めをする。
次に考えることは、打てるかどうか?の見極めです。
では、何を見極めるか?
その為、どういうライでもボールに当たってから地面に当たる為あまり関係ありません。
しかし、ロブショットはスイングの最下点がボールの真下になります。
その為、ボールの下をくぐり抜けて当たるショットなのです。
・ロブショットが打てるライ
・打てないライ
があります。
トップなどのミスが出ます。
という形でロブショットを打てる状況か?の見極めをします。次は打てる状況にありました。と仮定して、
ロブショット時は何のクラブを使うか?を考えます。
ロブショット時に使うクラブ選び
次に考えることは、クラブ選びです。
58度のウェッジを使います。
次は、ロブショットの打ち方編です。
ロブショットの構え方
ライもOK。
クラブも決まった。
さぁ次は、打ち方に入ってきますがまずは構えが重要です。
高等技術です。
いっぱい覚えることがありますからね。
ポイント①ボールを上げる為のフェース面
ボールを上げる為には、フェースが当然上を向いていた方が良い訳ですから、
フェースを開きます。
通常は、
目標にスクエアに構えています。
ボールを上げる為に、フェースを開きます。
その為、スタンスは左に向く。 プラスマイナス0にして帳尻を合わせます。
ポイント②ボールを上げる為のボールの置き場所
スイングの最下点に来る前にボールに当たる訳です。
目安はアゴの下にボールを置くこと。
ボールの真下に最下点がきます。
目安は、左わきの下にボールを置くこと。
ポイント③ボールを上げやすくするためのスタンス
体重配分は5分5分です。
フラットになることで、ボールの下をくぐり抜けやすい構えができます。
以上の3つを取り入れることでロブショットが打ちやすい態勢の構えが出来上がります。
構えができたら、最後にロブショットの振り方です。
ロブショットの振り方のポイント
①ロブショットが打てるライの確認も取れました。
②クラブは58度のウェッジを握っています。
③ロブショットを打てる態勢も取れました。あとは振り方の流れです。
ロブショットの構え
【注意点】
ボールを上げようとして上体傾かせないように。
ダフリ・トップの原因になります。
ロブショットのテークバック
ポイントが2つあります。
・ボールの打ち出しが高くなる。
・ボールが止まりやすいように抜いて打っている。前に飛んでいかないショットです。その為、飛ばすためにヘッドを加速させてボールを飛ばします。ポイントは、いつもよりコックを使う。
目安は、90度以上です。
ロブショットのインパクト
それなのに、自分で上げようとしてしまう。
上体の軸を傾けてボールを上げようとするとダフリやトップのミスが出ますので厳禁です。
ロブショットのフォロースルー
それを、インパクトにかけてフェースを閉じていってはボールが上がりづらくなります。
練習場でロブショットの練習
その為、練習場でティーアップをして練習をしてみてください。
状況別のアプローチの打ち方や上級者テクニック・
3種類のアプローチの打ち方をお伝えしました。
ですが、コースに行くと色々な状況が出てくるはずです。
・傾斜からのアプローチ
・ラフなどからのアプローチ
・3種類のアプローチでは対応できない場合の上級者テクニック。
などなどが必要になると思います。
ご興味のある方は更に読み進めてみてください。
安全にパターで寄せるアプローチの打ち方
ティーアップしているドライバーを除き、ダフリやトップをしないクラブ。
それは、パターです。
アプローチが苦手な方、まだ初心者の方はグリーン周りで転がせる場合はどんどんパターを使ってアプローチしましょう。
打ち方は、パターの打ち方と変わりません。
グリーン周りでパターが使える状況
・芝が薄くなる。=芝の抵抗が少なくなりボールの転がりが良くなる。
・地面が硬くなる。=ボールの転がりが良くなる。ちょっとした、高麗グリーンになります。どんどんパターでアプローチを行いましょう。
グリーン周りはパターが安全な理由
ミスヒットに関しては、1番しないクラブです。
なぜ、パターでのアプローチが安全なのかご説明します。
その為、ダフることがありません。
地面に刺さりやすくなります。
パターでのアプローチの打ち方
下半身はまったく動かしません。
パターでアプローチする際の練習
これだけ安全で使えるのに・・・
薄い芝でも高確率で寄せられる9番アイアンのアプローチの打ち方
ザックリなどのミスも出てしまいます。冬になると、ザックリで凄くお悩みの方が多いです。
併せて読んでみてください。
グリーンを狙ったショットは、残念ながらショートした。ボールは、花道にある。よしっ 寄せるぞ!と意気込んだアプローチショットはボールに当たる前に芝生にグサッ。とクラブが刺さる。ポトンとすぐに落ち2メートルしか飛ばなかっ[…]
薄い芝のグリーン周りのアプローチの考え方
まず、一番、ミスヒットしないクラブは何でしょうか?
まずパターが使えないかなと考えるのが一番最初です。
しかし、パターでのアプローチの難点はボールがあまり上がらない。
それによって、
・パターと同様、当たり方のミスが減って安全。
・パターよりボールの高さが出てくれる。
薄い芝でも高確率で寄せられる9番アイアンのアプローチの打ち方
この2つが組み合わさって起こります。
その為、地面を払うような打ち方がとても安全です。
地面を払うような安全な9番アイアンを使った打ち方をご紹介します。
9番アイアンのパター方式のアプローチの構え方
パターの打ち方を9番アイアンで行います。
ボールとの距離を近づくことが出来るので、ネック側を浮かしてフェースの先端側だけ地面につけます。
これが、ポイント。
接触する場所が少ないことによって、もしダフリ気味に当たったとしてもひっかからずに振り抜けることができます。
9番アイアンのパター方式のアプローチの打ち方
下半身はまったく動かしません。
9番アイアンのパター方式のアプローチの注意点
事前に練習場で距離感の練習をしておくと良いでしょう。
フワっと柔らかい球筋のアプローチの打ち方
ボールをグリーン上で止めたい。
その時に、球質をフワっと柔らかい球筋にして打てると有効です。
柔らかい球筋のアプローチとはどんな球種か?
例えば、ゴミ箱に丸めた紙クズを放り投げ入れる。
小さい腕の振りでパッと投げる。⇒ 紙クズが早いスピードになる。
大きい腕の振りゆったり大きく投げる。 ⇒ 紙クズがスローのようにゆっくりのスピードになる。
なんとなくイメージがついたでしょうか?
ボールが飛んでいくスピードがゆっくりになります。
もちろん速度がないので地面に落ちてから転がりが少なくなります。
柔らかい球筋のアプローチはどんな場面で使えるか?
柔らかい球筋のアプローチの打ち方はどんな場面で使えるかご紹介します。
【ラフにボールがある場合】
ラフにボールがある場合は、スピンがかからなくなります。
スピンがかからなくなる為、ボールの転がりが多くなります。
その為、ラフでボールをあまり転がしたくない場合は有効です。
【グリーン上で転がりを少なくしたい場合】
グリーンが固い。グリーンのスピードが早い。
グリーン上でボールの転がりを少なくしたい場合は柔らかい球筋が打てると有効です。
柔らかい球筋のアプローチの打ち方 3つのポイント
ポイント① 高く上がりやすいクラブを使用する。
当然ながらボールが上がるクラブの方が転がりが少なくなります。
その為、自分が持っている一番ロフトの多いクラブで打ちましょう。
私の場合は、58度のウェッジを使います。
ポイント② 柔らかい球筋にするにはコックを使わない。
まずトンカチをイメージしましょう。
物を強く叩くときは手首を曲げスナップを効かせて叩いていると思います。
手首を曲げていなかったら叩く動作も減り、先端の重みもかからなくなるので強くは叩けません。
アプローチも一緒です。
多少のコックは必ずあるのですが、意図的にコックをつける必要はありません。
叩く動作がなくなり、ヘッドの重みでボールが強くなることはありません。
その為、柔らかい球筋のアプローチショットを打つにはノーコックで構いません。
ポイント③ 柔らかい球筋のアプローチショットを打つにはスイングのスピードをゆっくりにする。
最後にポイントの3つ目です。
スイングのスピードです。
ヘッドスピードが早いと当然ながら球が強くなってしまいます。
柔らかい球筋を打ちたいので、ヘッドスピードはゆっくり振りましょう。
ヘッドスピードがゆっくりだと飛ばないのでその分はスイングの振り幅を大きくしていきます。
柔らかい球筋のアプローチを打つならゆっくり大きく振ります。
その為のコツは、手打ちではなく腹筋、背筋を捻じりながら体で振ることです。
アプローチショットでスピンをかける打ち方
アプローチショットでスピンがかかると、
・ボールを止めることができる。
・ランのことを考えなくて済むので優しくなる。
・かっこいい
などのメリットがあります。
まずスピンがかかる原理を知ろう。
まず、スピンがかかるのはボールに当たる際にクラブフェースとボールが潰れながら当たっていくことで回転が生まれます。
そして、スピンの量を多く増やすには次のことが大切です。
スピンのかかる当たり方
スピンのかかる量は2つのことで決まります。
クラブがボールに当たっていく角度
クラブのロフト角
この差が大きいほどスピンはかかります。
そうなると、クラブが当たっていく角度は緩やか。
そして、クラブのロフト角も13度などと角度があまりついていない。
クラブのロフト角は56度などと角度が大きい。
当然、サンドウェッジの方がスピンがかかる。
ボールが当っている時間
インパクトの際にボールが潰れながら当たっていきます。
そして、クラブのフェースにはスコアラインといって溝があります。
ボールに潰れながら当たっている時間が長い。
そうなると、溝にボールがひっかかっている時間が多い。
スピンが効く。
ボールは潰れながら当たっていく訳ですから角度がついているサンドウェッジなどの方が当たっている時間は長いです。
ボールとクラブが当たっている時間が長い方が、溝にひっかかるのでスピンがかかる。
スピンをかけるアプローチショットには道具が重要
良い打ち方をしても道具が悪ければスピンはかかりません。
スピンをかけるにはまずウェッジ選びから
まずは、ロフト角が多い方が良い訳ですからスピンをかけるにはサンドウェッジを使いましょう。
今はロフト表示のウェッジが多いのですが58度などを使うと有効です。
そして、クラブ素材は軟鉄とステンレスが多くあります。
ステンレスは軽く弾きやすいので、軟鉄素材の方がスピンが効きます。
あとは、フェース面がスピンがかかりやすいようにミーリング加工などされているものを使いましょう。
この3つが揃っていればスピンがかかりやすいウェッジです。
ボールはスピン系を使用する。
次に、ボールです。
ボールには大きく分けて、
・距離が飛ぶ。ディスタンスタイプのボール
・スピンがかかる。スピンタイプのボール。
・その両方取りをした中間のボール。
3つのタイプがあります。
プロゴルファーが使用しているのは基本的にスピンタイプのボールです。
だからスピンがかかりやすい訳です。
メーカーでいうと、タイトリストのPRO V1はそのタイプです。
スピン系は、ボールが柔らかいのでボールに当たっている接触時間が長くなります。
接触時間が長い為、フェースの溝にひっかかる時間が長いのでスピンがかかります。
スピンを効かせたアプローチを打ちたいならスピン系のボールを使用してください。
スピンはどこでもかかる訳ではない。適した場所を知る。
スピンの量はどこでもいっしょではありません。
ボールとクラブが潰れながら当たり、溝にひっかかりながら当たることでスピンはかかる。
直接ボールに当たるショットはスピンを効かせることができます。
しかし、ラフなどはボールに当たる際に、芝が入りこむのでスピンがかからなくなります。
ラフではスピンがかかりませんのでご注意を!
スピンをかけるアプローチの打ち方の手順
スピンアプローチの手順① 使用クラブ
説明した通り58度のウェッジを使用しましょう。
スピンアプローチの手順② ライが大丈夫か確認しましょう。
スピンがかけられる場所か確認しましょう。
スピンアプローチの手順③ アドレス
まず、ロフトがあった方がスピンがかかりやすい訳でしたね。
それでしたら、58度のクラブのフェースを開きましょう。
フェースがターゲットにまっすぐに向いている状態から、
時の針でいう1時から2時くらいまでフェースの向きを開きます。
そうすることで、58度のクラブがさらにロフトがつきます。
フェース面が右に向いてしまうのでアドレスはいつもよりボール1個分オープンスタンス(左)に向きましょう。
スピンアプローチの手順④ 打ち方
打ち方を説明していきます。
①アドレス
②テークバック
体の回転で上げていきます。
フェースのリーディングエッジが上を向くようにしましょう。
フェースが開いたままという証拠です。
フェースが下を向いてしまうと被っている証拠なのでダメです。
③インパクト
インパクトはパチッと強く当たらないようにしていきましょう。
④ フォロースルー
フォロースルーでもフェースの面は開いたままを維持していきましょう。
自分の上半身の前傾とクラブのリーディングエッジを揃えることが目安。
前傾より下を向いているとフェースは被っている証拠です。
フェースが被るとランが出やすくなってしまうので厳禁です。
スピンアプローチの打点
スピンをかけるアプローチの際の打点はトゥ側(先端)で当てると良いです。
芯で当たるとボールが反発して勢いが強くなるから。
グリーン面にキャリーしてファーストバウンドが強くなるからボールが止まりづらくなります。
トゥ側はフェースの先端の為、ボールに当たった際に当たり負けをします。
そうなると、ボールの勢いが弱くなるのでスピンがかかりやすくなります。
スピンアプローチの当て方
スピンをかけようとパチンとパンチを効かせてボールに当てる方がいらっしゃいます。
そうすると、球に強さがでてしまうのでグリーンにキャリーした際に逆にスピンがほどけてしまいます。
ビリヤードでスピンをかける際は、ボールの下の方に当てていきます。(時計の針の4時くらい)
ボールの4時くらいからくぐらせるようなイメージで当てていくとスピンがかかりやすくなります。
スピンのかかるアプローチショットは上級者向けで非常に難しいですがトライしてみましょう。
ラフからのアプローチショットの打ち方
ラフからのアプローチは、通常のアプローチと変わりコツがいります。
そのコツが分かれば、ラフからのアプローチも怖くありません。
ラフからの打ち方の流れ
そして、その通り詳しく記事を書いていきます。
ラフからのアプローチで使いたいクラブ
ロフト表記のクラブですと、56度もしくは58度を使います。
2、ラフは、ボールに当たる際にラフが挟まるのでスピンがかからないので止まりづらい。
この2つの問題が出てきます。
サンドウェッジの特徴は、
一番、ヘッドが重いクラブ。
一番、ボールが高く上がるクラブ。
の特徴があります。
その為、
ラフは振り抜けないので、重さのあるヘッドのサンドウェッジなら当たり負けづらい。
ラフはスピンがかからず止まりづらいので、サンドウェッジなら高さでボールが止まりやすい。
ラフにあるボールの状況を確認する。
ラフにあるボールがどうなっているのか?
その状況によって考え方が変わってきます。
しかし、ボールが浮いているということは、ボール下には空間があります。
当たり負けしないようにグリップをしっかり握っておきましょう。
ラフからのアプローチの打ち方(状況別)
次に、ラフからの打ち方の考え方です。
プラス マイナス = 0 にするです。
ラフから転がして寄せていくアプローチの打ち方
ラフからのランニングアプローチです。
ラフのポイントは、プラス マイナス = 0 にする。
ラフは、当たり負けをする。 = マイナス要素
その分、コックをしてヘッドの重みで若干、パンチを入れて当たりを強くする。 = プラス要素
これで、プラス マイナス = 0 です。
【構え】
【テークバック】
テークバックでは、コックをいつもより早いタイミングで行います。
【インパクト】
インパクトでは、当てる際に止めるくらいで良いです。
インパクトで止めることによってパンチが入り当たり負けしません。
コックを入れて、鋭角に当たってパンチが入る為。強い球が出ます。 = プラスの要素これで、プラスマイナス 0で相殺されてちょうど良いです。
ラフからのピッチエンドランのアプローチの打ち方
ラフからのピッチエンドランの打ち方です。
ラフのポイントは、プラス マイナス = 0 にする。
ラフは、当たり負けをする。 = マイナス要素
当たり負けをしないように、グリップを強く握って当たり負けをしないようにする。 = プラス要素
これで、プラス マイナス = 0 です。
【構え】
グリップは当たり負けをしないように、しっかり握っておきます。
【テークバック】
肩と腕でできた三角形を変えないように体を捻転させてテークバックを行います。
この時も、グリップはしっかり握っています。
【インパクト】
ラフで当たり負けをしないように、グリップをしっかり握っています。
【フォロー】
ラフに当たり負けをしないように、グリップをしっかり握ったまま振り抜きます。
グリップを強く握り、ラフに負けないように振り抜く。 = プラスの要素これで、プラスマイナス 0で相殺されてちょうど良いです。
通常のライのピッチエンドランの打ち方に、オプションでグリップをしっかり握ってラフの抵抗に当たり負けをしないようにすることです。
詳しく解説してある基本のピッチエンドランの打ち方はこちらで復習してください。
ゴルフのスコアメイクはやはりショートゲーム。ゴルフを始めた方やビギナーゴルファーはアプローチを徹底的に行うことによって短期間で5打10打と簡単にスコアを縮めることが出来ます。今回は、基本のアプローチショットの打ち方をご説明し[…]
ラフからのロブショットのアプローチの打ち方
ラフからのフワッと上げるロブショットの打ち方です。
ラフのポイントは、プラス マイナス = 0 にする。
ラフは、当たり負けをする。 = マイナス要素
当たり負けをしないように、フェースを開いてラフに絡まないようにする。 = プラス要素
これで、プラス マイナス = 0 です。
【構え】
スクエアなグリップから
ラフで当たり負けをしてしまうので、
フェースを開いてラフの抵抗をなくして絡まないようにする。
自分から見て、時計の針でいう2時くらいまでフェースを開きます。
【テークバック】
その際にフェースのリーディングエッジは時計の針でいう11時を向きます。
時計の針でいう2時を指してしまうとフェースが閉じてしまうので注意です。
フェースが閉じてしまうと、ラフに絡みやすくなってしまいます。
【インパクト】
ボールの下をくぐらせるようにします。
【フィニッシュ】
ラフで当たり負けをしてしまうことと、フェースを開いていることから、しっかりと振り抜いてください。
フェースを開き、ラフのひっかかりの抵抗を減らす。 = マイナス要素
これで、プラスマイナス 0で相殺されてちょうど良いです。
通常のライのロブショットの打ち方に、オプションでラフで抵抗がある分だけスイングの大きさとスピードを早くして距離を出します。
詳しく解説してある、ロブショットの打ち方はこちらで復習してください。
今回の記事は、ふんわりとボールが上がり。 グリーン上にポトリと落ちてすぐに止まる。上級者の技、【ゴルフ ロブショットの打ち方】をご紹介します。バンカー越えで、バンカーを超えてすぐにピンがある。そんな状況で、上[…]
カラーとグリーンの境目にボールある際の打ち方
なかなか機会が少ないので、どうやって打つんだろう?と悩むことありますよね。
カラーとグリーンの境目とはこんな状況です。
カラーとグリ―ンの境目とは、グリーンには乗っているけどボールがカラーの段差によっかかっている状態です。
グリーンにボールはあるけど、パターのヘッドがカラーに置くような状態です。
カラーとグリーンの境目はなんで難しいのか?
・芯に当てるのが難しくなる。
・クラブを振る際に、カラーの芝にひっかかるなど振りづらくなる。
・芯に当たらないと距離感のズレが大きくなる。
上記の点が挙げられます。
カラーとグリーンの境目にボールがある際の打ち方
カラー部分の芝の長さによってです。
カラー部分の芝が短い・ひっかかりが少ない場合の打ち方
カラー部分の芝が短い場合はそこまで大きく考えません。
打ち方の手順をご説明します。
① アドレス
この時がポイントなのですが、芝に引っかからないようにヘッドを浮かせて構えます。
打つ前に、何回か素振りをしてみてひっかからない高さにパターヘッドを合わせてみてください。
② ヘッドを浮かせた状態からテークバックしていく。
③ カラーを滑らせるようにインパクト
普段より、ボールの上部を打つようになります。いわゆるトップさせて打つことです。
いつもと当たり方が違うので、普段のパター練習などでワザと試して当たり方を確認しておくことです。
④フォロースルー
カラー部分の芝が長い。ひっかりがある場合の打ち方
まずは、パターで打つことを1番に考えます。
そして、ボールがある状況と似た場所で素振りをしてみます。
その時に、芝がひっかかって普通に振れない。
パターがマレット形状だと裏面が広いのでひっかかりが多くなる。
そんな場合は、サンドウェッジ(58度のウェッジ)で私は打ちます。
ソール幅が狭いのでひっかかりを軽減させることができます。
そして、ウェッジのリーディングエッジの部分でボールを打ちます。
リーディングエッジとは、フェースの先端の刃先部分のことを言います。
①アドレス
構えはパターの構え方をします。
その際に、ヘッドを浮かせます。
②テークバック
③インパクト
ボールの上部をトップさせてヒットさせます。
④ フォロースルー
左足下がりの傾斜からのアプローチの打ち方。
この傾斜からのアプローチは難易度高いんです。
左足下がりの傾斜からのアプローチの構え方
ポイントは3つありますので覚えていきましょう。
体のライン
左足下がりの傾斜からのアプローチでは、なるべく傾斜と平行に構えていきましょう。
スタンス幅
左足下がりの傾斜からのスタンス幅は、目安としてはフェアウェイウッドくらいに足幅を広げます。
理由としては、
①傾斜での安定感を作る。
②振り下ろす際に、傾斜なりに振れるように右ひざを傾斜に沿わせて送る為。
ちなみに、同じ距離で通常のアプローチのスタンス幅はこのくらいです。
ボールの位置
左足下がりの傾斜からでのアプローチのボール位置は、両足の真ん中よりボール1個分右足よりに置きます。
理由としては、
右足下がりの傾斜はボールの右側が傾斜で高くなっています。
その為、ダフリやすいです。
ダフリ防止のため、ボール1個分は右足よりにボールを置きます。
② フェアウェイウッド程度にスタンス幅を広げる。
③ ボール位置は両足の真ん中より1個分右足よりに置く。
左足下がりの傾斜からのアプローチの打ち方
そして、肩・腕で出来た3角形をキープしながら捻転をします。
③ ダウンスイング
傾斜に沿ってクラブを振り下ろしていきましょう。
フォロースルーは低く出していきます。
ポイントは左ひざは曲がったままで右ひざを傾斜に押し付けるように送っていきます。
傾斜に沿ってクラブを振っていますから、低いボールが出て当然です。
② アドレスで出来た上体の軸を変えないようにテークバックをする。
③ 右ひざを傾斜に沿って送りながら低くクラブを出していきます。
④ 結果、低いボールが出ます。
左足下がりの傾斜からミスする方に共通すること
左足下がりの傾斜はボールの右側が傾斜で高くなっているのが難しいポイントです。
低いからと言ってボールを体で上げようとすると傾斜と逆行してアッパースイングになってしまいます。
低いボールが出るものだと思って転がして寄せること。
そして、高く上げるならフェースを開いていきましょう。
その為、傾斜と逆行したスイングをしてしまうとダフリやトップのミスがでます。
左足下がりの傾斜からのアプローチからのポイントはまず傾斜に合わせた構えを取ること。
そして、傾斜に沿わせたスイングをすること。
これだけのことをしっかり覚えてください。
左足上がりの傾斜からのアプローチの打ち方
左足上がりの傾斜の打ち方を一から説明します。
・構え方
・スイングの仕方
この2つが変わりますので覚えていきましょう。
左足上がりの傾斜からのアプローチの構え方 5つのポイント
良いアプローチをする為に重要なポイントが沢山ありますので覚えていきましょう。
ポイント① 構え方
左足上がりの傾斜からの構え方は、
シンプルに傾斜と平行に構えることを心がけましょう。
ポイント② スタンス幅
傾斜地で安定感を出すために1足分ワイドスタンスにします。
ポイント③ 重心位置
重心の位置は、右足の内側(くるぶし側)に置く。
ポイント④ ボールの置く位置
両足の真ん中よりボール1個分右足よりに置きます。
ポイント⑤ スタンスの向き
インサイドアウトで振るとボールが右に出てしまう。⇒ その分オープンスタンス量を増やします。
ボール1個分のオープンスタンス
ボール3個分はオープンスタンスにします。
左足上がりの傾斜からのアプローチのクラブ選択
左足上がりの傾斜はそもそも傾斜が打ちあがっている状態です。
傾斜なりに打てば当然高いボールが出てしまいます。
《グリーンエッジからピンが近い場合》
左足上がりの傾斜 ⇒ ボールが高く上がる。
クラブ ⇒ サンドウェッジ(56度、58度)
上がる傾斜と上がるクラブの組み合わせで、ピンが近い場合はサンドウェッジを使う。
《ピンがグリーン中央にある場合》
左足上がりの傾斜 ⇒ ボールが高く上がってしまう。
サンドウェッジを使うと、ボールが上に上がってしまい前に飛ばない。⇒ リスクが大きくなる。
その為、グリーン中央にピンがある場合はアプローチウェッジ(52度)を使う。
《ピンがグリーン奥にある場合》
左足上がりの傾斜 ⇒ ボールが高く上がってしまう。
サンドウェッジで打つと上にばかり上がって前に飛ばない。⇒リスクが大きくなる。
ピンが奥なら転がせる訳なので、ピッチングウェッジを使って楽をする。
どこでも、サンドウェッジだとピンが奥の場合などリスクが大きくなります。
クラブを変えて、打ち方を変えなければ楽をして打つことができます。
構え、クラブ選択を覚えたら最後に左足上がりの傾斜のアプローチの打ち方をマスターしましょう。
左足上がりの傾斜からのアプローチの打ち方
アドレスを取ります。
構えでできた体の軸を変えないように、
傾斜に対して払いながら打っていきます。
注意点は、傾斜に対して打ち込もうとしないこと。
ザックリなどのミスが出やすくなります。
左足上がりの傾斜からのアプローチのスイング軌道
左足上がりの傾斜に沿って打つには、ポイントが2つあります。
・構え方を傾斜に沿わせること
・スイング軌道をインサイドアウトで振ることです。
その為、クラブヘッドをインサイドに上げていくと傾斜なりにスイングすることができます。
その分、アドレスをオープンスタンスにすることは忘れないように!!
アプローチショットの距離感が合わせ方
あのアプローチがもっと寄っていれば簡単に2パットで収められたのに。
そういうアプローチの距離感の合わせ方に困っていませんか?
初心者の方にオススメなアプローチの距離感の合わせ方をご紹介します。
アプローチの距離感が合わないのはこの理由。
距離感が合わないのはこんな理由からです。
ちゃんとヒットできていない。
まずは、芯にヒットできているか確認しましょう。
2、ボールに当たった際のインパクトの感覚がない。
ゴルフはクラブを介してボールを飛ばすスポーツです。
まだ、初心者の方は当たった感触がつかめていないので距離感が合わない。
ボールに当たった感覚が掴めていない。
距離感というだけに感覚が入ってきます。
打つ回数を増やすことで感覚もつかめるようになってきます。
アプローチショットの距離感の合わせ方は2つ
1、感覚で距離感を合わせる。
丸めた紙クズを、2メートル先のゴミ箱にポンとした投げで入れる。
目からの情報であれくらいかな。と合わせて入れる。
こういう感覚です。 ちなみに、プロゴルファーはこのタイプです。
しかし、この方法でアプローチの距離感を合わせられるのは、
80台半ばくらいからのスコアで回っている方からでしょう。
初心者の方は、大きく飛んでしまうと次は緩んでしまったりとこの合わせ方はメンタル的にも良くありません。
2、クラブ、振り幅、スピードを一元化してシステム的に距離を合わせる方法
まずは、アプローチ用のクラブを決める。
そして、振り幅・スピードを決めてシステムで行う距離感の合わせ方。
感覚に頼ることがないので初心者にもっともオススメなアプローチの距離感の合わせ方です。
初心者にオススメのアプローチショットの距離感の合わせ方 3ステップ
芯に当たる当たらないで距離はバラバラになりますが、今回は芯に当たっている前提でお話します。
ステップ ① クラブ選び
まずは、いろいろなクラブを使うと複雑になってしまいます。
その為、アプローチで使うクラブを決めてしまいましょう。
初心者の方に適しているクラブは、
1、アプローチウェッジまたは52°
2、サンドウェッジまたは56°
の2本態勢です。
ステップ ② スイングリズム
携帯などストップウォッチで見ないで3秒測ってみてください。
意外と体内時計が自分の中に備わっていて3秒近くで押せるはずです。
それを利用します。
少しずれても距離は微妙なズレで収まるでしょう。
スイングのリズムはご自身で取りやすいリズムでお任せします。
コマは、1 ・ 2 ・3
一番重要なのは、いつも同じ『 1 ・ 2 ・ 3』を言えることです。
1、構え
2、クラブの引き上げた一番最後の位置
3、振り抜いた一番最後の位置
しかし、リズムなら狂うことが少ないので初心者には適しています。
ステップ ③ スイングの振り幅
最後に、スイングの振り幅です。
リズムはすべて一緒です。
その為、スイングが大きくなるにつれてスイングスピードも上がっていきます。
リズムの場所も合わせて写真を掲載していきます。
スイングの箇所は、4パーツです。
そこに、
2本のクラブ × 4か所のスイング幅合計 8つの距離感がシステム化されます。
【ヘッドの位置がヒザ バージョン】
サンドウェッジで10ヤード
アプローチウェッジで15ヤード
サンドウェッジで20ヤード
アプローチウェッジで30ヤード
サンドウェッジで50ヤード
アプローチウェッジで70ヤード
サンドウェッジで80ヤード
アプローチウェッジで100ヤード
あとの距離感は練習をして感覚をプラスアルファして補っていきましょう。
3つのステップ以外のプラスアルファの距離感の出し方
そこを外的な要因でプラスアルファしてみてください。
・グリーンの柔らかさ・硬さ
・グリーン面が打ち上げ・打ち下ろし
などと、ベースの距離と合わせて計算してみてください。
実際のコースでは、どうやって距離を知る?
実際のコースでは、
・レーザー距離計で正確な距離を知る。
・キャディさんに距離を聞く。
・歩測して距離を測る。
などをして距離をまず知ること。
そして、距離が分かったらどのクラブ・振り幅で振るかを考えて打っていきます。
アプローチでミスをしてしまう方の直し方
そんな方に、多いアプローチのミスを症状別に解説します。
アプローチでダフリが多発してしまう方
アプローチでダフリが多い。
正直、もったいないですね。
アプローチでダフリが出てしまう方はスイングの最下点が手前になっている方です。
原因は3つあります。
原因① 重心が右に残ってダフっている。
原因② 手首がほどけてボールに当たる前に芝に当たってダフる。
原因③ クラブがインサイドから降りすぎる。
アプローチのダフリの原因と直し方。練習方法をご紹介します。
先日のコースレッスンで、グリーン周りでダフリが出てスコアにならない。というお悩みを持つお客様のレッスンを行いました。では、グリーン周りでダフる。それではスコアは良くなりませんね。ダフリといっても何パターンか原[…]
アプローチでザックリをしてしまう方
特に、冬など芝が薄くなる時期に多いのが、アプローチのザックリ。
怖くなって、ボールに綺麗に当てようと思えば思うほど、ボールの手前にザックリする。
ザックリの原因やクラブの当て方が分かればザックリが解消できます。
ザックリの原因と直し方を徹底解説しています。
グリーンを狙ったショットは、残念ながらショートした。ボールは、花道にある。よしっ 寄せるぞ!と意気込んだアプローチショットはボールに当たる前に芝生にグサッ。とクラブが刺さる。ポトンとすぐに落ち2メートルしか飛ばなかっ[…]
アプローチの練習で意識すること
アプローチの練習をする際にどんなことを意識するか?
そのポイントをご紹介します。
アプローチの練習では球の高さを意識する。
アプローチの練習は、ボールの打ち出しの高さを意識することが大切です。
なんでか?
ダフリはすくい打ちだから、ボールが高くなる。
突っ込んでしまうと、ボールが低くなってしまう。
当たり方がまちまちだと、ボールの打ち出しの高さがバラバラになってしまうからです。
当然、距離感も安定しません。
アプローチの練習の仕方。球の高さを意識すると上達する。下記のページで詳しく解説しています。
イケノヤ コーチアプローチの練習を行う際は、球の高さを意識すること。これが非常に大切です。なんで球の高さに意識したほうが良いのか?ドライバーショットは距離が出る為、ミート率より曲がりを気をつけます。[…]
アプローチの打ち方【総まとめ集】のまとめ
いかがでしたか?
アプローチの打ち方の多くのことを載せた記事となっています。
アプローチの基本的なアプローチ打ち方。
上げる。転がすなどの応用のアプローチテクニック。
ロケーションごとのアプローチの打ち方。
アプローチの距離感の出し方。
アプローチのミスにお悩みの方用の症状別の原因と直し方。
多くのゴルフのアプローチの打ち方を詳しくまとめました。
ぜひ、寄せワンを取れるレベルまでいきましょう。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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